あさこ梨乃の5万円旅のゴールは比叡山延暦寺「開運の鐘」
2026年10月10日放送のテレビ東京系「あさこ梨乃の5万円旅 琵琶湖ぐるり!絶景&戦国ロマンに乾杯SP」では、かたせ梨乃さん、いとうあさこさん、本田望結さんが滋賀県を1泊2日で巡り、世界文化遺産・比叡山延暦寺を目指します。
旅のゴールとして設定されているのが「開運の鐘」。鐘楼があるのは延暦寺発祥の地・東塔エリアの大講堂前です。さらに放送日の10月10日には、約15年にわたる国宝・根本中堂大改修の工事現場を間近で見られる特別見学会も予定されています。
この記事でわかること
- 比叡山延暦寺「開運の鐘」がある場所
- 東塔エリアと根本中堂の見どころ
- 10月10日に開催される根本中堂大改修見学会
- 巡拝料金・時間・アクセス
開運の鐘は東塔エリアの大講堂前
「開運の鐘」があるのは、比叡山延暦寺の東塔エリアです。
大講堂の前に鐘楼があり、参拝者が実際に鐘をつくことができます。滋賀県公式観光サイトでも、東塔を巡るコースの最後に鐘楼で「開運の鐘」をつく様子が紹介されています。
比叡山延暦寺は、ひとつの巨大な寺院建築を指す名称ではありません。
約1700ヘクタールもの境内に約100の堂塔伽藍が点在し、山内は「東塔」「西塔」「横川」の3地域に分かれています。その中でも東塔は延暦寺発祥の地で、総本堂の根本中堂、大講堂、阿弥陀堂など主要な建物が集まる中心エリアです。
番組と同じ「開運の鐘」を目指すなら、まず東塔を目的地にすると分かりやすいでしょう。
巡拝料は大人1000円、東塔は9時から16時まで
実際に訪れる際に押さえておきたいのが巡拝時間と料金です。
2026年現在、東塔・西塔・横川を巡れる共通巡拝券は次の料金です。
- 大人:1000円
- 中高生:600円
- 小学生:300円
東塔地区の開堂時間は通年9:00〜16:00で、巡拝受付は15:45までです。
番組では「翌日18時までに開運の鐘をつく」という旅のルールが設定されていますが、一般の参拝者が訪れる場合は現在の巡拝時間に合わせる必要があります。
国宝殿にも入る場合は別料金で、大人500円、中高生300円、小学生100円です。
10月10日は国宝・根本中堂の大改修現場を見学できる
2026年10月10日に比叡山延暦寺を訪れるなら、もうひとつ注目したい場所があります。
総本堂「根本中堂」です。
根本中堂では2016年度から約15年をかけた大規模な保存修理が進められています。屋根の葺き替えや漆・彩色の修理などが行われており、江戸時代の修理痕跡などを調べながら、徳川家光によって再建された当時の姿を一部復元する工事です。
そして放送日の2026年10月10日には「国宝根本中堂大改修特別現場見学会」が開催されます。
開催時間は、
- 10:00〜
- 11:00〜
- 14:00〜
の3回。
参加費は無料ですが、延暦寺の巡拝料は必要です。予約制ではなく根本中堂入口で受け付け、各回先着90人となっています。
普段は入ることのできない改修工事の現場を見学できる機会で、根本中堂を覆ってきた素屋根の解体が近づいているため、この姿を上から見られる期間も終盤に入っています。
根本中堂は788年に最澄が開いた延暦寺の原点
根本中堂の歴史は、延暦寺そのものの始まりにつながっています。
788年、伝教大師最澄が比叡山に「一乗止観院」を創建したことが原点です。その後、823年に嵯峨天皇から「延暦寺」の寺号を賜り、中心となる堂は根本中堂と呼ばれるようになりました。
戦国時代の1571年には織田信長による焼き討ちで焼失。
1585年には羽柴秀吉が仮堂を建立し、その後、江戸幕府3代将軍・徳川家光の命によって再建が進みました。現在につながる根本中堂は1642年に完成しています。
「あさこ梨乃の5万円旅」では安土城跡など信長ゆかりの地を巡りますが、その旅の最後に待つ延暦寺もまた、信長や秀吉の時代と深くつながる場所です。
琵琶湖を巡りながら戦国時代の歴史をたどり、最後に比叡山へ入るルートには、滋賀の歴史がそのままつながっています。
根本中堂には1200年間受け継がれる「不滅の法灯」
根本中堂で特に知られているのが「不滅の法灯」です。
本尊の薬師如来の前には、1200年間灯り続けてきたとされる法灯が安置されています。
ここから生まれたのが「油断大敵」という言葉につながる逸話として知られる、絶やさず守り続ける灯です。
根本中堂は現在改修工事中ですが、工事期間中も参拝できるように整備され、文化財の修復作業と信仰の場が同時に維持されています。
現在しか見られないのが、改修現場を上から見渡せる「修学ステージ」。
2026年12月頃まで見学できる予定で、根本中堂の屋根軒先に近い高さから修理中の建物を見ることができます。
完成した文化財を見るのとは違い、何百年先へ建物を残すための仕事そのものを間近で見られる時期です。
延暦寺が「日本仏教の母山」と呼ばれる理由
比叡山延暦寺は1994年、「古都京都の文化財」の一部としてユネスコ世界文化遺産に登録されました。
しかし、延暦寺の重要性は建物だけではありません。
比叡山は長い歴史の中で、日本仏教の各宗派へつながる多くの僧侶を育ててきました。そのため延暦寺自身も比叡山を「日本仏教の母山」と位置付けています。
開運の鐘がある大講堂にも、比叡山で修行した各宗派の宗祖の木像が祀られています。
旅のゴールとして鐘を1回つくだけでも楽しめますが、根本中堂や大講堂まで歩いてみると、1200年以上にわたり比叡山が信仰と学問の場所であり続けてきたことが分かります。
比叡山延暦寺へのアクセス
比叡山延暦寺は京都府と滋賀県の県境に広がっています。
琵琶湖側から向かう場合は、坂本からケーブルカーを利用するルートが便利です。
- JR比叡山坂本駅を利用
- 京阪・坂本比叡山口駅を利用
- 坂本ケーブルでケーブル延暦寺駅へ
- 延暦寺の東塔エリアへ
坂本側から延暦寺までは、公式案内で所要時間の目安が約40分とされています。
所在地は滋賀県大津市坂本本町4220です。
比叡山は市街地より標高が高く、10月でも気温が下がりやすいため、歩きやすい靴と羽織れる服装で訪れるのが安心です。
まとめ
「あさこ梨乃の5万円旅」で琵琶湖一周旅のゴールとなる比叡山延暦寺「開運の鐘」は、東塔エリアの大講堂前にあります。
東塔には延暦寺の総本堂・根本中堂もあり、788年に最澄が開いた比叡山の歴史をたどる中心地です。
しかも放送日の2026年10月10日は、約15年に及ぶ国宝根本中堂大改修の現場を見学できる特別見学会の開催日。
開運の鐘をつくだけでなく、1200年受け継がれる不滅の法灯や、完成間近へ向かう国宝修復の現場まで見られる、比叡山の歴史を体感できる時期になっています。
参考リンク
テレビ東京「あさこ梨乃の5万円旅 琵琶湖ぐるり!絶景&戦国ロマンに乾杯SP」
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