煉瓦亭の元祖オムライスと明治誕生オムライスは何が違う?
銀座の老舗洋食店煉瓦亭(れんがてい)には、名前の似た2種類のオムライスがあります。「元祖オムライス」は卵とご飯を混ぜて焼くタイプ、「明治誕生オムライス」は炒めご飯を卵で包むタイプです。2026年11月5日放送予定のテレビ東京『東京まち物語』でも取り上げられる煉瓦亭。お店で迷わず選べるよう、料理の特徴から価格・場所・営業時間まで紹介します。
元祖オムライスはご飯と卵を一緒に焼く「ライスオムレツ」
煉瓦亭の『元祖オムライス』は、『ライスオムレツ』とも呼ばれる一品です。あらかじめご飯と溶き卵を合わせてから焼き上げるため、通常のオムライスのように卵の中に炒めご飯を包みません。ご飯と卵が一体になった、オムレツに近い食感が特徴です。
もとは明治時代に生まれた従業員向けのまかない料理で、客からの要望を受けてメニューになったと伝わっています。煉瓦亭がオムライスの原点の一つと呼ばれるのは、この料理があったからです。
明治誕生オムライスはひき肉入りの炒めご飯を卵で包む
一方の『明治誕生オムライス』は、炒めご飯をふんわりと焼いた卵で包む、見慣れた形のオムライスです。ただし、一般的なチキンライスとは中身が異なります。
煉瓦亭では、合いびき肉を使った炒めご飯を卵で包みます。具材にはマッシュルームも使われ、卵を硬く焼きすぎずに仕上げるのが特徴です。ケチャップの風味とともに、肉と卵のうまみが楽しめます。
選び方はシンプルです。煉瓦亭ならではの珍しい料理を食べたいなら「元祖」、昔ながらの卵で包むオムライスが好きなら「明治誕生」が向いています。どちらも同じ料理の名前に見えますが、調理の形が大きく違います。
2種類のオムライスの値段は?
2026年1月の店頭メニューを記録した訪問情報では、明治誕生オムライスは税込3,000円、ライスオムレツ(元祖オムライス)は税込2,400円でした。
これは2026年1月時点の価格例であり、現在の販売価格を保証するものではありません。訪問する際は店頭の最新メニューをご確認ください。
煉瓦亭のもう一つの名物「元祖ポークカツレツ」
煉瓦亭は1895年(明治28年)創業。初代の木田元次郎が西洋料理を日本人の好みに合わせて工夫した店として知られています。なかでも『元祖ポークカツレツ』は、とんかつの原型になったとされる代表料理です。
もともとの西洋料理のカツレツに、日本の天ぷらのような深い油で揚げる方法を取り入れ、豚肉と生パン粉を使う形へ発展させました。千切りキャベツを添える洋食の定番スタイルにも、煉瓦亭の歴史が息づいています。
洋食の誕生に興味がある方は、横浜・ホテルニューグランドの元祖ナポリタンも、別の時代に生まれた洋食として楽しめます。
銀座・煉瓦亭の場所・営業時間・予約・支払い方法
住所は東京都中央区銀座3丁目5-16。東京メトロ銀座駅A10出口またはB1出口から徒歩約3分、和光の裏手にあるガス灯通り沿いです。電話番号は03-3561-3882です。
営業時間は月曜から土曜・祝日の11時15分〜15時(ラストオーダー14時)、17時30分〜21時(ラストオーダー20時)。日曜日は定休日です。日によって営業時間が変わる場合があります。
店舗の案内では予約不可のため、基本的には直接来店する形です。クレジットカード・電子マネー・QRコード決済には対応していない案内のため、現金を用意しておくと安心です。臨時休業などは煉瓦亭の公式Instagramなどでご確認ください。
なお、森下にある『銀座煉瓦亭 深川本店』など、名前の似た別店舗とは住所・営業時間・価格が異なります。今回紹介したのは銀座3丁目の煉瓦亭です。
まとめ
銀座・煉瓦亭には、卵とご飯を混ぜて焼く『元祖オムライス』と、炒めご飯を卵で包む『明治誕生オムライス』があります。珍しいライスオムレツか、親しみやすい包むタイプかで選べます。店は銀座駅から徒歩約3分、日曜定休・予約不可。価格は訪問前に最新情報を確認してください。
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