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大相撲の懸賞金は1本7万円、力士は6万円獲得 夏場所3563本の過去最多記録|タモリステーション

スポーツ

大相撲の懸賞金1本7万円と過去最多3563本の仕組み

土俵の上を何周もする色鮮やかな懸賞旗。そして勝負が決まったあと、勝った力士が行司から受け取る分厚い懸賞金の束。

2026年9月11日放送のテレビ朝日系「タモリステーション 日本も世界も夢中!大相撲 満員御礼SP」では、令和の大相撲ブームを象徴する存在として、2026年5月場所に過去最多3563本を記録した懸賞が取り上げられます。番組では本場所や巡業の満員が続く背景とともに、企業からも熱い視線を集める現在の大相撲に迫ります。

この記事でわかること

  • 大相撲の懸賞は1本7万円
  • 勝った力士が獲得するのは1本6万円
  • 現在、土俵上の懸賞袋に入る現金は1本1万円
  • 2026年5月場所で3563本という過去最多を記録した背景

大相撲の懸賞は1本7万円、勝ち力士は6万円を獲得

日本相撲協会が現在案内している懸賞の料金は、1本7万円(税込)です。

内訳はシンプルです。

  • 懸賞1本:7万円
  • 勝ち力士獲得額:6万円
  • 協会手数料:1万円

協会手数料には取組表への掲載料や場内放送料が含まれます。

つまり企業が7万円を出した場合、勝った力士に帰属する金額は6万円。残る1万円が日本相撲協会の手数料となる仕組みです。

懸賞をかけられるのは幕内の取組のみ。企業などは希望する取組や応援する力士の取組に懸賞を申し込みます。

基本的な申込条件は、

  • 1日1本以上
  • 1場所15本以上
  • 15日間15本で105万円

となっています。追加分については1本から申し込めます。

土俵で力士が受け取る懸賞袋の現金は現在1万円

ここで少し分かりにくいのが、「力士が6万円を獲得するのに、懸賞袋にはいくら入っているのか」という点です。

以前は1本あたり6万円のうち、3万円が土俵上で現金として渡され、3万円が本人名義の預り金となっていました。

しかし2025年5月場所以降、土俵上で渡される懸賞袋の現金は1本1万円に変更されています。

残りの5万円は振り込みとなり、力士が獲得する総額6万円そのものは変わっていません。現金を大量に持ち歩くことによるセキュリティー面などを考慮した変更とされています。

そのため、現在の仕組みを整理すると、

  • スポンサーが負担:7万円
  • 日本相撲協会の手数料:1万円
  • 勝ち力士の獲得額:6万円
  • 土俵上で受け取る現金:1万円
  • 後から振り込まれる金額:5万円

となります。

テレビ中継で大量の懸賞袋を抱える力士を見ると、とてつもない額の現金をそのまま持っているようにも見えますが、現在は現金部分を抑えた支給方法になっています。

2026年5月場所は懸賞3563本で過去最多

今回の「タモリステーション」が大きく取り上げるのが、令和の相撲人気を象徴する懸賞本数の急増です。

2026年5月場所では、実際に掲出された懸賞が3563本に到達しました。

それまでの最多記録は2026年1月場所の3355本。わずか4か月ほどで208本も上回り、史上初めて3500本を突破しています。

番組公式サイトでも、この3563本を「過去最多本数」として紹介。女性や若い世代を中心とした“推し活”の広がりとともに、企業からの注目も大きくなっている現在の大相撲を「ビジネス」の視点から取り上げます。

なお、5月場所では申し込み段階では4241本に達していたと報じられています。

「4241本」と「3563本」という2つの数字がありますが、前者は申し込み本数、後者は実際に掲出された本数です。この違いを知っておくと数字が食い違って見えることもありません。

懸賞旗は企業広告だけではなく力士への応援でもある

懸賞を申し込むと、取組表に提供者名が掲載され、取組直前には場内放送でも提供者名が読み上げられます。

さらに呼出がスポンサーの懸賞旗を掲げて土俵を1周します。

日本相撲協会が定める懸賞旗のサイズは、

  • 横70cm
  • 縦120cm

です。

テレビ中継でも映りやすいため企業にとって大きな露出になりますが、日本相撲協会は懸賞を単なる広告ではなく、力士を応援し、大相撲を盛り上げてもらう仕組みとして位置付けています。

懸賞旗が登場するタイミングにも決まりがあります。

幕内の懸賞がかかった取組では、力士が塵浄水を終えたあと、呼出が懸賞旗を掲げて土俵を回ります。そして勝負がつくと、行司が軍配の上に懸賞金を載せ、勝った力士が手刀を切って受け取ります。

現在の懸賞制度につながる形は1955年に始まった

勝者に褒賞を贈る相撲の文化そのものは非常に古く、平安時代の相撲節では、勝者に麻や絹などの織物、衣類、米などが贈られていました。

江戸時代になると「纏頭(はな)」と呼ばれる力士への祝儀が盛んになります。

その後、明治42年に投げ纏頭が禁止され、現在のような賞金としての懸賞制度が始まったのは1955年です。

昔から続く「勝者をたたえる文化」に、企業による応援や広告という現代的な仕組みが重なったものが、現在の大相撲の懸賞といえます。

70年以上続いてきた制度が、令和になって過去最多の3563本を記録したことは、現在の相撲人気の大きさを数字で示す出来事でもあります。

懸賞本数の増加が令和の大相撲ブームを映している

現在の大相撲人気は、本場所だけにとどまりません。

「タモリステーション」では、本場所や巡業の満員が続いていることに加え、世界160の国と地域で放送されていること、海外公演が開催されていることなども紹介します。

観客が増える。

人気力士への注目が高まる。

テレビやSNSなどで大相撲に触れる人が増える。

そして企業にとっても大相撲の取組に懸賞を出す価値が高まっていく。

3563本という数字は単なる賞金の記録ではなく、こうした複数の動きが重なった現在の大相撲人気を象徴する数字として見ることができます。

まとめ

大相撲の懸賞は現在、1本7万円です。

そのうち、

  • 勝った力士の獲得額は6万円
  • 協会手数料は1万円
  • 土俵上で受け取る現金は1万円
  • 残り5万円は振り込み

という仕組みになっています。

そして2026年5月場所では、実際に掲出された懸賞が過去最多3563本を記録しました。

昔から続く力士への褒賞文化と、企業による応援、さらに令和の相撲人気が重なったことで、懸賞制度はいま改めて大きな存在感を見せています。

参考リンク

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