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Toroboの価格はいくら?性能・できることと安川電機との関係

人型ロボットが両手で金属部品を扱う実写風イメージ。人型ロボットの実力という文字が入った生成画像 ものづくり

Toroboの価格とできること|東京ロボティクスの人型ロボット

Torobo(トロボ)は、東京ロボティクスが開発する人型ロボットです。人のように動かせる2本の腕と力を調整する仕組みを持ち、組立作業や物に触れる仕事をロボットに任せるための研究に使われています。人型ですが移動には全方位に動く台車を使い、二本足で歩くタイプではありません。

2026年11月6日放送予定のテレビ東京系『ガイアの夜明け』では、安川電機傘下の東京ロボティクスが進めるフィジカルAIの開発が取り上げられます。同社の代表的な人型ロボットToroboの価格、仕様、できることを紹介します。なお番組で扱う産業用ロボットの補助用新型機とToroboが同一機種であるとは公表されていません。

Toroboの価格は?1,800万円は2024年限定の特別価格

Toroboの公表済み価格は、2024年中の発注に適用された1台1,800万円(税別)です。これは新型Toroboのオプションなし・初回特別価格として案内された金額で、2026年時点の通常販売価格ではありません。

現在の価格は公開情報から一律に確認できません。東京ロボティクスの現行製品ページには「開発中」の表示があり、購入可否や納期、頭部カメラ、ハンドなどを含む見積もりはメーカーへの確認が必要です。1,800万円を現在でも購入できる価格と考えないようにしてください。

Toroboの大きさ・重量・可搬重量・稼働時間

現在の製品情報に掲載されるToroboの身長は1,615mm(161.5cm)、本体重量は約120kg。台車の幅は590mmで、人が働く空間に近い寸法で作業することを想定しています。

腕は左右それぞれ7軸、腰は3軸、首は3軸、全方位に動ける台車は4軸の構成です。片腕の可搬重量は最も不利な姿勢で7kg。内蔵バッテリーによる連続稼働時間は最大約3時間で、充電しながらの動作にも対応しています。

頭部のカメラや画像処理用PC、先端で物をつかむグリッパなどは構成によって追加するオプションです。すべての機能が標準搭載されるわけではありません。また、2024年の発表時は身長1,680mm・重量125kgと案内されていたため、古い仕様と現在の製品ページの数値は区別する必要があります。

Toroboは何ができる?接触しながら力を調整するロボット

Toroboの特徴は、物をつかむ位置だけでなく、相手にどれだけの力を加えるかを調整できることです。腕と腰の関節にトルクセンサを備え、外から力が加わったときに動きを柔らかくする「インピーダンス制御」に対応しています。

例えば机の表面を拭くときは、布を強く押し付けすぎず、必要な力で接触させる動作が求められます。組立作業では部品同士が触れ合う際の力加減が重要です。Toroboはこうした接触を伴う作業や機械学習の研究に向いた構造を持ち、同社は机拭きや物を投げる動作などのデモも公開しています。

ただし、研究デモで実行できた動作と、あらゆる工場に設置するだけで無人運転できることは別です。実際の作業には周辺設備、認識・制御ソフトウェア、安全対策などを含むシステム設計が必要になります。

Torobo Handは人の指のように物をつかめる?

Torobo Hand(トロボハンド)は、Toroboに組み合わせたり、他社製ロボットアームに接続したりできる多指型ロボットハンドです。現行の製品仕様では16関節を備え、指と手のひらに合計197点の圧力センサを配置しています。重さは約2kgです。

単に物を挟むだけでなく、指の力を変えて物の形に沿わせたり、持った物を手の中で回したりする操作の研究に対応しています。触覚データも取得できるため、AIに「触った状態」を学習させるための装置としても利用できます。

2024年に公表された特別価格では、ToroboのオプションとしてのTorobo Handは両手1,200万円(税別)、単体販売では両手1,260万円(税別)とされていました。これも2024年当時の条件であり、現在の価格ではありません。ハンドはバージョンによってセンサ構成も異なるため、最新仕様と当時の価格を同一の販売構成として扱うことはできません。

東京ロボティクスは安川電機の子会社?

東京ロボティクス株式会社は2015年1月に設立されたロボット開発会社で、本社は東京都文京区水道1-12-15の白鳥橋三笠ビル2階にあります。代表取締役は坂本義弘氏です。

同社は2025年7月1日付で安川電機の完全子会社となり、現在の株主は株式会社安川電機(100%出資)です。東京ロボティクスが培った人型ロボットや力制御の知見と、安川電機のモーター・産業用ロボット技術を組み合わせることが、新たな開発の基盤になっています。

購入や研究利用を検討するときの問い合わせ先

Toroboは家電量販店で購入する一般家庭向けロボットではなく、研究開発や産業用途を想定した機体です。製品の仕様や提供状況、価格、オプションについては東京ロボティクスの窓口「info@robotics.tokyo」で相談できます。

同じフィジカルAIでも、商品の積み付け作業を自動化する仕組みは別のアプローチです。物流現場での例は、MujinのフィジカルAIとイオン川口東XDの物流自動化で紹介しています。

まとめ

Toroboは、力を加減しながら物を扱う研究に使われる東京ロボティクスの人型ロボットです。身長161.5cm、重量約120kg、片腕の可搬重量は7kg。1,800万円は2024年限定の特別価格で、現在価格は要確認です。開発元は2025年から安川電機の完全子会社となっています。


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