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アタカマ砂漠の花はいつ見られる?2026年デシエルト・フロリードの見頃と場所

アタカマ砂漠の岩山と鮮やかなピンク色の花畑を描いたイメージ画像。アタカマ砂漠の奇跡の花という文字入り おでかけ

アタカマ砂漠の花「デシエルト・フロリード」2026年の見頃と場所

チリ北部のアタカマ砂漠に一斉に花が咲く現象は、スペイン語で「デシエルト・フロリード(Desierto Florido)」、日本語では「花咲く砂漠」と呼ばれます。2026年は冬の降雨を受け、8月後半から開花が始まりました。チリ政府が発表した今年の花の多様性・量のピークは10月中旬ごろで、一部の花は11月後半まで咲く可能性があります。

2026年11月4日放送予定のテレビ朝日『徹子&純次&良純 世界のニュース衝撃映像の会』でも、チリの乾燥した砂漠に一面の花が咲く映像が紹介されます。花が現れる条件と見られる場所、現地を訪れる際の情報をまとめました。

2026年の見頃はいつまで?

2026年はアタカマ州で7~8月にまとまった雨が降り、8月後半にアニャニュカやウイジェなどの花が咲き始めました。9月には花畑が広がり、州政府と関係機関は10月中旬に最も多くの種類が咲くと見込んでいました。

11月に入ってもすべての花が一斉に終わるわけではありません。チリ政府の2026年10月発表では、ガラ・デ・レオン(Garra de León)などの一部の種類が11月後半まで開花する可能性があるとされています。ただし地域や種類ごとに時期がずれるため、11月のどの日でも広大な花畑を見られると保証されたものではありません。

花咲く砂漠はどこ?チリ北部アタカマ州が中心

デシエルト・フロリードが見られるのは、チリ北部のアタカマ州(Región de Atacama)を中心とした地域です。2026年に観賞地点として案内されているのは、コピアポ、カルデラ、バジェナール、ワスコ、フレイリーナなどの周辺です。

観光で訪れる場所としては、デシエルト・フロリード国立公園とリャノス・デ・チャジェ国立公園が代表的です。2026年10月のシーズン開始式典はフレイリーナのピエドラス・グランデス(Piedras Grandes)地区で行われました。砂漠全域に同じ密度で花が咲くわけではなく、降雨量や標高、海霧の影響などによって場所ごとに景色が変わります。

デシエルト・フロリード国立公園への行き方

デシエルト・フロリード国立公園(Parque Nacional Desierto Florido)は、アタカマ州の州都コピアポの約30km南に位置する国立公園です。2023年6月に設立され、面積は約5万7107ヘクタール。トラベシアとチャニャルシージョの2地区から成り立っています。

コピアポから南へ向かう場合はC-30号線から国道5号線へ進み、ナントコ付近でC-382号線に入るのが案内されているルートです。花の季節は車で通れる道が制限され、車両はC-382号線のみを利用し、指定された場所に駐車してから歩いて観賞します。

CONAF(チリ国家森林公社)が案内する通常の開園日は火曜日~日曜日、9時~18時です。天候や保全上の措置で変更されることがあるため、出発前に公園の最新の開園情報を確認してください。公園には訪問者向け設備が十分整っていない区域もあります。

リャノス・デ・チャジェ国立公園でも花が見られる

リャノス・デ・チャジェ国立公園(Parque Nacional Llanos de Challe)は、バジェナールの北西約90kmにある、海沿いの砂漠生態系を守る国立公園です。ワスコからは海岸沿いのC-360号線を通ってアクセスでき、珍しい花やグアナコなどの野生動物も生息しています。

この公園には200種類以上の植物が確認され、チリ固有の花も多く見られます。入園料や空き状況、利用可能な施設の確認にはチリの公式チケットサイトPases Parquesの公園案内を利用できます。料金は対象者や訪問日で異なる場合があるため、一律の金額は記載しません。

雨が少ない砂漠で200種類以上の花が咲く理由

アタカマ砂漠の沿岸部では、普段ほとんど雨が降りません。しかし土の中には、長い乾燥に耐えて休眠している植物の種子や球根、地下茎などがあります。条件が整うと芽を出し、数週間で一斉に開花することがあります。

CONAFは、この現象が起こる条件として、冬季に沿岸部で15mmを超える珍しい降雨があることなどを説明しています。雨だけでなく気温や湿度などの条件も影響するため、毎年必ず起こる現象ではありません。2026年には200種類を超える一年草や球根植物などが現れると見込まれました。

よく知られる花には、紫やピンクのパタ・デ・グアナコ(Pata de Guanaco)、色鮮やかなアニャニュカ(Añañuca)、すらりとした花のウイジェ(Huille)などがあります。植物は花が終わると次の雨を待つ準備に入り、地面の下で命をつないでいきます。

砂漠の花を見に行くときの注意点

花は繊細で、車のタイヤや足で踏むと、花だけでなく土の中の種子や球根にも大きな影響を与えます。観賞するときは決められた車道・歩道から外れず、花を摘まず、種子や球根を持ち帰らないことが大切です。

国立公園内ではペットの同伴が禁止されています。飲料水や日よけなどを用意し、指定された駐車場に停めて観賞してください。公園の営業時間・道の状況・保護ルールは、旅行前にチリのCONAFや現地の観光案内で確認するのが安心です。

まとめ

デシエルト・フロリードは、雨の少ないチリ北部のアタカマ砂漠に花が一斉に咲く現象です。2026年は8月後半から開花し、10月に見頃を迎えました。一部の花は11月後半まで残る見込みです。観賞には国立公園などの指定ルートを利用し、花や土の中の種子を踏まないことが大切です。


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