新そばの名産地を巡る旅!山形・尾花沢と長野・伊那で出会うそばの魅力
秋は、香り高く風味豊かな新そばを楽しめる季節です。2026年10月23日放送のNHK Eテレ「おとな時間研究所」では、山形県尾花沢市と長野県伊那市を舞台に、そばのおいしさと地域に根付く食文化を紹介します。
山形県尾花沢市では、DEENのボーカルでそば料理研究家としても活動する池森秀一さんが、地元のそば職人たちを訪ねます。そばの栽培から手打ちの技術、地域おこしへとつながる取り組みが見どころです。
長野県伊那市では、20代でそばに魅せられ、地元のそば文化を若い世代へつなごうとする人の活動に注目します。
さらに、家庭で簡単に楽しめる洋風の創作そば料理や、そばを使ったスイーツも登場。昔ながらの伝統と新しい食べ方の両方から、そばの奥深い世界に迫る45分です。
この記事でわかること
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山形県尾花沢市「おくのほそ道尾花沢そば街道」の特徴とそば店
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DEEN池森秀一さんとそば職人たちが伝える産地の魅力
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長野県伊那市のそば文化と若い世代への継承活動
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家庭で楽しむ洋風創作そば・そばスイーツと秋の新そばイベント
DEEN池森秀一が案内する奥深いそばの世界
公式動画:池森そば公式YouTube「二八の極みでもりそば」
DEENのボーカルとして知られる池森秀一さんは、そばへの深い愛情を持ち、そば料理研究家としても活動しています。
自身がプロデュースする「池森そば」では、乾麺の開発や全国各地のそばの紹介にも取り組んでいます。音楽活動だけでなく、日常的にそばを楽しみ、そのおいしさを多くの人へ伝えている人物です。
今回の訪問先は、山形県尾花沢市。単においしいそばを食べるだけでなく、そばを育てる人、打つ人、地域の名物として守り続ける人々の取り組みを伝えます。
そばの魅力は、麺の味や香りだけではありません。土地の気候、水、そば粉の挽き方、職人の技術などが重なり合い、それぞれの産地に固有の食文化が生まれています。
池森さんの案内を通して、産地で味わうそばの魅力を知ることができます。
山形県尾花沢市「おくのほそ道尾花沢そば街道」とは?
山形県尾花沢市は、古くからそばの栽培が盛んな地域です。
寒暖差の大きな気候と、御所山から流れる清らかな水が、そば作りに適した環境を生み出しています。
この地域には、地元のそばを味わえる店が点在する「おくのほそ道尾花沢そば街道」があります。
そば街道の名前には、江戸時代の俳人・松尾芭蕉との歴史的なつながりも込められています。
芭蕉は1689年、奥の細道の旅で尾花沢を訪れました。滞在先の鈴木家には客をそばでもてなす「そば切り振舞」の習慣があり、芭蕉も尾花沢のそばを食べたと考えられています。
こうした歴史を背景に、地元のそば店が集まって「ゆう遊三味会」を結成。そばの品質維持や技術向上、イベントなどを通した地域の魅力発信に取り組んできました。
そば街道は、決まった1本の道に店舗が並ぶだけの観光地ではありません。市内各地の加盟店を訪ねながら、それぞれの職人が作る個性的なそばを味わえることが特徴です。
尾花沢そば街道の名店と営業時間・アクセス
そば街道には、地元産のそば粉や手打ちの技術にこだわる店が参加しています。代表的な加盟店を紹介します。
手打ちそば たか橋
尾花沢産の「原種最上早生」を殻ごと石臼で挽き、自家製粉したそばを提供する店です。
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住所:山形県尾花沢市大字五十沢1468-11
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営業時間:11:00~19:00
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定休日:水曜日
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電話番号:0237-22-0460
そばの実を殻ごと挽くことで、そば本来の風味を生かした味わいを楽しめます。尾花沢のそばの個性を知るうえで注目したい店舗です。
そば処 鶴子
山あいの鶴子地区にあるそば店で、香り高い手打ちそばを楽しめます。
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住所:山形県尾花沢市大字鶴子445
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営業時間:11:00~15:00
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定休日:火曜日(臨時休業あり)
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電話番号:0237-28-3041
尾花沢の自然に囲まれた地域で、土地のそば文化に触れられるお店です。
なお、そば街道の各店舗は営業時間や休業日が異なります。季節や店舗の事情によって営業内容が変わることもあるため、訪問時は各店の最新案内を確認してください。
尾花沢産「原種最上早生」とそば職人たちの地域おこし
尾花沢のそばを語るうえで欠かせないのが「最上早生(もがみわせ)」です。
山形県で栽培されるそばの品種で、尾花沢では地域の特色を生かした原種最上早生の栽培に力を入れてきました。
最上早生は、香りや風味、そばの甘みなどが評価されている品種です。
尾花沢のそば作りには、そばを育てる農家と、製粉・そば打ちを担う職人たちの協力が欠かせません。
収穫したそばの実が、製粉や手打ちの工程を経て一杯の料理になるまでには、さまざまな人の技術が生かされています。
さらに、尾花沢では、そばを地域の観光資源として活用してきました。
そば街道の加盟店が連携して技術を磨き、尾花沢ならではの味わいを提供することが、地域全体の魅力づくりにつながっています。
おいしいそばを作り続けることと、その土地へ人を呼び込むこと。この2つを両立させようとする職人たちの活動は、地域の食文化を次世代へ伝えるうえでも重要な取り組みです。
長野県伊那市で若い世代へ受け継がれるそば文化
もう1つの舞台となる長野県伊那市は、「信州そば発祥の地」として知られています。
伊那谷には古くから独自のそば文化が根付き、地域ごとに異なる食べ方や伝承が残されています。
今回注目されるのは、20代のころにそばの魅力に出会い、地元のそばを若い世代へ継承する活動に取り組む人物です。
伝統的な食文化を守るには、長年技術を磨いてきた職人だけでなく、その価値を理解して次の世代へ伝える人の存在が欠かせません。
伊那市でも、そば打ち技術の継承や新たな担い手の育成、そば文化の発信などが地域の課題となっています。
地域の名物を観光資源として生かしながら、若い人にも身近な食べ物として親しんでもらうことが大切です。
そばを通して地元の歴史や文化に触れ、その魅力を次の世代に伝える。伊那市の活動からは、食を通じた地域文化の継承というテーマが見えてきます。
伊那市の伝統そば「高遠そば」と「入野谷在来そば」
伊那市には、全国的に知られる信州そばとは一味違う、地域独自のそばがあります。
その代表が「高遠そば」です。
高遠そばの特徴は、辛味大根の絞り汁に焼き味噌を合わせた「からつゆ」で食べること。一般的な甘辛いそばつゆとは異なる風味を楽しめます。
辛味大根の刺激と焼き味噌の香ばしさが組み合わさり、そばの味を引き立てる伝統的な食べ方です。
また、伊那市長谷地区に伝わる「入野谷在来そば」も見逃せません。
入野谷在来そばには、わずか6粒の種から復活を遂げたという特別な歴史があります。
一度は失われかけた地域のそばを再び育て、その味を現在へとつないできたことは、伊那谷の食文化を象徴する取り組みです。
こうした地域のそばを守る活動は、単に料理のレシピを残すだけではありません。品種を守り、栽培を続け、そばを打つ技術や食べ方まで伝えていく必要があります。
2026年秋の新そばイベント!伊那市で味わえる旬のそば
伊那市では、2026年秋も新そばを楽しむイベントが開催されます。
第13回 信州伊那新そばまつり
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開催日:2026年10月24日(土)・25日(日)
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時間:10:00~14:00
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会場:はびろ農業公園みはらしファーム特設会場
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住所:長野県伊那市西箕輪3416-1
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問い合わせ:0265-74-1807
このイベントでは、標高850m以上で栽培された「信州伊那プレミアムそば」を100%使用します。
信州伊那そば打ち名人の会が作る、せいろそば・かけそば・行者そばの3種類を楽しめるほか、旬の野菜を使った天ぷらも販売されます。
そば打ち名人による実演や、そばの味を確かめる利きそばコンテストも行われます。
高遠そば新そば祭り
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開催期間:2026年10月31日(土)~11月8日(日)
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時間:10:00~14:00
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会場:高遠城址公園 高遠閣
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使用するそば粉:高遠長谷産100%
紅葉が深まる高遠城址公園で、辛味大根と焼き味噌のからつゆで食べる伝統の高遠そばを楽しめます。
そのほかにも伊那市内では、入野谷在来そば新そば祭りや春近新そばまつりなど、地域ごとに特色のある催しが企画されています。
新そばの季節は、伊那谷に伝わるさまざまなそばを味わう絶好の機会です。
家庭で楽しむ洋風創作そば!新しい食べ方の魅力
今回の料理コーナーでは、そばを洋風にアレンジした家庭向けの創作そばレシピを紹介します。
そばといえば、ざるそばやかけそば、天ぷらそばなど、和風の料理を思い浮かべる人が多いでしょう。
しかし、そばは小麦のパスタなどとは異なる香りや食感を持っており、さまざまな調理法を楽しめる食材です。
洋風の料理に取り入れることで、これまでとは違ったそばの魅力を発見できます。
家庭でそば料理を作るときに大切なのは、使用する麺の特徴に合わせて調理することです。
乾麺を使う場合は、商品の表示に従ってゆで時間と水の量を守ることが基本となります。ゆで上がった麺を冷水で洗う工程の有無なども、料理の仕上がりに関わります。
また、そば粉の割合や麺の太さによって食感が変わるため、同じ料理でも使うそばによって違った味わいを楽しめます。
普段の食卓に新しいそば料理を取り入れるきっかけになるコーナーです。
そばを使ったスイーツも登場!麺だけではないそばの楽しみ方
そばの魅力は、麺料理に限りません。
そば粉は、そばがきやそば餅など、日本各地の伝統料理にも使われてきました。
そば粉そのものに独特の香りがあるため、甘い料理にも活用されています。
そばを使ったお菓子では、そば粉の風味を生かすことが特徴の1つです。そば粉を生地に取り入れたり、そばの実を使って食感に変化をつけたりするなど、さまざまな楽しみ方があります。
今回の番組では、そばを使ったスイーツも紹介されます。
伝統的なそば料理とは異なる角度から、その食材としての可能性を楽しめる内容です。
そばをもっとおいしく楽しむために知っておきたいこと
そばは、産地や原料、製粉方法、そば粉の割合などによって風味が変わります。
特に新そばの季節には、収穫されたばかりのそばの実を使った料理ならではの香りを楽しめます。
そば店では、挽きたて・打ちたて・ゆでたてを大切にする「三たて」という考え方があります。
そばの実を粉にする工程から麺を打ち、ゆでて提供するまで、それぞれの作業がおいしさに関わっているという考え方です。
また、家庭でそばを選ぶ際には、原材料表示を確認することもおすすめです。
二八そばや十割そばなど、そば粉の割合によって特徴が異なります。食べ比べてみると、香りやのどごし、食感の違いがわかりやすくなります。
なお、そばはアレルギーの原因となる食品のため、そばアレルギーのある人は食べられません。そば粉を使用したスイーツにも注意が必要です。
まとめ
2026年10月23日の「おとな時間研究所」は、山形県尾花沢市と長野県伊那市を通して、そばの魅力を多角的に紹介する内容です。
尾花沢では、そば街道を中心に、そばを育てる農家や職人たちが守ってきた味と地域おこしへの思いに触れます。
伊那市では、歴史あるそば文化を若い世代へ伝える活動を紹介。伝統の高遠そばや、復活を遂げた入野谷在来そばなど、地域に根付くそばの世界も魅力です。
さらに、洋風の創作そば料理やそばスイーツを通して、そばを家庭で楽しむ新たな方法も取り上げます。
そばを味わうだけでなく、その背景にある土地の歴史や人々の思いまで知ることで、いつもの一杯をより深く楽しめる内容となっています。
参考リンク
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