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ボウケンノモリやまぞえの料金・予約・場所|放置林から始まった伴戸忠三郎の森林ビジネス【がっちりマンデー!!】

おでかけ

放置された山林を「人が集まる森」に変えたボウケンノモリ

2026年9月13日放送のTBS「がっちりマンデー!!」では、「公園ビジネス」をテーマに、遊具メーカーや造園会社、森林を活用したアドベンチャーパークが紹介されます。

中でも大きく取り上げられるのが、株式会社冒険の森の代表・伴戸忠三郎さんです。番組では、放置された森林を多くの人が訪れる場所へ変えた取り組みと、自然の地形や樹木をそのまま生かしたアスレチックづくりに迫ります。

その原点となったのが、奈良県山添村にある第1号店「ボウケンノモリ やまぞえ」。ここでは現在も樹上アスレチックや140mのジップラインを体験できます。

この記事でわかること

  • ボウケンノモリやまぞえの場所・営業時間
  • アスレチックの料金と予約方法
  • 伴戸忠三郎さんが放置林を事業化した経緯
  • 番組で紹介される「年間10万人」の意味

ボウケンノモリやまぞえの場所・料金・営業時間

「ボウケンノモリ やまぞえ」は、奈良県山辺郡山添村三ヶ谷1680にあります。名阪国道の神野口ICを降りてすぐの場所で、奈良だけでなく大阪・三重・京都方面からも車でアクセスしやすい立地です。

営業時間は平日10時~17時、土日祝日は9時~17時。最終受付はいずれも15時で、定休日は火曜日と水曜日です。祝日やお盆期間は扱いが異なる場合があります。駐車場も用意されています。

2026年9月現在、メインとなるアドベンチャーコースの料金は1人3,000円、GWなどの繁忙期は3,500円です。身長140cm以上、体重120kgまでが条件で、所要時間は約2時間となっています。

5歳から参加できるチャレンジコースは2,000円、繁忙期は2,500円。身長110cm以上が条件で、所要時間は約1時間です。

さらに、谷を越えて滑る140mペアジップラインは1,000円。アドベンチャーコースまたはチャレンジコースと一緒に体験する場合は通常800円ですが、繁忙期は通常料金になります。

バッグジャンプとトランポリンは、それぞれ500円です。

予約は公式サイトからできる

ボウケンノモリやまぞえは、事前予約をしてから訪れるのがおすすめです。

公式サイトではアドベンチャーコースとチャレンジコースから「WEB予約」へ進めるようになっています。1日に体験できる人数には限りがあり、予約なしの場合は長時間待ったり、満員で体験できなかったりする可能性があると公式FAQでも案内されています。

特に土日祝日や大型連休は、現地へ向かう前に空き状況を確認しておいた方が安心です。

また、アスレチックでは運動靴と動きやすい服装が必要です。スカート、サンダル、クロックス、ヒールなどでは参加できず、安全のため軍手またはグローブの着用も必要とされています。

2008年に山添村から始まった冒険の森

現在は各地に施設を展開しているボウケンノモリですが、その第1号店が「やまぞえ」です。

株式会社冒険の森が2024年に発表した資料によると、現在の施設がある場所は、もともと名阪国道のサービスエリア計画地として買収されたものの、事業が中止され、利用されないまま残されていた山でした。

そこに2008年4月、森林を利用したアドベンチャーパークが誕生します。

単に森を切り開いて大型施設を建設するのではありません。

既存の木や斜面などを利用し、樹上にアスレチックを設けることで、「森そのもの」を観光資源へ変えたところが、この事業の大きな特徴です。

現在のやまぞえにはアドベンチャーコース、チャレンジコース、140mペアジップライン、バッグジャンプ、トランポリンなどが設けられています。

伴戸忠三郎さんは祖父から山林を受け継いだ

事業を立ち上げた伴戸忠三郎さんにとって、山添村の森林は単なる事業用地ではありませんでした。

伴戸さんは2002年、祖父の他界をきっかけに名阪国道沿いの森林を相続しています。

本人へのインタビューによると、飲食店やウエディングなどサービス業に携わってきた伴戸さんが、「この森をどう使うか」を考える中でヨーロッパのアスレチックパークを知ったことが転機になりました。

そこから道具や重機の扱いを独学で学び、約4年をかけて森林型アドベンチャーパークを形にしていきます。2008年に山添村で開業した後、森林の新しい活用方法として注目され、自治体から施設開発を依頼されるまでになりました。

現在の株式会社冒険の森は、レジャー施設の開発・運営だけでなく、森林空間のブランディング、建築、冒険教育なども事業としています。会社自体は2011年3月に設立され、伴戸さんが代表を務めています。

「遊ぶ人」が増えるほど森林を整備できる仕組み

冒険の森が特徴的なのは、森林を整備してから観光施設を造るだけではなく、施設の収益を森林管理へ戻す仕組みを考えている点です。

森林は放置すると木が密集し、間伐や倒木への対応など継続的な管理が必要になります。しかし、森林整備だけでは費用を生み出しにくいという問題があります。

そこで伴戸さんは、森林そのものをアドベンチャーパークとして利用し、来場者を集めて収益と雇用を生み、その人員と資金を森林整備にも活用する形を作りました。

株式会社冒険の森も現在、「放置された森林を笑顔で満たすプロジェクト」を掲げ、未活用の森林を「使いながら守り、次の世代へつなぐ」取り組みを続けています。

つまり、アスレチックは森を消費する施設ではなく、森を維持していくための収益源にもなっているわけです。

番組の「年間10万人」は山添店だけの数字ではない

「がっちりマンデー!!」の番組予告には、「放置された森林を年間10万人が訪れる大人気スポットに変えた」とあります。

ここは少し注意したいところです。

伴戸さんが2021年に受けたインタビューでは、2020年の訪問者数について8万人、2021年には10万人突破を見込んでいると説明しています。さらに同じインタビューでは「直営施設の運営を中心にした10万人の来場者」と表現されています。

一方、株式会社冒険の森が2018年に公表した資料では、山添村の施設単体について年間来場者数は2万人超とされています。

そのため、番組予告にある「年間10万人」を「ボウケンノモリやまぞえ1施設だけで年間10万人」と断定するのは適切ではありません。

10万人という数字は、伴戸さんが築いてきた冒険の森の直営施設・事業全体の規模を示す数字として理解するのがより正確です。

現在は全国各地へ広がるボウケンノモリ

山添村から始まった取り組みは、その後、大阪府能勢町、岡山県真庭市、岐阜県郡上市などへ広がりました。

現在の公式サイトでは、大阪、京都、愛知、兵庫、富山、石川、奈良、岡山、福岡など各地の施設が案内されています。森林の中だけでなく、長居公園や万博記念公園など都市部へ展開した施設もあります。

さらに伴戸さんは、アドベンチャーパークなどの安全検査に関する国際資格「ACCT Professional Inspector Level 1」を保有。施設の施工だけではなく、運営、メンテナンス、安全管理まで事業領域を広げています。

1つの放置林を何とか活用しようと始まった取り組みが、森林活用そのものを仕事にする会社へ成長したことになります。

まとめ

「ボウケンノモリ やまぞえ」は、奈良県山添村にある株式会社冒険の森の第1号施設です。

2008年、利用されなくなっていた山林を活用してスタートし、現在は樹上アスレチックや140mのペアジップラインなどを楽しめるアウトドア施設になっています。

アドベンチャーコースは通常3,000円、チャレンジコースは2,000円。名阪国道・神野口ICから近く、公式サイトからWEB予約もできます。

そして「がっちりマンデー!!」で注目されるのは、単に人気アスレチックを作ったという話だけではありません。

人が来なくなった森林に「遊ぶ」という価値を加え、そこで得た収益や人材を森林管理へ戻す。伴戸忠三郎さんが山添村から始めたこの循環型の仕組みこそ、「放置された森林を笑顔で満たす」という冒険の森の中心にあるビジネスです。

参考リンク

がっちりマンデー!! 2026年9月13日放送内容|TBSテレビ

ボウケンノモリ やまぞえ公式サイト

株式会社冒険の森 会社概要


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