あきる野市・浅野養鶏場が育てる希少な「東京しゃも」
2026年9月12日放送の日本テレビ「オー!マイゴッド!私だけの神様、教えます」では、東京都あきる野市の浅野養鶏場に密着します。登場するのは、江戸の軍鶏文化を受け継ぐブランド鶏「東京しゃも」。番組公式では、現在育てている養鶏場はわずか2軒と紹介され、ヒナの健康状態を気遣いながら育てる現場が取り上げられます。
この記事でわかること
- 浅野養鶏場の場所とアクセス
- 東京しゃもを買える店と通販方法
- 加賀屋「究極地鶏 東京しゃも」9,000円セットの内容
- 浅野良仁さんと東京しゃもが希少な理由
浅野養鶏場の場所は東京都あきる野市菅生347
番組で「東京しゃもの神」として飼育現場が紹介される浅野養鶏場は、東京都あきる野市にあります。
所在地は東京都あきる野市菅生347。東京都の農林水産情報を発信する「TOKYO GROWN」では「浅野養鶏所」の名称で掲載され、圏央道・日の出ICから車で約5分、駐車場は3台と案内されています。
浅野養鶏場は東京しゃもの生産地であるだけでなく、卵の販売でも知られる養鶏場です。ただし、東京しゃもの精肉については「養鶏場へ行けば常時その場で買える」とは確認できません。精肉を確実に購入したい場合は、後述する公式取扱店を利用するのが分かりやすいでしょう。
東京しゃもの通販は加賀屋で可能、9,000円セットは現在品切れ
東京しゃもを自宅で食べたい場合、有力なのが東京・新橋の鳥肉問屋「加賀屋」です。
加賀屋では「究極地鶏 東京しゃも」というセット商品を9,000円で扱っています。内容は、1羽分を職人が解体したもので、
もも正肉2枚、むね正肉2枚、ささみ2本、レバー、ハツ、砂肝、手羽などがセットになっています。
電話注文とWeb購入の両方に対応していますが、2026年9月10日の確認時点では、公式通販ページに「現在在庫切れ」「現在品切れ中」と表示されています。希少な鶏だけに、欲しい時に必ず購入できる商品ではありません。
加賀屋の店舗は東京都港区新橋3-6-6。JR新橋駅烏森口から徒歩約3分、都営三田線内幸町駅A1出口からも徒歩約3分です。店頭では東京しゃもの各部位も取り扱っています。
つまり、通販で狙う場合は「究極地鶏 東京しゃも」の在庫復活を確認するのが一つの方法です。9,000円という価格は丸ごと1羽分に近い構成のセット商品であり、東京しゃもの肉そのものが一律9,000円という意味ではありません。
東京しゃもを買える店は新橋・築地・日本橋などにもある
東京しゃもの公式取扱情報には、加賀屋以外にも複数の小売店が掲載されています。
主な店舗として、新橋の「加賀屋」、築地の「鳥上商店」「鳥藤」、日本橋高島屋の「鳥芳 日本橋店」、新宿高島屋の「鳥芳 新宿店」などがあります。また、あきる野市のJA秋川「秋川ファーマーズセンター」でも、浅野養鶏場が飼育した東京しゃもの冷凍肉を販売すると案内されています。
ただし、東京しゃもは大量生産される一般的な鶏肉とは流通事情が違います。来店前に在庫を確認しておくほうが安心です。
TOKYO GROWNでも、浅野養鶏場産のもも肉250gとむね肉250gを組み合わせた「東京しゃも500gセット」が紹介され、その取扱先として加賀屋が案内されています。
東京しゃもは軍鶏の血を75%受け継ぐ東京都のブランド鶏
東京しゃもが普通の鶏と大きく違うのは、その成り立ちです。
農林水産省によると、改良した純系軍鶏とロードアイランドレッドを交配し、さらに純系軍鶏を戻し交配することで、軍鶏の血を75%受け継ぐように作られています。
筋肉が発達し、肉はよく締まり、しっかりした歯ごたえを持つのが特徴です。2019年には農林水産省の地理的表示(GI)保護制度にも登録されました。
東京しゃもが生まれた背景には、江戸時代から続く軍鶏料理の文化があります。
戦後になると、短期間で大量生産できるブロイラーが鶏肉市場の中心となりました。その一方で「昔ながらのおいしい鶏肉を復活させたい」という声が高まり、旧東京都畜産試験場が研究を進めます。
1982年に純系軍鶏に近い肉質を持たせる交配方法が確立され、1984年から「東京しゃも」の名称で流通が始まりました。
一般的な鶏より長く育てるから肉の味が濃くなる
東京しゃもは、一般的なブロイラーとは育て方も違います。
東京都農林水産振興財団によると、東京しゃもはおよそ120~150日かけて飼育されます。資料では20週齢の東京しゃもと8週齢のブロイラーが比較されており、東京しゃもの胸肉は脂肪が少なく、加熱した際の肉汁の損失も少ないという特徴があります。
肉の色も赤みが強く、噛んだ時の弾力があり、鍋料理では濃いだしが出ます。
番組公式では、飼育日数だけでなく、飼育密度や専用飼料など複数の条件をクリアする必要があり、2026年9月時点で育てている養鶏場はわずか2軒と紹介されています。流通量が限られるのも、この手間のかかる生産方法が理由の一つです。
浅野良仁さんは東京しゃも生産組合の組合長を務めてきた生産者
浅野養鶏場で東京しゃもを育ててきたのが浅野良仁さんです。
東京都農林水産振興財団の「TOKYO GROWN」では、浅野さんは東京しゃも生産組合の組合長として紹介されています。
浅野さんがあきる野市で養鶏を始めたのは、1964年の東京オリンピックの年。養鶏に適した土地を求め、埼玉や神奈川も含めて約1年探した末、この場所を選びました。
決め手になったのは養鶏場の背後にある山と南側の地形です。山が北風を遮り、南側には川や田んぼがあり、空気が流れやすい。さらに南斜面で水はけがよく、鶏の病気につながりにくい環境だったといいます。
単に東京都内で鶏を飼っているから「東京しゃも」なのではなく、鶏を育てる土地そのものまで考えて選ばれていることが分かります。
玉ひでなど一流料理店が東京しゃもを使う理由
番組概要に登場する「創業1760年の親子丼の名店」は、人形町の老舗鳥料理店「玉ひで」です。
玉ひでは東京しゃもを使った親子丼を提供しており、2026年時点の「元祖親子丼厳選」は2,800円。東京しゃもの胸肉ともも肉を使っています。
東京しゃもは脂の多さで強い味を出すタイプではありません。赤身が濃く、身が締まり、肉そのもののうま味を感じやすいのが特徴です。
そのため親子丼だけでなく、しゃも鍋、焼き鳥、スープなど、鶏そのものの味やだしを生かす料理に向いています。
浅野良仁さん自身は、東京しゃもの食べ方としてアルミホイルで包んだ蒸し焼きや煮物をすすめています。脂が少ないため、火を入れすぎて硬くするより、水分を残しながらじっくり調理するのがポイントです。
まとめ
9月12日の「オー!マイゴッド!」で紹介される東京しゃもの飼育現場は、東京都あきる野市菅生347の浅野養鶏場です。
東京しゃもは軍鶏の血を75%受け継ぎ、一般的なブロイラーより長い期間をかけて育てられる東京都のブランド鶏。2026年9月の番組公式情報では、生産する養鶏場はわずか2軒とされるほど希少です。
購入するなら、新橋の加賀屋をはじめ公式取扱店があります。加賀屋では通販用の「究極地鶏 東京しゃも」9,000円セットも用意されていますが、確認時点では品切れ中です。
1760年創業の玉ひでをはじめ、料理人が東京しゃもを選ぶ背景には、江戸の軍鶏文化を受け継いだ強いうま味と、長期間じっくり育てた独特の肉質があります。番組では、その味を支える浅野養鶏場の飼育現場が大きな見どころとなりそうです。
参考リンク
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