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荻野聡士シェフの経歴と赤坂おぎ乃の予約・料金|父・片岡鶴太郎の教えとミシュラン星獲得までの歩み

人物

荻野聡士|片岡鶴太郎の息子が京都で8年修業し、日本料理の名店を築くまで

東京・赤坂の日本料理店「赤坂おぎ乃」を率いる荻野聡士(おぎの・さとし)さんは、1987年生まれの料理人です。京都の名門「吉兆」で8年間修業し、銀座の名店で料理長を経験した後、2020年3月10日に独立しました。

開業から約半年で『ミシュランガイド東京2021』の1つ星を獲得。日本の四季や伝統行事を料理に表現する「八寸」と、備長炭で仕上げる焼き物を大切にしています。

荻野さんの父親は、俳優・画家として知られる片岡鶴太郎さんです。高校卒業後の修業先を決める際には、父親から日本文化や四季を学ぶことの大切さを助言されました。

2026年10月20日放送予定のNHK『あさイチ』にも日本料理のシェフとして出演し、なすをテーマにした和洋中の料理企画に参加します。

現在の赤坂おぎ乃は、おまかせコースを提供する完全予約制の日本料理店です。季節によって料金が変わり、2026年10月の松茸コースは税込48,000円で案内されています。

この記事でわかること

  • 荻野聡士さんの経歴と父・片岡鶴太郎さんから受けた助言

  • 赤坂おぎ乃の場所・営業時間・コース料金・予約方法

  • 京都吉兆から銀座小十、銀座奥田へと続く約15年間の修業

  • ミシュラン1つ星を獲得した料理と、日本の四季を表現する八寸へのこだわり

赤坂おぎ乃の場所・料金・営業時間

公式動画:荻野聡士シェフのインタビュー動画|The Tabelog Award 2023

荻野聡士さんがオーナーシェフを務める「赤坂おぎ乃」は、東京都港区赤坂にある日本料理店です。

2020年3月10日に開業し、白木のカウンターを中心とした店内で、季節の食材を使ったおまかせ料理を提供しています。

店舗公式サイトに掲載されている基本情報は次のとおりです。

  • 店名:赤坂おぎ乃

  • 住所:東京都港区赤坂6-3-13 1階

  • 電話番号:03-6277-8274

  • 最寄り駅:東京メトロ千代田線「赤坂駅」

  • アクセス:赤坂駅から徒歩約1分

  • 営業時間:17:30~20:00、20:30~23:00の2部制

  • 定休日:日曜日・毎月1日・その他不定休

  • 営業形態:完全予約制

  • 支払い方法:現金・クレジットカード

公式サイトでは、カウンター7席の日本料理店として紹介されています。

料理はおまかせコースのみです。季節の食材を使うため、時期によってコース料金が変わります。

店舗公式サイトの基本料金は次のとおりです。

  • 2月~8月:38,000円(税込)

  • 9月~1月:43,000円(税込)

  • サービス料:別途5%

ただし、予約サービス「OMAKASE」には、季節の特別コースも掲載されています。

2026年10月の予約ページでは、次の料金が案内されています。

  • 2月~8月のおまかせコース:39,600円(税込)

  • 9月~10月の松茸コース:48,000円(税込)

  • 11月~12月の松葉蟹コース:43,000円(税込)

  • 1月の冬のコース:43,000円(税込)

いずれも別途サービス料5%が必要です。

料金は使用する食材や仕入れによって変動するため、予約する際は実際のコース金額を確認してください。

赤坂おぎ乃の予約方法|毎月1日14時に新しい予約枠を公開

赤坂おぎ乃は、オンライン予約サービス「OMAKASE」から予約できます。

予約時には、OMAKASEの会員登録またはログインが必要です。

2026年10月時点の予約案内では、次のルールが設定されています。

  • 予約サイト:OMAKASE

  • 予約開始:毎月1日14:00

  • 次回予約枠公開:2026年11月1日14:00

  • 現在の予約受付期間:2027年5月31日まで

  • 予約手数料:1席につき390円

  • 予約回数:1カ月につき最大1回

  • キャンセル料:4日前から50%

  • 当日キャンセル料:100%

OMAKASEの掲載情報では、すでに公開済みの予約枠に空きがない状態となっています。

また、12歳以上で、大人と同じコースを食べられる人が利用対象です。

香りの強い香水や極端に軽装の服装は控えるよう案内されています。

日本料理では、だしや焼き物、旬の食材の香りも料理の一部です。香りを大切にする店ならではの注意事項といえます。

予約は赤坂おぎ乃のOMAKASE公式予約ページから確認できます。

荻野聡士の経歴|寿司店のアルバイトが料理人になるきっかけ

荻野聡士さんは1987年、東京都に生まれました。

高校時代には寿司店でアルバイトを経験しています。この仕事がきっかけとなり、料理人を目指すようになりました。

主な経歴は次のとおりです。

  • 1987年:東京都に生まれる

  • 高校卒業後:京都の「吉兆 嵐山本店」で修業開始

  • 京都時代:8年間、日本料理と日本文化を学ぶ

  • 帰京後:銀座の日本料理店「銀座小十」で約5年間修業

  • 30歳ごろ:「銀座奥田」の料理長に就任

  • 2019年:料理人コンテスト「RED U-35」でファイナリストに選出

  • 2020年3月10日:「赤坂おぎ乃」を開業

  • 2020年:『ミシュランガイド東京2021』で1つ星獲得

  • 2023年:「The Tabelog Award 2023」でBest New Entryを受賞

  • 2025年:羽田空港のセンチュリオン・ラウンジの料理監修を担当

荻野さんが料理人として大切にしているのは、食材の味だけではありません。

季節の移り変わり、伝統行事、器、盛り付け、香りなど、日本料理に受け継がれてきた文化も重視しています。

この考え方は、最初に修業した京都での経験から生まれました。

父・片岡鶴太郎の助言|京都吉兆を修業先に選んだ理由

荻野聡士さんの父親は、俳優や画家、書家として活躍する片岡鶴太郎さんです。

2025年10月にアメリカン・エキスプレスが発表した荻野さんの公式プロフィールでも、父親との関係が紹介されています。

荻野さんが料理人を志したのは、自分自身の意思でした。

一方、修業先を選ぶ際には父親の助言がありました。

片岡鶴太郎さんは、職人として生きていくなら日本文化や四季をしっかり学ぶべきだという考えを伝えています。

この助言を受け、荻野さんは京都の名門「吉兆 嵐山本店」で修業を始めました。

京都吉兆は、日本料理の伝統や茶の湯の文化、季節ごとのしつらえなどを大切にする料理店です。

ここで過ごした8年間は、単に包丁の使い方や調理技術を身に付ける時間ではありませんでした。

料理と季節の関係、客を迎えるための心配り、日本の年中行事を料理で表現する考え方を学ぶ期間となりました。

現在、荻野さんが重視する「日本の四季を料理で伝える」という姿勢には、父親の助言から始まった京都での経験がつながっています。

京都吉兆での8年間|椿の葉を拭く仕事から学んだおもてなし

京都吉兆での修業時代を象徴する出来事として、荻野さんは椿の葉を拭く仕事について語っています。

修業2年目のある日、客が通る庭の椿の葉を一枚ずつ拭く仕事を任されました。

しかも、表面だけではありません。

客の目に触れない葉の裏側まで、丁寧に拭くよう指導されたのです。

普通に考えれば、葉の裏側の汚れに気付く客はほとんどいません。

しかし、京都吉兆では、見える部分だけを整えるのではなく、客を迎える場所すべてに心を配ることを大切にしていました。

荻野さんは、この経験を通じて、日本料理におけるおもてなしの奥深さを学びました。

料理の味だけでなく、空間や所作、客が感じる季節の雰囲気まで整えることも料理人の仕事だという考え方です。

後に赤坂おぎ乃を開いた際にも、この姿勢は受け継がれています。

白木のカウンター、目の前で行われる調理、季節の器、炭火の香りなど、食事の時間全体を大切にする店づくりにつながりました。

銀座小十で奥田透に師事|目の前で料理を見せる技術

京都吉兆で8年間修業した荻野さんは、東京へ戻ります。

次に働いたのが、日本料理の名店「銀座小十」です。

ここで師事したのが、料理人の奥田透さんでした。

奥田さんは、ミシュラン三つ星を獲得した経験を持つ、日本料理界を代表する料理人の一人です。

銀座小十での仕事は、京都吉兆とは異なる学びをもたらしました。

その大きな違いが、カウンターで料理を提供することです。

カウンター席では、客が料理人の手元を見ることができます。

料理の仕上がりだけでなく、包丁の扱い方や食材を盛り付ける動作、調理する姿勢そのものも見られるのです。

荻野さんは、料理を見せるためには所作の美しさも必要だと学びました。

また、奥田さんが大切にしていた備長炭による焼き物にも大きな影響を受けています。

炭火で食材をふっくらと焼き上げ、その料理を食べた客が喜ぶ姿を見ることで、料理の持つ力を強く感じたと語っています。

後に独立する際も、カウンター中心の店にしたいという考えを持っていました。

30歳で銀座奥田の料理長へ|独立につながった師匠の言葉

銀座小十で経験を積んだ荻野さんは、姉妹店の「銀座奥田」で料理長を任されます。

料理長に就任したのは30歳のときでした。

荻野さんにとって、料理長の仕事は調理技術を磨くだけのものではありません。

客の目の前で料理を作り、料理の説明をし、食事の時間全体を管理する立場になりました。

料理人としての転機となったのが、師匠である奥田透さんからの言葉です。

奥田さんは、荻野さんが将来自分の店を開くことも見据え、カウンターでの仕事を覚えるよう勧めました。

独立後に客を連れていっても構わないというほど、荻野さんの成長を応援していたのです。

こうした師匠の姿勢は、独立への大きな後押しになりました。

荻野さんは銀座奥田で料理長を経験しながら、客との接し方や料理の提供方法を学び続けました。

その経験が、赤坂おぎ乃のカウンターでの料理につながっています。

RED U-35でファイナリストへ|包丁の技術で日本料理を表現

2019年、荻野さんは若手料理人の登竜門として知られる「RED U-35」に挑戦しました。

RED U-35は、35歳以下の料理人を対象とした料理コンテストです。

荻野さんは過去にも挑戦していましたが、思うような結果を残せていませんでした。

2019年は3度目の挑戦でした。

このときは銀座奥田を離れ、独立を決めた時期でもありました。

荻野さんが目指したのは、日本料理の技術を世界へ伝えることでした。

決勝の舞台では、アオリイカを使った包丁の実演を披露しました。

日本料理では、食材の切り方によって食感や味の感じ方が変わります。

荻野さんは、包丁の技術そのものを見せることで、日本料理の繊細さと奥深さを伝えようとしました。

大会ではグランプリ獲得には至りませんでしたが、ファイナリストに選出されています。

日本料理の基本技術を見せるという挑戦は、その後の赤坂おぎ乃のカウンターでの仕事にもつながっています。

2020年3月に赤坂おぎ乃を開業|新型コロナ禍で迎えた試練

荻野さんが独立したのは、2020年3月10日です。

東京都港区赤坂に、自身の名前を冠した「赤坂おぎ乃」を開業しました。

開業当初から、季節の食材を使ったおまかせコースを中心に営業していました。

しかし、開業直後に新型コロナウイルスの感染拡大が起こります。

2020年4月には緊急事態宣言が発出され、飲食店の営業も大きな影響を受けました。

荻野さんは、開業から間もない時期に、当初想定していなかった困難に直面しました。

客数が少ない時期を経験し、弁当の仕出しなどにも取り組みました。

それでも、料理の基本となる季節感や伝統文化を大切にする姿勢は変えませんでした。

客に提供する料理を工夫しながら、自分の店のあり方を考え続けました。

そして開業から約半年後、大きな評価を受けることになります。

ミシュラン1つ星を獲得|開業から半年で認められた日本料理

赤坂おぎ乃は、『ミシュランガイド東京2021』で1つ星を獲得しました。

2020年3月の開業から約半年という早さでの評価でした。

翌年の『ミシュランガイド東京2022』でも、1つ星を継続しています。

荻野さんは開業当初から、日本の四季を料理に表現することを大切にしていました。

単に旬の食材を使うだけでなく、雛祭りや七夕などの行事、季節の器、料理の香りも重視しています。

その姿勢が、赤坂おぎ乃の特徴になっています。

また、2023年には「The Tabelog Award 2023」でBest New Entryを受賞しました。

その後も高い評価を受け、2026年のThe Tabelog AwardではSilverを受賞しています。

こうした評価を受けるようになった現在も、荻野さんは日本料理の伝統的な技術を大切にしています。

名物「八寸」|日本の季節と年中行事を一皿に表現

赤坂おぎ乃を象徴する料理が「八寸」です。

八寸とは、日本料理や茶懐石で提供される料理の一つで、季節の食材を美しく盛り付けたものです。

荻野さんは、この八寸を店の料理の中でも特に大切にしています。

例えば、季節によって食材だけでなく、器や盛り付けも変えます。

春には桜、夏には七夕、秋には紅葉、冬には正月など、日本の伝統行事や季節の風景を料理に表現します。

八寸の役割は、料理をおいしく食べることだけではありません。

客が季節を感じ、料理を眺めながら会話を楽しむ時間を作ることも大切です。

荻野さんは、八寸を食事の中で印象的な場面になるように考えています。

現在の赤坂おぎ乃では、季節の食材を使った八寸に加え、炭火で焼く料理や土鍋ご飯なども提供しています。

土鍋ご飯は2種類用意されており、食事の最後まで季節の食材を楽しめる構成です。

備長炭の焼き物と香り|赤坂おぎ乃が大切にする調理技術

荻野さんの料理には、師匠の奥田透さんから学んだ技術が数多く受け継がれています。

特に重要なのが、備長炭を使った焼き物です。

備長炭は、安定した強い火力で食材を焼くことができる炭です。

日本料理では、魚や肉、野菜などを炭火で焼く際に使われます。

赤坂おぎ乃では、オープンキッチンの中央に大きな焼き台を設けています。

客は、料理人が炭火を扱う様子を間近で見ることができます。

また、焼いている間に生まれる香りも、食事を楽しむ要素の一つです。

荻野さんは、香りを日本料理の重要な魅力として考えています。

料理が目の前に運ばれてくる前から、焼き物の香りを感じられることも、カウンター席ならではの体験です。

料理の味、香り、見た目、調理する動作。

それらを一体として提供することが、赤坂おぎ乃の料理スタイルになっています。

なすを使った和食の技術|家庭料理にも広がる荻野聡士のレシピ

荻野さんは高級日本料理店の料理人ですが、家庭で作れる和食のレシピも紹介しています。

NHK『きょうの料理』では、2025年8月4日に夏野菜を使った料理などを披露しました。

代表的なレシピには、次のようなものがあります。

  • なすとオクラとトマトの焼きびたし

  • 鶏もも肉の梅みぞれあんかけ

  • 豚バラ肉と夏野菜のごまみそ焼き

  • とうがんと油麩のだし煮

  • 焼きピーマンのおかかあえ

「なすとオクラとトマトの焼きびたし」は、荻野さん自身も冷蔵庫に常備しているというお気に入りの副菜です。

なす、オクラ、トマトを使い、野菜を焼いてから調味液に浸す料理です。

焼くことで野菜の香ばしさを生かし、だしの味を含ませます。

また、「豚バラ肉と夏野菜のごまみそ焼き」は、たまねぎを2種類の切り方で使い、甘みと食感を引き出す工夫が特徴です。

高級料理店で培った技術であっても、食材の切り方や火の入れ方など、家庭料理に応用できる部分があります。

荻野さんの料理は、特別な食材だけで成立するものではありません。

身近な野菜でも、調理方法や香りの組み合わせによって違いを生み出せることを伝えています。

羽田空港のセンチュリオン・ラウンジで料理監修|2025年からの新たな仕事

2025年10月、荻野さんは羽田空港第3ターミナルにある「センチュリオン・ラウンジ」の料理監修を担当することになりました。

センチュリオン・ラウンジは、アメリカン・エキスプレスの対象カード会員が利用できる空港ラウンジです。

荻野さんにとって、空港ラウンジの料理を監修するのは初めての取り組みでした。

2025年10月10日から、秋の特別メニューが順次提供されました。

監修した料理には、次のようなものがあります。

  • 湯葉冷水

  • 鴨ロースと九条ネギ浸し

  • 鮪の黄身醤油掛け

  • ほうじ茶プリン

  • 松阪牛ロース煮寿司

  • 小芋の炊き込みご飯

  • 揚げ鮭の九条ネギ餡掛け

  • ブランマンジェ抹茶ソース

一部の料理は、赤坂おぎ乃でも提供している定番料理をラウンジ向けにアレンジしたものです。

特に「鮪の黄身醤油掛け」は、荻野さんがおすすめする料理として紹介されています。

燻製醤油を使って香りを付け、マグロの風味を生かす調理法が特徴です。

また、「ほうじ茶プリン」は師匠から受け継いだ思い出のデザートとして紹介されています。

羽田空港では海外からの旅行者も多く利用するため、日本の四季や食文化を料理で伝えることが監修のテーマになっています。

和菓子ブランド「和甘」も監修|日本料理の技術をスイーツへ

荻野さんは、日本料理以外の分野にも活動を広げています。

2023年11月には、和と洋の要素を組み合わせたスイーツブランド「和甘(わかん)」の監修に関わりました。

和甘は、日本の伝統的な素材と洋菓子の技術を組み合わせるブランドです。

荻野さんが赤坂おぎ乃で大切にしている、旬の食材や日本の文化を表現する考え方は、スイーツ作りにもつながっています。

日本料理では、季節の果物や木の実、茶などをさまざまな形で使用します。

そうした素材を洋菓子と組み合わせることで、新しい食べ方を提案しています。

荻野さんにとって、日本料理の伝統を守ることは、昔からある料理をそのまま再現することだけではありません。

伝統的な技術や考え方を土台に、現代の生活に合った食の楽しみ方へ広げることも活動の一つになっています。

荻野聡士が大切にする日本料理|食材だけでなく季節の文化を伝える

荻野さんは、料理を通じて日本の歳時記を伝えることを大切にしています。

歳時記とは、季節ごとの自然や行事、暮らしの習慣などをまとめたものです。

日本には、ひな祭り、端午の節句、七夕、重陽の節句、正月など、季節ごとにさまざまな行事があります。

荻野さんは、そうした文化を料理の盛り付けや器、食材の組み合わせに取り入れています。

この考え方は、京都吉兆で学んだ経験が出発点でした。

父・片岡鶴太郎さんの助言を受け、京都で日本文化を学び、銀座小十で料理の見せ方を身に付けました。

さらに銀座奥田でカウンターの料理長を経験し、2020年に自分の店を開きました。

それぞれの経験が、現在の赤坂おぎ乃の料理づくりにつながっています。

荻野さんの料理には、伝統を受け継ぐ技術と、客に新しい体験を届けようとする工夫が重なっています。

まとめ

荻野聡士さんは、1987年に東京で生まれた日本料理人です。

父親は俳優・画家の片岡鶴太郎さん。高校卒業後、父親から日本文化や四季を学ぶことの大切さを助言され、京都吉兆で8年間修業しました。

その後、銀座小十で奥田透さんに師事し、30歳で銀座奥田の料理長に就任。

2020年3月10日に「赤坂おぎ乃」を開業し、約半年後にはミシュラン1つ星を獲得しています。

現在の赤坂おぎ乃は、おまかせコースを中心とした完全予約制の日本料理店です。

料理の特徴は、日本の伝統行事や季節感を表現した八寸と、備長炭を使った焼き物。2025年からは羽田空港のラウンジの料理監修など、活動の幅も広げています。

京都で学んだおもてなし、銀座で身に付けた調理技術、そして父親の助言から始まった日本文化への関心。

荻野聡士さんは、そうした経験を土台に、日本の四季を料理で伝え続けています。

参考リンク


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