武雄温泉街で味わうコロンビア料理と元サーカス団員の第二の人生
2026年9月12日放送のテレビ朝日「人生の楽園」では、佐賀県武雄市でコロンビア料理店を営むマルチネスさんと妻・かおるさんが紹介されます。舞台となる店は、武雄温泉街にある「EL COLOMBIANO(エル コロンビアーノ)」。店主のマルチネス・バルガス・アレハンドロさん、通称「ペロロさん」は、5歳からサーカスの世界で生きてきた異色の経歴の持ち主です。今回は店の場所やメニュー、価格、そして空中ブランコから料理人へと転身したペロロさんの歩みまでまとめます。
この記事でわかること
- EL COLOMBIANOの場所とアクセス
- アレパやエンパナーダなど主なメニュー
- 店主ペロロさんの元サーカス団員としての経歴
- 妻・かおるさんと武雄市で店を始めるまでの経緯
EL COLOMBIANOは武雄温泉街にあるコロンビア料理店
EL COLOMBIANO(エル コロンビアーノ)は、佐賀県武雄市の武雄温泉街にある中南米料理店です。
武雄市の移住支援サイトでも、下村かおるさんとアレハンドロさん夫妻を「武雄市にUターンしてコロンビアレストランを開業した夫妻」として正式に紹介しており、市のYouTubeでは夫婦への移住者インタビューも公開されています。
店がオープンしたのは2024年8月。場所は武雄温泉の温泉街にあり、JR武雄温泉駅から約670m、歩いて10分前後の距離です。住所は「佐賀県武雄市武雄町大字武雄7266-28」です。
昔ながらの温泉街で、本格的なコロンビア料理が食べられるというのがこの店の面白いところ。武雄温泉通りの紹介ページにも店舗が掲載されており、コロンビア料理だけでなく、本場風のメキシカンタコスなども提供されています。
店名の「EL COLOMBIANO」はスペイン語で「コロンビア人」を意味する言葉。コロンビア出身のペロロさん自身のルーツを、そのまま料理店の名前にしたような一軒です。
名物アレパはトウモロコシ生地に牛肉・チーズ・アボカド
初めてEL COLOMBIANOを訪れるなら、注目したい料理が「アレパ」です。
アレパはコロンビアなど南米で親しまれているトウモロコシ生地の料理。EL COLOMBIANOでは、生地に牛肉、チーズ、アボカドなどを合わせたボリュームのあるスタイルで提供されています。
2025年にサガテレビ「かちかちLIVE」で紹介された際の価格は935円でした。トウモロコシの生地を使うため、小麦のパンを使ったハンバーガーとは食感も香りも違います。肉のうま味にチーズのコク、アボカドのまろやかさが合わさる一品です。
武雄市の広報でも、EL COLOMBIANOが地域イベントに出店する際のメニューとしてアレパが紹介されており、武雄で味わえる珍しいコロンビア料理の代表格になっています。
エンパナーダはコロンビアで親しまれる国民食
もう一つ外せないのが「エンパナーダ」です。
EL COLOMBIANOのエンパナーダはトウモロコシの生地で具材を包み、カリッと揚げた料理。武雄温泉通りの紹介によると、牛肉入りと鶏肉入りがあり、店で手作りされています。
サガテレビで紹介された鶏肉入りのエンパナーダは550円。中には細かくほぐした鶏肉が入り、コロンビアでは朝食や軽食として身近に食べられている料理だと紹介されました。
日本でいうおにぎりや惣菜パンのように、特別な日にだけ食べる料理ではなく、日常生活の中に根付いた食べ物です。
「外国料理」と構えて注文するより、コロンビアの普段の味を体験する料理として楽しむのがよさそうです。
バンデハ・パイサはコロンビアらしさを一皿で楽しめる
しっかり食べたい人なら「バンデハ・パイサ」も気になるメニューです。
サガテレビの取材では、黄色く色付けされたご飯に肉などを組み合わせた豪快なプレートとして登場しました。
中でも印象的なのが「チチャロン」。豚肉の皮側をパリッと仕上げる料理で、香ばしい食感が特徴です。
コロンビアでは米も日常的によく食べられています。肉、米、豆類、卵、アボカドなどを一皿に盛り付けるバンデハ・パイサは、日本の感覚でいえばボリュームたっぷりの「全部のせ定食」に近い存在。
アレパやエンパナーダだけでなく、こうした一皿まで食べると、コロンビアの食文化がかなり立体的に見えてきます。
タコスやフリホールなど中南米料理も楽しめる
店名はコロンビア料理店ですが、EL COLOMBIANOではメキシコ料理を含む中南米系のメニューも楽しめます。
武雄温泉通りが紹介しているタコスは、トウモロコシの生地に野菜とオリジナルソースを合わせるスタイル。パクチーとの組み合わせもおすすめされています。
また、実際の来店者からはブリトーや豆料理の「フリホール」を評価する声もあります。
アレパやエンパナーダを少しずつ注文してシェアするのもよいですし、タコスや肉料理を合わせて南米・中南米料理をまとめて楽しむ使い方もできそうです。
ペロロさんは5歳から42歳までサーカスの世界で活躍
この店が「人生の楽園」で取り上げられる大きな理由が、店主ペロロさんの経歴です。
本名はマルチネス・バルガス・アレハンドロさん。テレビ朝日の番組紹介では、親しみを込めて「ペロロさん」と呼ばれていることが紹介されています。
サガテレビのインタビューで本人は、5歳から42歳までサーカスを続けていたと話しています。得意だったのは大車輪や空中ブランコ。しかも本人だけではなく、家族もサーカスに携わってきたサーカス一家です。
子どもの頃から40年近く、観客の目の前で体を張ったパフォーマンスを続けてきたことになります。
料理人として店に立つ現在の姿だけを見ると想像しにくいほど、まったく違う世界を歩いてきた人物です。
佐世保での怪我がサーカスから料理人への転機になった
ペロロさんの人生が大きく変わったのが、サーカス公演中の怪我でした。
本人はサガテレビの取材で、日本でサーカスをしていた時に佐世保で怪我をしたことを明かしています。テレビ朝日の「人生の楽園」でも、怪我をきっかけに第二の人生を歩むことになったと紹介されています。
ただし、料理人への転身は「サーカスを辞めて、突然料理を覚えた」という話ではありません。
サーカスの巡業時代、ペロロさんは仲間や家族の食事係も担当しており、日常的に家庭料理を作っていました。その経験が、料理店を始める土台になったのです。
空中ブランコから厨房へ。
職業だけを見ると大胆な転身ですが、「家族に料理を作る」という経験はサーカス時代からずっと続いていました。
妻・かおるさんの地元・武雄市で第二の人生を始めた
妻のかおるさんは武雄市出身です。
サーカスを離れたペロロさんは、かおるさんとともに武雄へ移り、コロンビア料理店を開きました。
武雄市自身が夫妻を移住者として取り上げていることからも、EL COLOMBIANOは単なる新しい飲食店というだけでなく、地域へのUターン・移住から生まれた店でもあります。
そして現在のペロロさんは、料理だけでなく陽気なおしゃべりでもお客さんを楽しませています。「人生の楽園」の番組紹介でも、その料理のおいしさと楽しい会話で地域の人々に親しまれていると紹介されています。
サーカス時代は大技で観客を楽しませ、今は料理と会話で店のお客さんを楽しませる。
舞台は変わっても「人を楽しませる仕事」という意味では、ペロロさんの人生は一本につながっているように感じます。
実用情報|住所・アクセス・営業時間・電話
営業時間については掲載先によって情報に差があります。現在の店舗情報では火曜〜日曜の18:00〜22:00とされていますが、武雄温泉通りではランチ12:00〜14:00、ディナー18:00〜23:00の案内も残っています。
過去にはランチ営業も行われているため、「人生の楽園」を見て昼に訪れたい場合は、出発前に公式Instagramか電話で当日の営業を確認しておくと安心です。
公式Instagram:EL Colombiano @el.colombiano0801
まとめ
佐賀県武雄市の「EL COLOMBIANO」は、武雄温泉街で本格的なコロンビア料理を楽しめる店です。
アレパ、エンパナーダ、バンデハ・パイサなど、日本ではまだ食べる機会の少ない料理が並ぶことに加え、店主ペロロさんの人生そのものも大きな魅力です。
5歳からサーカス団員として空中ブランコや大車輪に挑み、怪我をきっかけに引退。そして、サーカス巡業中から磨いていた料理の腕を生かし、妻・かおるさんの故郷である武雄市で新しい店を始めました。
温泉街とコロンビア料理という意外な組み合わせも含め、武雄を訪れた時に立ち寄ってみたくなる一軒です。
参考リンク
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