下北山村は若者・単身者の住みたい村ランキング1位
2026年11月1日放送予定のテレビ朝日『ナニコレ珍百景』では、日本三大住みたい村が特集されます。奈良県吉野郡下北山村は、宝島社『田舎暮らしの本』の「2026年版 住みたい田舎ベストランキング」で村ランキングの若者世代・単身者部門1位を獲得した自治体です。村には住宅購入・改修、家賃、移住体験などの支援制度があり、具体的な利用条件を知ることができます。
下北山村はどこ?なぜ移住先として注目される?
下北山村は奈良県の南東部に位置し、三重県、和歌山県に近い山間の村です。世界遺産の大峯奥駈道が通り、村域の約半分が吉野熊野国立公園に含まれる自然豊かな地域です。2026年9月30日時点の人口は769人、503世帯。移住者向けの空き家バンクや住宅支援制度、村の木材を生かした滞在施設などが整備されています。
なお、1位は同誌の自治体評価による「村ランキング・若者世代/単身者部門」の順位であり、全国の全世代に対する人気投票1位という意味ではありません。総合部門の順位は6位です。
空き家バンクで買える家・借りられる家を探す方法
村内の空き家を購入・賃借したい人は、下北山村空き家バンクを利用できます。掲載物件を確認し、利用希望者として登録することで、購入などの相談や助言を受けられます。対象は村に住民票がある人、または1年以内に転入する意思がある人です。二拠点居住や不動産業を目的とした利用はできません。
窓口は下北山村役場地域振興課(電話:07468-6-0074)と、運営の一部を担う空き家コンシェルジュ下北山事務所(電話:07468-9-0992)。物件の在庫や購入価格は変動するため、希望条件を決めて村の空き家バンク案内から確認する方法が確実です。
住宅の購入・改修に最大100万円、子育て世帯は最大150万円
下北山村住宅活用促進事業補助金では、条件を満たした転入者が空き家などを取得する際、購入費用の50%、通常上限100万円の補助を受けられます。0歳から中学卒業までの子どもがいる世帯は上限150万円です。
空き家取得後の対象となる改修工事も費用の50%、通常上限100万円、対象の子育て世帯は上限150万円の制度があります。原則として50歳未満の村外からの転入者で、交付決定後10年以上の定住意思などが必要です。上限額がそのまま支給されるわけではなく、費用・対象工事・その他の条件で変わります。自己施工のDIY工事は対象外となるため注意してください。
申請書や対象要件は下北山村住宅活用促進事業補助金の案内で確認できます。契約や工事の前に役場へ相談しておくと安心です。
50歳未満の家賃助成は最大月5万円
村営住宅または対象となる民間賃貸住宅の入居者には、住宅家賃助成金があります。原則として村に住民登録がある50歳未満の賃貸借契約者で、税金等の滞納がないことなどが条件です。
勤務先から住宅手当を受けていない人の助成額は、(家賃-1万円)÷2で計算され、上限は月5万円。住宅手当を受けている場合は、その額を差し引いて計算します。例えば家賃4万円で住宅手当がない場合、計算上の助成額は月1万5,000円です。詳しくは住宅家賃助成金の案内をご覧ください。
移住体験施設「むらんち」は1泊2,500円
移住前に暮らしを試したい人には、移住交流体験施設「むらんち」があります。大学生と地域住民が空き家を改修した宿泊施設で、移住検討者は1泊から最大1か月まで利用できます。
料金は1人1泊2,500円(税込)、10泊目以降は1泊1,500円(税込)。中学生以下は無料です。寝具リースは別途900円(税込)、支払いはチェックアウトまでに現金です。キッチンや浴室、駐車場はありますが、館内にWi-Fiはありません。隣接するコワーキングスペース「BIYORI」のWi-Fiを利用できるため、テレワーク予定の人は利用条件も確認しましょう。
利用資格・連絡方法は移住交流体験施設「むらんち」の案内に掲載されています。
まとめ
奈良県下北山村は、2026年版の村ランキングで若者・単身者部門1位を獲得しました。空き家バンク、住宅購入・改修費の補助、家賃助成、移住体験施設「むらんち」があります。移住を検討するなら、補助金の条件と住まいの空き状況を確認し、現地の暮らしを体験することが大切です。
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