「献上桃の郷」桑折町で早生桃はつひめ300個を収穫
2026年9月13日放送のテレビ東京「種から植えるTV」では、児嶋一哉さんとドランクドラゴン鈴木拓さんが福島県桑折町で桃の収穫から選果、箱詰めまでを体験します。収穫するのは福島県生まれの早生品種「はつひめ」300個。さらに1日17万個もの桃を扱う巨大選果場へ入り、光センサーによる糖度判定やプロによる最終選別など、私たちの手元へ桃が届くまでの工程をたどります。
この記事でわかること
- 桑折町産「はつひめ」を購入できる場所
- はつひめの収穫時期と品種の特徴
- 光センサー選果機で桃を選別する仕組み
- 放送日の9月13日に桑折町で買える桃の品種
はつひめは桑折町の直売所で購入できる
出典:テレビ東京「種から植えるTV」2026年9月13日放送回
桑折町で桃を直接購入する代表的な場所が、JAふくしま未来の「桑折フレッシュBOX」です。
所在地は福島県伊達郡桑折町字舘28。桑折町が2026年7月に公開した案内では、桃シーズン中は農家が自分で箱詰めして持ち込む贈答用桃や小分け桃のほか、家庭用として人気の「茶箱」も販売されています。2026年7月時点の茶箱は税込1,200円、5月の降ひょうで傷が付いた「ひょう害果」は税込1,000円でした。
同じ施設では、光センサーなどを使って共選された贈答向け桃も販売。2026年の案内では特秀2玉1,300円、特秀1.7kg・8玉2,300円、3kg入り3,700円からなど、玉数や大きさによって価格が設定されていました。発送手続きも可能です。価格はシーズンによって変わる可能性があります。
もう一つ、桑折町には伊達果実農業協同組合系の農産物直売所「だてかベジフル」があります。住所は桑折町大字谷地字南9-1。桑折町公式では、桑折フレッシュBOXとともに町内で桃を購入できる直売所として紹介されています。
はつひめの旬は6月下旬から7月上旬
番組の放送日は9月13日ですが、「はつひめ」の旬が9月という意味ではありません。
桑折町公式の品種カレンダーでは、はつひめを含む早生桃の出荷は6月下旬から7月下旬。なかでも、はつひめは桑折町の桃シーズンのトップバッターを務めます。
2026年はJAふくしま未来の東部広域共選場で6月25日に共選がスタートし、翌26日から県内市場やJA直売所への出荷が始まりました。JAは7月1日ごろに最盛期を迎えると見込んでおり、2026年度の伊達地区管内だけで276トンの出荷を予定していました。
桑折町でも6月29日時点で直売所に「はつひめ」が並び始め、本格的な出荷期を迎えています。つまり、番組を見て「はつひめを食べてみたい」と思った場合、翌年は6月下旬から7月上旬に販売情報を確認するのが狙い目です。
はつひめは「あかつき」から生まれた福島県オリジナル品種
「はつひめ」は福島県果樹研究所が育成した桃で、桑折町を代表する「あかつき」と「はつおとめ」を交配して誕生しました。
早生品種の中でも比較的早く熟し、大きな果実に育つのが特徴です。桑折町は、はつひめを品質の高い大果の品種として紹介しています。
JAふくしま未来によれば、早生桃としては大玉で、果汁が多く豊かな香りを持つのが特徴。2026年産は春先の天候と適度な雨に恵まれ、色づきや玉張りも良く、十分な甘味に仕上がったとされています。
桑折町公式も2026年の収穫期に「やさしい甘さと豊かな香り」が魅力と紹介しており、本格的な桃シーズンの始まりを告げる存在です。
1日17万個を扱う巨大選果場で糖度まで測定
今回の「種から植えるTV」で、収穫と並ぶ大きな見どころが選果場です。
番組では「1日17万個」の桃を扱う巨大選果場へ入り、桃の甘さをどのように判定し、全国へ送り出しているのかを紹介します。児嶋さんと鈴木さんも最終選別と箱詰めを体験します。
桑折町ではJAふくしま未来と伊達果実農業協同組合が光センサー選果機を導入しています。
JAふくしま未来が2026年6月に公開した「はつひめ」の共選作業でも、まず作業員が一玉ずつ品質を確認し、その後、光センサー選果機で糖度や品質を測定して箱詰めしていることが確認できます。
桃は外から見ただけでは甘さを判断するのが難しい果物です。そこで果実を切らずに内部品質を調べられる光センサーを使い、大量の桃を一定の基準で選別します。
ただし、番組予告が「ハイテク機械とプロの目利き」と表現している通り、機械だけで完結するわけではありません。
最後には人が桃の状態を確認し、美しい状態で消費者へ届けるための箱詰めまで行います。番組で鈴木さんの「意外な才能」が発揮されるのも、この最終工程です。
2026年は降ひょう被害を受けた桃も販売
2026年の桑折町周辺では、5月の降ひょうによって一部の桃園が被害を受けました。
JAふくしま未来は、傷が付いた桃についても販売できる体制を整え、JA直売所や提携JAなどで販売を進めています。味に問題がない果実を廃棄せず、生産者の経営支援につなげる取り組みです。
桑折町の直売所では「ひょう害果」として通常の家庭用桃より安く販売されました。2026年7月の案内では1箱税込1,000円。表面に傷やへこみがあっても味は通常品と変わらないと桑折町は説明しています。
番組予告にある「桃農家を襲った大ピンチ」というテーマとも重なる、2026年の桃づくりを語るうえで欠かせない出来事です。
放送日の9月13日は極晩生桃のシーズン
9月13日の放送を見てすぐ桑折町へ行く場合、「はつひめ」はすでにシーズンを終えています。
しかし、桑折町の桃そのものが終わっているわけではありません。
桑折町では、はつひめから始まり、日川白鳳、暁星、あかつき、まどか、川中島白桃などへ品種が次々と切り替わります。9月上旬から下旬には「黄貴妃」「幸茜」「伊達彼岸」「さくら」「西王母」などの極晩生品種が出荷されます。
さらにJAふくしま未来の桑折地区直売所は、2026年は9月13日まで共選桃を扱う直売所を営業すると案内しています。奇しくも番組放送日と同じ日です。フレッシュBOXは農家持ち込みの桃も扱うため、当日の入荷状況を確認してから向かうのが確実です。
まとめ
「種から植えるTV」で児嶋一哉さんと鈴木拓さんが300個を収穫する「はつひめ」は、桑折町の桃シーズンの幕開けを告げる福島県オリジナル品種です。
2026年は6月25日に共選が始まり、7月1日ごろが最盛期。購入するなら桑折フレッシュBOXなど町内直売所が代表的な場所です。
さらに番組では、1日17万個もの桃を扱う巨大選果場へ潜入。光センサーによる糖度・品質判定と人による最終確認、箱詰めまでを体験します。
「収穫したら終わり」ではなく、畑で育った桃が選別され、美しい状態で箱に収まり、全国へ届けられるまで。その一連の流れまで知ると、「献上桃の郷」桑折町の桃づくりのすごさがより伝わってきます。
参考リンク
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