田村市産ホップから生まれた「ひなたベーカリー」
2026年9月19日放送の『人生の楽園』に登場するのは、福島県田村市都路町のひなたベーカリーです。店主は田村市常葉町出身の渡邉咲月さん。地元で育てられたホップから自家製酵母を起こし、食パンやバゲット、自由に具材を選べるオーダーサンドイッチを作っています。
実店舗は2025年12月21日にオープン。会社員をしながら月1回のマルシェに出店していた時代から、週末パン屋を経て自分の店を構えるまでになりました。番組で紹介される「ホップ酵母のパン」がどこで買えるのか、通販や価格、渡邉さんが都路町で店を始めた背景までまとめます。
この記事でわかること
- ひなたベーカリーの場所・営業時間・定休日
- ホップ酵母食パンの価格と通販方法
- 渡邉咲月さんがホップ酵母パンを始めたきっかけ
- オーダーサンドイッチと実店舗開業までの歩み
ひなたベーカリーの場所・営業時間と通販

ひなたベーカリーがあるのは、福島県田村市の都路町です。
店舗はトレーラーハウス2棟をつないだ造りで、1棟がパンの販売・イートインスペース、もう1棟が加工所として使われています。
店舗情報は次の通りです。
- 店名:ひなたベーカリー
- 住所:福島県田村市都路町岩井沢字道ノ内65-1
- 営業時間:10:00〜17:00
- 定休日:火曜日・水曜日
- 電話:080-3332-5299
- 駐車場:あり
- 店内:イートイン可能
- 営業日の詳細:公式Instagramで案内
2025年12月21日に現在の実店舗がオープンしました。福島相双復興推進機構も開店前から店舗を紹介しており、住所・営業時間・定休日を公表しています。
そして、遠方からでもパンを購入できます。
ひなたベーカリーの公式オンラインショップ「ひなたの時間」では、ホップ酵母食パン1斤が690円で販売されています。冷凍食パンは1斤690〜730円、バゲットは420円、冷凍パンのおまかせセットなども用意されています。価格や在庫は変更される可能性があるため、注文時に公式ショップで確認してください。
通販できる主な商品は、
- ホップ酵母食パン 1斤:690円
- 冷凍食パン 1斤:690〜730円
- バゲット:420円
- 冷凍パンおまかせセット:2,000円
などです。
さらに、田村市のふるさと納税返礼品として、ひなたベーカリーの冷凍食パンも取り扱われています。田村市産ホップから作った酵母を使い、焼いた食パンをカットして急速冷凍した商品です。
ホップ酵母食パンは田村市産ホップから生まれた
ひなたベーカリーを象徴するのが、番組タイトルにもなっているホップ酵母のパンです。
ホップはビール造りでよく知られる植物ですが、ひなたベーカリーでは田村市で育てられたホップを生かして自家製酵母を作っています。
ホップだけをそのままパンに入れるわけではありません。
渡邉さんはホップのほか、りんご、米麹、じゃがいもなどを使い、時間をかけて酵母を培養しています。天然酵母を使って長時間発酵させることで、店が目指す味わいを作っています。
パン作りでは、
- 添加物を使わない
- 精製塩ではなく天然塩を使う
- 白砂糖ではなくきび砂糖を使う
という方針も掲げています。
『人生の楽園』で一押しとして紹介されるのも食パンです。番組では、外側はカリッとしながら、中はふんわりとして、軽くしっとりした食感が特徴として紹介されています。
渡邉咲月さんがホップ酵母パンを始めたきっかけ
渡邉咲月さんは福島県田村市常葉町の出身です。
パン作りを始めたのは店を開く直前ではなく、20代の頃。最初は趣味としてパンを焼いていました。
大きな転機になったのが、2020年に都路町で開業したホップジャパンの「ホップガーデンブルワリー」でした。
田村市産のホップを使ったビール造りが始まり、渡邉さんの周囲から「地元のホップをパンにも生かせないか」という話が持ち上がります。
そこで渡邉さんは、ホップ酵母の作り方を独学で研究しました。
ここから、現在のひなたベーカリーにつながる道が始まります。
会社員を続けながら月1回のマルシェからスタート
2021年、渡邉さんは「ひなたベーカリー」としての活動を始めました。
最初から店舗を持っていたわけではありません。
平日は会社員として働きながら、月に1回だけマルシェにパンを出店する形でした。
しかし、お客さんから「もっと買える場所はないのか」という声が寄せられるようになります。
その反応に背中を押され、月1回の出店から土日に営業する週末パン屋へと発展。そして2025年12月、念願だった実店舗の開業にたどり着きました。
趣味のパン作りからホップ酵母との出会い、マルシェ、週末営業、実店舗へ。
『人生の楽園』で描かれる渡邉さんの歩みは、地域の素材との出会いによって少しずつ形になっていったものです。
常葉町出身の渡邉さんが都路町に店を開いた理由
渡邉さんは常葉町出身・在住のため、当初は常葉町での開業も考えていました。
ところが、現在の店舗につながる話が都路町から舞い込みます。
今のひなたベーカリーの場所では、以前「みやこじスイーツゆい」が営業していました。同店が別の場所へ移転したことで、建物を次に使う人がいなければ取り壊される可能性がありました。
そこで都路町商工会から渡邉さんへ声がかかります。
しかも、ホップ酵母パンの原点となったホップジャパンも都路町にあります。
自分の店を持ちたいと考えていた時期と店舗の話が重なり、渡邉さんは都路町で開業することを決めました。
単に空いていた店舗を借りたのではなく、ホップ酵母パンが始まった土地に店を構えたというつながりがあります。
20種類以上から選べるオーダーサンドイッチ
食パンと並んで、ひなたベーカリーの大きな特徴になっているのがオーダーサンドイッチです。
店頭には野菜や肉類、魚、卵のほか、ラタトゥユやカレーなど渡邉さんが仕込んだ惣菜が並びます。
田村市の広報でも、常時約20種類以上の具材から選べるスタイルが紹介されています。
注文は、
- 食パン
- バゲット
- バンズ
などからパンを選び、そこへ好きな具材やソースを組み合わせる仕組みです。
すでに完成したサンドイッチを棚から取るのではなく、注文を受けてから目の前で作ってもらえるのが魅力です。
番組で「多彩なサンドイッチも評判」と紹介されているのは、このスタイルを指しています。
オーダー方式にはパンの廃棄を減らす狙いもある
オーダー方式を採用した背景には、もう1つ理由があります。
それがパンのロスをできるだけ減らすことです。
最初から数多くの惣菜パンを作って並べれば、売れ残った商品が廃棄につながる可能性があります。
そこでひなたベーカリーでは、食パンやバゲット、バンズなどシンプルなパンを基本にし、注文後に具材を挟む方式にしました。
パンが余った場合にも、ラスクやパン粉など別の商品・料理へ活用しやすくなります。
具材の量によって価格を調整できるため、軽く食べたい日も、肉などをたっぷり使ったボリュームのあるサンドを食べたい日も、自分で組み合わせられます。
「好きなものを選ぶ楽しさ」と「食品ロスを抑える仕組み」が一緒になった、ひなたベーカリーらしい販売方法です。
渡邉咲月さんがパン屋の先に目指しているもの
渡邉さんが目指しているのは、人気のパン屋を作ることだけではありません。
パンを焼くため、深夜2時から店に入ることもあるという渡邉さん。その根底にあるのは、故郷・田村市を次の世代に残していきたいという思いです。
将来、子どもたちが田村市を離れたとしても、疲れた時に帰ってこられる故郷を残したい。
そのためには、地域の小さな事業者同士がつながり、地域内で仕事やお金、ものが循環する環境を作る必要があると考えています。
渡邉さんが思い描いているのは、さらに先です。
現在は外部から仕入れている小麦も、いつか田村市の人たちに作ってもらい、パンや労働、得意なことを交換しながら助け合える「小さなコミュニティ」を作ることを目標にしています。
ホップ酵母パンは、その構想の入口でもあるわけです。
まとめ
福島県田村市都路町のひなたベーカリーは、渡邉咲月さんが田村市産ホップから起こした自家製酵母を使うパン屋です。
2021年に会社員を続けながら月1回のマルシェ出店を始め、その後は週末パン屋へ発展。2025年12月21日に実店舗を開きました。
現在は、
- ホップ酵母を使った食パン
- バゲット
- 菓子パン
- 20種類以上の具材から選ぶオーダーサンドイッチ
などを販売しています。
公式通販ではホップ酵母食パン1斤690円から購入でき、遠方からでも味わうことができます。
パンの原料となるホップとの出会いから始まり、故郷の将来まで見据えて店を育ててきた渡邉さん。『人生の楽園』では、焼きたてのパンのおいしさだけでなく、「故郷を元気にしたい」という思いにも注目です。
参考リンク
おすすめ関連商品
- ひなたベーカリー ホップ酵母食パン
- ひなたベーカリー バゲット
- ひなたベーカリー 冷凍パンおまかせセット
気になる生活ナビをもっと見る
購読すると最新の投稿がメールで送信されます。


コメント