AI英語学習はどこまで使える?
英語を話せるようになりたいと思っても、「相手がいない」「間違えるのが恥ずかしい」と感じて、会話練習まで進めない人は少なくありません。そこで気になるのが、AIを英会話相手にする学習法です。『しゃべくり007 偏差値70エリート集団!河野太郎&オリラジ中田敦彦も参戦!!(2026年8月10日放送)』でも、黒岩里奈さんがAIを相手に実践している英語学習が紹介されます。では、実際にどんな使い方ができ、英語学童などとは何が違うのでしょうか。
この記事でわかること
- 黒岩里奈さんが実践するAI英語学習
- ChatGPTで英会話を練習する基本的な方法
- 初心者が使うときのコツと注意点
- 英語学童との役割の違い
黒岩里奈さんが使っていたAIはChatGPT
黒岩里奈さんが実践しているのは、AIを会話相手にして英語を練習する方法です。
放送前に公開された内容では、黒岩さんがAIを相手に英語学習を実践し、スタジオで実際にAIとやり取りすることが明らかになっています。その受け答えを聞いた出演者から「これチャッピー(ChatGPT)がしゃべってるの!?」という反応が出ているため、紹介されるAIがChatGPTであることが分かります。
ここで面白いのは、ChatGPTを「英文を作ってもらう道具」としてだけ使っているわけではない点です。
ChatGPTには音声で会話できる機能があり、話しかけると音声で返答してくれます。つまり、
英語を話す → AIが聞く → 英語で返事が来る → また自分が答える
という会話練習ができます。
英会話というと、人と話す場を用意しなければならないイメージがありますが、スマートフォンなどから1人で会話練習できるのはかなり大きな違いです。
個人的には、ここが一番気になります。
英語が苦手なときほど「正しい文章を作ってから話さないと」と考えてしまいますが、AI相手なら途中で止まっても、言い直しても、それほど気にする必要がありません。
英語を知識として覚えるだけでなく、実際に口から出す回数を増やせるところが、この方法の大きなメリットです。
ChatGPT英語学習は「会話相手を作る」と考えると分かりやすい
ChatGPTを英語学習に使うと聞くと、特別な設定や難しい操作が必要に感じるかもしれません。
しかし、基本的な考え方はシンプルです。
ChatGPTに、
「英会話の練習相手になってください」
と伝え、会話するテーマや自分のレベルを指定します。
たとえば初心者なら、
「私は英会話初心者です。短い英文で話してください」
「旅行で使う簡単な英会話を練習したいです」
「間違えた英語があれば、日本語で簡単に教えてください」
といった形です。
ChatGPTでは、何をしてほしいのかを具体的に伝えるほど、目的に合った回答を得やすくなります。
英語学習でも同じです。
ただ「英語を教えて」と頼むより、
レベル・場面・会話の長さ・間違いを直してほしいか
まで伝えた方が使いやすくなります。
実際、英語教育の現場でも、ChatGPTの音声機能を使ってリアルタイムの会話練習をしたり、質問と回答を繰り返したりする活用例が紹介されています。
たしかにこれは、従来の「単語を覚える」「問題集を解く」とはかなり違います。
自分が話さなければ会話が進まないため、自然とアウトプット中心の練習になるからです。
AIとは実際にどんな英会話をするのか
ChatGPTの強みは、決められた問題だけを解くのではなく、自分が練習したい状況をその場で作れることです。
たとえば旅行英会話なら、
- 空港でチェックインする
- ホテルで部屋について質問する
- 駅で行き先を尋ねる
- 買い物でサイズについて聞く
といった場面を指定できます。
仕事で英語が必要なら、
「初対面の取引先と簡単な雑談をする」
「オンライン会議の冒頭を練習する」
といった設定にもできます。
自分の日常に合わせて内容を変えられるのは、一般的な教材にはない使いやすさです。
さらに、ChatGPTの音声会話では、文字を入力するだけでなく実際に声で会話できます。使用している言語を音声設定で指定することもでき、会話中に別の言語で話すよう依頼することも可能です。
初心者なら、最初から全部英語にする必要もありません。
たとえば、
「質問は簡単な英語にしてください。分からなかったときだけ日本語で説明してください」
という使い方も考えられます。
英語学習でChatGPTを使っている教育者からも、英語で質問することに不安がある学習者には、母語で質問して英語で回答を受け取る方法などが紹介されています。
この柔軟さはかなり便利です。
いきなり外国人と何十分も会話するのはハードルが高くても、「まずAIと1分だけ話す」なら始めやすいと感じる人は多そうです。
初心者は「短く・簡単に・訂正して」と頼むと使いやすい
初めてChatGPTで英会話をするなら、最初から難しい会話に挑戦する必要はありません。
むしろ重要なのは、自分のレベルに合わせてもらうことです。
たとえば次のような条件を付けると、練習しやすくなります。
「中学校で習う程度の単語を中心にしてください」
「質問は1回につき1つにしてください」
「私が答えるまで次へ進まないでください」
「間違いがあったら、会話のあとに直してください」
「1回5分で終わる英会話にしてください」
こうして条件を具体的にすると、自分専用の練習相手に近づけられます。
ChatGPTには学習を支援するStudy Modeもあり、利用できる環境では音声会話と組み合わせて、口頭で説明したり質問に答えたりする学習もできます。
また、毎回同じ条件を入力するのが面倒なら、ChatGPTには自分の希望を事前に設定しておく機能もあります。
ただ、初心者のうちは機能を全部使おうとしなくても大丈夫です。
個人的には、
「5分だけ」「簡単な英語だけ」「間違いを1つだけ教えて」
くらいから始める方が続きやすいと思います。
英語学習は、便利な方法を見つけても続かなければ意味がありません。AIだからこそ、最初から難しくしすぎないことが大切です。
英語学習でAIを使うときは「正解を全部任せない」
ChatGPTは便利ですが、英語の先生そのものと考えるのは注意が必要です。
ChatGPTは、自然な会話や説明ができる一方で、回答を間違える可能性があります。重要な内容については確認が必要です。
たとえば、
「この表現は絶対に正しい」
「ネイティブなら必ずこう言う」
といった形でAIの回答をそのまま暗記するのは避けたいところです。
言葉には、
・国や地域による違い
・相手との関係による違い
・丁寧さの違い
・文化的なニュアンス
があります。
AIとの会話だけでは、こうした人間同士のコミュニケーションを完全に身につけられるわけではありません。
もう1つ気をつけたいのが、個人情報です。
英会話練習だからといって、
氏名、住所、学校名、会社の内部情報などをわざわざ入れる必要はありません。
実際の自分の情報ではなく、
「東京を旅行している人」
「海外出張に来た会社員」
など、架空の設定でも十分練習できます。
AIは練習量を増やすための道具として使い、人との会話や教材と組み合わせる。
このくらいの距離感がちょうどいいと感じます。
英語学童とAI英語学習は役割がまったく違う
今回のテーマでは、英語学童も取り上げられます。
英語学童とChatGPTを使ったAI英語学習は、同じ「英語」に見えても役割がかなり違います。
| 比較 | ChatGPT英語学習 | 英語学童 |
|---|---|---|
| 主な目的 | 個人で会話練習 | 放課後の時間を英語環境で過ごす |
| 会話相手 | AI | スタッフや子ども同士 |
| 時間 | 自分で決めやすい | 通う曜日・時間が決まる場合が多い |
| 場所 | 自宅など | 教室・施設 |
| 人との交流 | 基本的にない | ある |
| 内容 | 自分で変更しやすい | 各施設のプログラムに沿う |
つまり、
ChatGPTは「いつでも付き合ってくれる個人練習相手」
に近く、
英語学童は「実際の人と英語を使う環境」
に近いと考えると分かりやすいでしょう。
どちらが優れているというより、目的が違います。
人前で英語を話すことにまだ抵抗があるなら、まずAIで練習する。
実際のコミュニケーションや集団生活の中で英語を使わせたいなら、英語学童などを検討する。
こう分けて考えると選びやすくなります。
番組の先行情報でも、高額になりやすいインターナショナルスクールとは別の選択肢として、手軽に通える英語学童が取り上げられる予定です。
実際に子どもの英語教育を考えるなら、単純に「英語に触れる時間が長いか」だけではなく、料金、通いやすさ、子どもが楽しめるか、人と話す機会があるかまで確認したいところです。
黒岩里奈さんの具体的な設定と手順は放送前のため未確認
ここは大切なので、はっきり分けておきます。
2026年8月9日夜の時点では、黒岩里奈さんが実際にChatGPTへどのような指示を入力しているのか、どの設定を使っているのかまでは公表されていません。
確認できているのは、
黒岩さんがAIを相手に英語学習を実践していること
そして、
その会話に対して出演者が「チャッピー(ChatGPT)」と反応していること
までです。
そのため、
「毎日○分使っている」
「このプロンプトを入力している」
「この機能を必ずオンにしている」
といった具体的な手順を、現段階で黒岩さんの方法として紹介することはできません。
ここは予想で補わない方がよい部分です。
ただし、ChatGPT自体には音声会話機能があり、言語を設定したり、「英語で話してください」と会話中に指定したりできます。
つまり、黒岩さんとまったく同じ設定が分からなくても、ChatGPTを英会話相手として利用すること自体は可能です。
初めて試すなら、
- ChatGPTで音声会話を始める
- 「英会話初心者です」と伝える
- 練習したい場面を1つ決める
- 短い英語で質問してもらう
- 最後に間違いを直してもらう
というシンプルな流れで十分でしょう。ChatGPTの音声機能は、自然な音声会話を行える機能として提供されています。
英語学習というと、教材を買ったり教室へ通ったりするところから考えがちですが、まず「英語を口に出す時間を増やす」ためにAIを使うという発想は、かなり取り入れやすい方法です。
ただし、AIだけですべてを完結させるのではなく、単語や文法の基礎学習、実際の人との会話と組み合わせることも大切です。
個人的には、ChatGPT英会話の最大の魅力は「完璧に話せるようになること」よりも、間違いを気にせず英語を話し始めるきっかけを作れることだと感じます。
「英語は勉強してきたのに、話そうとすると言葉が出てこない」という人ほど、まず短い会話から試してみる価値はありそうです。
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