手打蕎麦おざわの「8本しかない蕎麦」は浅草名物の極太十割そば
2026年10月9日放送のテレビ朝日「ザワつく!金曜日」で登場する、麺がわずか8本という強烈な見た目の蕎麦。その正体は、東京都台東区西浅草にある「手打蕎麦おざわ」の名物「太打ちざる」です。番組でも「麺が8本しかない」という驚きの蕎麦として取り上げられます。
極端に量が少ないわけではなく、1本1本が一般的な蕎麦とはまったく違う太さ。幅約1cmにもなる十割の太打ちで、すすって食べるというより、しっかり噛みながら蕎麦そのものの甘みや香りを味わう一品です。
この記事でわかること
- 手打蕎麦おざわの「8本しかない蕎麦」の正体
- 太打ちざるの価格と浅草の店舗場所
- なぜこれほど太い蕎麦が誕生したのか
- 細切り・粗挽き・太打ちを作り分ける店のこだわり
手打蕎麦おざわの太打ちざるは950円

「8本しかない蕎麦」として目を引くのが、手打蕎麦おざわの「太打ちざる」です。
テレビ朝日の公式ページで2026年9月に掲載された店舗情報では、「太打ち ざる」は950円。同じ店の通常の「ざる」は900円と案内されています。
店舗情報は次の通りです。
- 店名:手打蕎麦おざわ
- 住所:東京都台東区西浅草2-25-15 ブランシール浅草101
- 電話:03-3841-6450
- 太打ちざる:950円
- ざる:900円
- 最寄り:つくばエクスプレス浅草駅から徒歩約2分
- 定休日:月曜日・火曜日
- 水・木・金:17:30~21:00
- 土・日・祝:11:30~14:15、17:30~21:00
営業時間は現在掲載されている店舗情報で、水~金曜日は夜営業、土日祝日は昼と夜の営業となっています。
浅草寺周辺の中心部から少し西へ入った西浅草にあり、つくばエクスプレス浅草駅からアクセスしやすい場所です。
1人前なのに麺が8本ほどになる理由
太打ちざるを初めて見ると、「これで1人前なのか」と感じるほど本数が少なく見えます。
その理由は単純で、麺1本が非常に太いからです。
専門誌で紹介された太打ちは幅約1cm、厚み約3mm。一般的な蕎麦のように何本もまとめてすすれる細さではなく、1本ずつ箸で持ち上げて噛みながら食べるほどのサイズです。
2026年に紹介された実食情報でも、普通盛りでは8本前後という特徴的な姿が確認されています。
ただし「8本」は、必ずすべての皿が正確に8本になるという商品仕様ではありません。手打ちで切り出される極太麺のため、本数そのものよりも「数えられるほど少ない極太麺」という見た目が、この蕎麦最大の特徴です。
太打ちは客の好みに応える中で生まれた
おざわの太打ちは、奇抜な見た目を狙って突然作られた商品ではありません。
日本テレビが2011年に同店を紹介した際、太打ちそばは「お客さんの好みを聞いているうちに誕生した」と紹介されています。
さらに店主の小澤さんは、常連客から「もっと太く」と求められるうちに現在の太さになったと語っています。
つまり、最初から「8本しかない蕎麦」を作ろうとしたのではなく、蕎麦を太くして噛む時間を長くし、香りや甘みをより感じられるようにしていった結果、現在の極太スタイルへたどり着いたことになります。
見た目のインパクトが先に注目されがちですが、その背景には「どうすれば蕎麦そのものの味を長く感じてもらえるか」という店側の考えがあります。
太さによって蕎麦粉まで変える
手打蕎麦おざわの特徴は、太打ちだけではありません。
店では大きく分けて、
- 細切り
- 粗挽き
- 太打ち
という異なるタイプの蕎麦を提供してきました。
しかも単に同じ生地を違う太さに切っているわけではありません。
日本テレビの紹介では、蕎麦の太さに応じて蕎麦粉の産地や配合を変更していることが明かされています。
太打ちは口の中に留まる時間が長いため、細い蕎麦とは異なる食感になります。粗く挽いた蕎麦粉を使った十割の生地をよく噛むことで、蕎麦の粒感や甘みを感じやすくなる仕立てです。
通常の蕎麦に求められる「喉越し」とは、かなり違う方向を目指している料理といえます。
あえて切れ味を抑えた包丁を使う工夫
太打ちには、作り方にも独特の工夫があります。
日本テレビによる過去の店舗紹介では、太打ちを作る際に、あえて切れ味を抑えた包丁を使用すると説明されています。
理由は、蕎麦の断面や茹で上がりを調整するためです。
通常の蕎麦とは比べものにならないほど太いため、単純に太く切っただけでは茹で時間が長くなります。おざわでは太打ちに適した切り方を工夫し、茹で時間を抑えて蕎麦の風味を逃がさないようにしています。
8本という数字だけを見ると遊び心のあるメニューにも見えますが、実際には太さに合わせて粉、切り方、茹で方まで変えている手打ち蕎麦です。
すすらず「噛んで味わう」蕎麦
一般的なざる蕎麦なら、何本かを箸で取り、つゆにつけて勢いよくすする食べ方が定番です。
しかし、おざわの太打ちはその食べ方がほぼできません。
幅約1cmの極太麺をしっかり噛むことで、最初は弾力やざらつきを感じ、噛み続けるにつれて蕎麦の甘みが広がっていきます。専門誌では塩で味わう食べ方も紹介されています。
太打ちを食べたあと、粗挽きや細切りを注文すれば、同じ蕎麦という料理でありながら食感や香りの出方を比較できます。
「8本しかない」という見た目から入っても、その先に店が長年追求してきた蕎麦の太さと味わいの違いがあるのが、おざわの面白さです。
手打蕎麦おざわは以前から極太そばで知られる店
手打蕎麦おざわの太打ちは、最近突然誕生したものではありません。
少なくとも2011年には日本テレビ「ぶらり途中下車の旅」で店主の小澤一郎さんと太打ちざるが紹介されており、当時から「ここまで太い」と驚かれる存在でした。
2024年にはテレビ朝日「じゅん散歩」でも浅草の店として紹介され、2026年9月の「午後もじゅん散歩」でも店舗情報が掲載されています。
そして2026年10月9日の「ザワつく!金曜日」では、「麺が8本しかない」という分かりやすいインパクトとともに登場します。
長く続いてきた手打ち技術が、SNS時代になって「8本の蕎麦」という新しい角度から注目されているのも興味深いところです。
実用情報
実際に店へ行く場合は、通常の細い蕎麦とは違う料理を食べるつもりで太打ちを選ぶと特徴が分かりやすくなります。
- 店名:手打蕎麦おざわ
- 所在地:東京都台東区西浅草2-25-15 ブランシール浅草101
- 電話番号:03-3841-6450
- 太打ちざる:950円
- ざる:900円
- 営業:水~金17:30~21:00
- 土日祝:11:30~14:15、17:30~21:00
- 定休日:月・火
- つくばエクスプレス浅草駅から徒歩約2分
価格はテレビ朝日の2026年9月掲載情報、営業時間は現在公開されている店舗情報を基にしています。
まとめ
手打蕎麦おざわの「太打ちざる」は、数えられるほどしか麺が入っていないことで知られる浅草の名物蕎麦です。
1本の幅は約1cmにもなる極太。通常の蕎麦のようにすすって喉越しを楽しむのではなく、しっかり噛むことで十割蕎麦の甘みや香りを感じる作りになっています。
さらに、客の好みに応えるうちに太くなったという誕生背景があり、太さによって蕎麦粉の産地や配合、切り方まで変えるのがおざわ流。
「麺が8本」という見た目だけでは分からない、手打ち蕎麦店ならではの技術が詰まった一皿です。
参考リンク
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