房総のむらは千葉県栄町にある江戸の暮らしの体験博物館
千葉県印旛郡栄町の千葉県立房総のむらは、江戸時代の商家や農家、武家屋敷を再現した参加体験型の博物館です。一般の入場料は300円、中学生以下と65歳以上は無料。昔の町並みの散策に加え、季節や日程によって伝統的なものづくりにも参加できます。
2026年11月6日(金)放送予定のNHK Eテレ『おとな時間研究所』「暮らしのミュージアム」でも、昔の農家や商家、生活道具に触れる施設として紹介されます。
入場料金はいくら?中学生以下と65歳以上は無料
通常の個人料金は一般300円、高校・大学生150円です。20人以上の団体は一般240円、高校・大学生120円となります。
中学生以下と65歳以上は入場無料です。65歳以上の方は、年齢を確認できるものを用意してください。障害者手帳などの対象となる手帳を持つ方と介護者1人にも無料の取扱いがあります。
入場料が必要なのは、主に商家や農家などが並ぶ「ふるさとの技体験エリア」と風土記の丘資料館です。一方、風土記の丘エリアは資料館・復元竪穴住居を除き無料で見学できます。ものづくり体験には入場料とは別に体験費用が必要な演目があります。
見どころは江戸の商家17棟と農家のかまど
「商家の町並み」は千葉県の佐原などの古い町並みを参考に、めし屋、そば屋、薬の店、鍛冶屋など16軒の店先と、旅館の外観を再現した総合案内所の建物を合わせ、計17棟で構成されています。火の見やぐらや稲荷なども再現され、江戸の町場を歩くような雰囲気を味わえます。
農家のエリアでは、上総・下総・安房の地域ごとの家屋を再現。例えば上総の農家には、炊事や農作業、収納にも使われた土間や三連のかまどがあります。昔の台所が、調理だけではなく多くの仕事を担っていたことが建物の造りから伝わってきます。
武家屋敷や水車小屋などもあり、住まいの違いを見比べながら歩く楽しみがあります。
七味唐辛子作りはどこで体験できる?
七味唐辛子作りに関係する場所は、商家の町並みの「薬の店(佐倉堂)」です。薬研(やげん)は、溝のある器と車輪状の道具を使い、材料を細かくする昔ながらの道具。七味唐辛子の体験では、こうした歴史ある道具や調合の文化に親しめます。
ただし、七味唐辛子作りは毎日実施される常設体験ではありません。日程が決められているため、体験したい方は訪問日を決める前に公式の演目カレンダーを確認するのが確実です。体験の有無や実施内容は日によって異なります。
体験の申し込みは当日受付と事前予約の2種類
短時間で楽しめる「当日体験」は、来館後に各体験場所で申し込みます。費用も体験場所で支払います。受付時間や定員は演目ごとに異なり、定員に達すると受付終了となる場合があります。
材料や道具などの準備が必要な「予約体験」は、事前申し込みが必要です。予約開始日は電話受付、開始日以外は電話または総合案内所で受け付ける方式です。予約体験の費用は、体験当日に総合案内所で支払います。
予約の問い合わせ先は0476-95-3333。希望の演目ごとに日程・対象年齢・所要時間・費用を確認しておくと安心です。体験せずに町並みや建物を見学するだけでも楽しめます。
開館時間と休館日
開館時間は9:00~16:30です。休館日は原則として月曜日で、月曜日が祝日・休日の場合は翌平日が休館になります。年末年始や臨時休館日もあります。
屋外の展示エリアを歩く施設なので、商家や農家をゆっくり見たい場合は、余裕を持って早めに訪れると回りやすいでしょう。
所在地・電車でのアクセス・無料駐車場
住所は千葉県印旛郡栄町龍角寺1028。車の場合は東関東自動車道・成田IC方面からアクセスでき、普通車約300台分の無料駐車場があります。
電車とバスでは、JR成田線安食(あじき)駅から竜角寺台車庫行きバスに約10分乗り、「房総のむら」バス停から徒歩約3分です。安食駅から栄町循環バスで「ドラムの里」へ向かう経路もあります。
JR成田駅西口からは竜角寺台車庫行きバスで約20分、「竜角寺台2丁目」下車後、徒歩約10分。JR下総松崎駅からは徒歩約30分です。バスの時刻や運行日は変更されるため、出発前に交通案内を確認してください。
見学前に知っておきたい注意点
体験演目には年齢制限や定員、材料費が設定されている場合があります。また、体験内容の変更や中止もあるため、目的の体験がある場合は事前に確認しましょう。
ふるさとの技体験エリアと資料館内は、盲導犬・介助犬を除きペット同伴で入場できません。歩きやすい靴で訪れると、屋外の町並みや建物を回りやすくなります。
まとめ
房総のむらは、一般300円で江戸時代の商家や農家、武家屋敷を見学できる千葉県栄町の体験博物館です。中学生以下と65歳以上は無料で、車なら無料駐車場も利用できます。七味唐辛子作りをはじめとする体験は日程や受付方法が異なるため、演目カレンダーを確認してから訪れるのがおすすめです。
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