横浜中華街で「人気なし」と自分で書いてしまう龍興飯店
2026年10月6日放送のテレビ東京系『ありえへん∞世界』では、神奈川県横浜市の「自らの料理を『人気なし』と記載する正直すぎる中華料理店」が登場します。番組公式が予告しているこの店として知られるのが、横浜中華街・香港路にある「龍興飯店(ろんしんはんてん)」です。
龍興飯店のメニューには、「大人気」の横に「人気なし」「癖あり」といった、普通の飲食店なら隠したくなりそうな言葉が並びます。しかし、これには食べ放題店だからこその理由がありました。
この記事でわかること
・龍興飯店が「人気なし」とメニューに書く本当の理由
・どんな料理に「人気なし」「癖あり」が付いているのか
・130品オーダー式食べ放題の現在の料金
・龍興飯店の場所、営業時間、予約方法
「人気なし」は料理がまずいという意味ではない
出典:龍興飯店 公式サイト
龍興飯店で話題になったのが、料理写真の横に書かれた「人気なし」という表記です。
過去にテレビ朝日『ナニコレ珍百景』が取材した際には、「高菜入り豆腐煮込み」などに「人気なし」、「牛肉の海鮮ソース炒め」には「人気なし」「癖あり」といった表示が付けられていました。
実際に食べた出演者からは、おいしいという反応も出ています。
つまり、
「人気なし=店がおいしくないと認めている」
という意味ではありません。
理由は「食べ残しを減らしたい」から
なぜ店が自分から不利になりそうな言葉を書くのか。
その理由を店長は、食べ放題ならではの「食べ残し」にあると説明しています。
龍興飯店では非常に多くの中華料理から好きな品を注文できます。
知らない料理を見て、
「とりあえず頼んでみよう」
と注文したものの、香りや味が好みに合わず大量に残してしまう客もいました。
そこで店側が、
・大人気
・人気なし
・癖あり
・オリジナル
などをあらかじめ表示。
料理の特徴を注文前に分かりやすくすることで、食べ残しを減らそうとしたのです。
普通ならマイナス情報を隠したくなるところを、あえて先に知らせる。
それが「正直すぎる中華料理店」と呼ばれる理由です。
「冷凍品」とまで書いてしまう
正直さは「人気なし」だけではありません。
過去の取材では、
「モチ米団子」には「冷凍品」
と記載。
さらに料理によっては「癖あり」と表示するなど、客が注文前に特徴を判断できるようにしていました。
飲食店のメニューでは、
「店長おすすめ」
「人気No.1」
「絶品」
といったプラスの言葉を使うのが一般的です。
龍興飯店はその逆。
「この料理はあまり注文されません」
という情報まで出してしまいます。
ところが、この正直さそのものが店の名物となりました。
人気メニューにはしっかり「大人気」
すべての料理を控えめに紹介しているわけではありません。
過去のメニューでは、
・北京ダック
・エビのチリソース
など人気の高い料理には、きちんと「大人気」と表示されています。
特に龍興飯店はオーダー式食べ放題が中心。
注文を受けてから料理を提供するスタイルなので、料理を一度に大量に取ってくるビュッフェとは違い、少しずつ多種類を楽しみやすくなっています。
現在の公式サイトでも北京ダック、手作り小籠包、麻婆豆腐など、多数の料理を食べ放題メニューとして案内しています。
現在は130品食べ放題2,475円のコースも
龍興飯店の公式予約ページでは、2026年10月時点で「130品食べ放題&ドリンクバー」のコースを2,475円(税込)で案内しています。
ほかにも、
・平日限定60品食べ放題
・130品食べ飲み放題
・フカヒレ姿煮付きコース
・150品のプレミアム食べ飲み放題
などがあります。
コース内容や料金は変更される場合があるため、予約時に最新情報を確認するのが確実です。
公式サイトでは、時間無制限の食べ放題を店の大きな特徴として打ち出しています。
北京ダックも食べ放題メニューに含まれる
食べ放題の中でも目を引くのが北京ダックです。
龍興飯店では専用の窯でローストした北京ダックを食べ放題メニューとして提供しています。
ほかにも、
・手作り小籠包
・エビ料理
・チャーシュー
・麻婆豆腐
・点心
・デザート
など、中華料理の定番が幅広く揃います。
そのため「人気なし」の料理ばかりが並ぶ変わった店ではありません。
約130品という非常に多い選択肢があるからこそ、人気やクセを分かりやすく表示する必要が出てきたわけです。
日本国内の食材を9割以上使用
横浜中華街の公式店舗紹介では、龍興飯店について「日本国内の食材を9割以上使用するお店」と紹介しています。
店が掲げる理念は、食を通じて人を幸せにすること。
奇抜なメニュー表示ばかりが注目されますが、店自体は広東料理・飲茶を中心とした中華料理店です。
横浜中華街には数多くの食べ放題店があります。
その中で龍興飯店は、
「料理の種類が多い」
だけではなく、
「正直に特徴まで書く」
ことで他店とは違う存在になっています。
龍興飯店は2011年オープン
店舗情報では、龍興飯店のオープンは2011年4月19日とされています。
横浜中華街の香港路で営業を続け、現在は広東料理・飲茶の食べ放題専門店として利用されています。
2026年10月6日の『ありえへん∞世界』で再び紹介されることで、「人気なし」という強烈なメニュー表記を初めて知る人も増えそうです。
ただ、その背景を知ると単なる笑い狙いではありません。
大量廃棄を減らしたい。
客にも無理に注文してほしくない。
そんな実用的な理由から生まれた表示です。
龍興飯店の場所・営業時間
龍興飯店は横浜中華街の香港路にあります。
・店名:龍興飯店
・住所:神奈川県横浜市中区山下町147-1
・電話:045-681-3878
・営業時間:11:00~22:30
・定休日:なし
・最寄り駅:みなとみらい線 元町・中華街駅から徒歩圏内
横浜中華街公式サイトでは、2026年6月更新情報として全日11:00~22:30、定休日なしと案内されています。
食べ放題はネット予約にも対応しています。
テレビ放送後は混雑する可能性もあるため、確実に利用したい場合は事前予約が安心です。
「人気なし」をあえて頼む楽しみ方も
龍興飯店では、「人気なし」と書かれた料理が必ずしも口に合わないわけではありません。
実際、過去の番組取材でも「人気なし」の料理を食べた出演者が好意的に評価しています。
人気がない理由は、
・日本ではあまりなじみのない味
・独特の香りがある
・見た目から選ばれにくい
・有名料理に注文が集中する
など、さまざまです。
130種類もあるなら、王道メニューだけでなく「人気なし」をあえて選んでみる。
そんな楽しみ方ができるのも、この店ならではです。
まとめ
横浜中華街の「龍興飯店」は、約130種類の中華料理を楽しめるオーダー式食べ放題店です。
店を有名にしたのが、メニューに書かれた、
「大人気」
「人気なし」
「癖あり」
という正直すぎる表示です。
「人気なし」は料理を悪く言うためではありません。
食べ放題で客が知らない料理を大量に注文し、食べ残してしまうのを防ぐため、注文前に特徴を知らせようと始めた工夫でした。
2026年10月6日の『ありえへん∞世界』で紹介される「自らの料理を『人気なし』と記載する正直すぎる中華料理店」。
笑ってしまうメニュー表記の裏側には、食べ残しを減らそうとする店側の意外にまじめな理由があります。
参考リンク
・テレビ東京「ありえへん∞世界」公式サイト
・龍興飯店 公式サイト
・横浜中華街公式「龍興飯店」
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