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日都産業・西尾幸三の遊具開発術|グローブジャングルと「カエルが虎に変身」のコスパ設計【がっちりマンデー!!】

企業・新技術

公園の「あの遊具」を生み出してきた日都産業の開発現場

2026年9月13日放送のTBS「がっちりマンデー!!」では、公園ビジネスの企業として日都産業が登場します。VTR出演するのは西尾幸三さん。羽村市の行政視察資料では、日都産業の営業本部長として紹介されている人物です。番組では、昔から親しまれてきた回転式ジャングルジムに加え、「カエルが虎に変身!?」という遊具のコスパ開発術や、ボツを恐れずアイデアを形にする開発現場に迫ります。

この記事でわかること

  • 日都産業が生んだグローブジャングルとは何か
  • 番組の「カエルが虎に変身」が示す遊具開発の考え方
  • 試作品を社員や子どもが実際に遊んで試す開発方法
  • 日都産業の遊具を購入・導入するときの問い合わせ方法

グローブジャングルは日都産業が生んだ回転式ジャングルジム

公園で「地球儀」「ぐるぐる」などと呼ばれてきた球形の回転遊具には、「グローブジャングル」という正式名称があります。

日都産業によると、球形のジャングルジムに「回す」「つかまる」という遊びを組み合わせた、同社オリジナルの遊具です。現在も「RT-01 グローブジャングル」として製造・販売され、対象年齢は6~12歳。高さのある球体を中心軸で回転させる構造になっています。

開発されたのは1950年代です。

日都産業の公式情報では、企業情報ページが1953年、2024年の紹介記事が昭和32年=1957年としており、社内の公式資料でも年の表記には違いがあります。そのため、開発年については無理に1年へ断定せず「1950年代に開発された」と理解するのが安全です。一方で、日都産業が世界初の球形回転式ジャングルジムを開発したという点は公式情報で一貫しています。

昔から公園にあった遊具が、実は日本のメーカーによるオリジナルだったというのは、この回の大きな見どころになりそうです。

「カエルが虎に変身」は同じ仕組みを別デザインへ展開する発想

番組予告には「カエルが虎に変身!?遊具日本最大手の(秘)コスパ開発術!」という印象的な表現があります。

ただし、ここは番組予告と日都産業公式の商品情報を分けて考える必要があります。

日都産業の公式サイトでは、幼児向けの揺れる遊具「リンクミニ かえる」が実際に掲載されています。対象年齢は3~6歳で、本体はFRP、回転部分には無給油ベアリングを使用しています。

一方、公式サイト上では、番組予告にある「虎」と同一の商品を確認できません。

そのため、「リンクミニ かえるそのものを塗り替えて虎として販売している」と放送前の段階で断定することはできません。

ただ、日都産業の「リンクミニ」シリーズでは、基本となる揺れる仕組みを生かしながら、馬、ラッコ、カエル、カタツムリ、船、新幹線、恐竜など、外観のモチーフを幅広く展開しています。公式の商品説明でも、ラッコについて「塗装次第でパンダにも変身」、新幹線についても「塗装次第で、色んな乗り物に変身できます」と案内されています。

つまり、毎回まったく別の機構をゼロから開発するのではなく、長く使える基本構造を生かし、デザインや外装を変えて新しい商品へ展開できるのが日都産業の強みです。

番組の「カエルが虎に変身」という表現も、こうしたコストを抑えながら商品の種類を増やす発想と関係して紹介されると考えるのが自然です。

試作品は社員自身が遊び、子どもにも試してもらう

日都産業の商品開発で特徴的なのが、実際に「遊ぶ」ことです。

新しい遊具の試作品ができると、羽村工場の脇に設けられたテストコースへ持ち込み、まず社員が自分で乗ったり、ぶら下がったり、走ったりして動作や安全性を確認します。

さらに、必要に応じて実際の子どもにも遊んでもらい、大人だけでは気づけない使い勝手や反応を確かめます。

日都産業自身も、試作品すべてが商品になるわけではなく、「ボツになった遊具も多数ある」と明かしています。

番組予告にある「ボツにもめげないアイデア連発!」は、まさにこの開発文化を表したものです。

机上で図面を完成させて終了ではありません。

デザイナーがスケッチを描き、模型を作り、場合によっては人が実際に乗れるほどの実寸に近い試作品まで製作。乗って、動かして、安全性や面白さを確かめ、改良を繰り返します。

「大人自身が本当に遊びたいと思えるか」という感覚も大切にされています。

羽村工場で製造から検査まで行う

日都産業は1939年創業。本社は東京都杉並区にありますが、実際に遊具を製造しているのは東京都羽村市の羽村工場です。

所在地は東京都羽村市神明台4-5-1。

公式FAQによると、遊具は羽村市の自社工場で製造・検査しており、ごく一部の部品を除いて国内製造です。

遊具は屋外で長期間使われ、しかも子どもが勢いよく乗ったり、ぶら下がったりします。

そのため、可動する遊具では通常より厳しい条件を設定した耐久試験を実施。本体や消耗部品の耐久性を確認し、オリジナル部品については強度試験も行います。

一見シンプルな公園遊具でも、デザイン、試作、溶接、塗装、安全検査、現地施工まで多くの工程が積み重なっています。

グローブジャングルは今も購入できる

グローブジャングルは昔の遊具ではなく、現在も日都産業の正式商品です。

ただし、一般家庭向け通販商品ではありません。

公園、学校、幼稚園、保育園などへの設置を前提とした設備のため、購入を検討する場合は設置地域を担当する日都産業または販売店へ問い合わせます。

公式FAQでは、見積もりは無料。納期は製品や地域によって異なり、設置工事についても相談可能としています。全国の販売店が公式サイトで案内されています。

また、自治体のキャラクターなどを使ったオリジナル遊具の特注も相談できます。

単に完成品を売るメーカーというより、「その公園にどんな遊具が必要か」から一緒に考える会社という側面が大きいことがわかります。

まとめ

2026年9月13日の「がっちりマンデー!!」に登場する日都産業は、グローブジャングルをはじめ、公園で長年親しまれてきた遊具を生み出してきたメーカーです。

番組の「カエルが虎に変身」という表現について、現時点で日都産業公式から虎の商品までは確認できません。一方で、同社のリンクミニシリーズには、共通する仕組みを生かしながら外観やキャラクターを変える開発手法が実際に存在します。

さらに、試作品を社員自身が遊び、時には子どもにも試してもらい、ボツを繰り返しながら商品へ仕上げるのも日都産業らしいところです。

普段は何気なく通り過ぎている公園の遊具。その裏側には、何十年にもわたる改良と「どうすればもっと遊びたくなるか」を考え続けるメーカーの仕事があります。

参考リンク

がっちりマンデー!! 2026年9月13日放送内容|TBSテレビ

日都産業「グローブジャングルができるまで」

日都産業公式サイト・企業情報


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