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Mine秋吉台が2026年ユネスコ世界ジオパークに認定|秋芳洞とカルスト台地を『遠くへ行きたい』で紹介

旅行・観光

秋吉台が世界に認められた理由は景色の美しさだけではない

2026年9月6日放送の『遠くへ行きたい』では、俳優の野間口徹さんが山口県美祢市から宇部市を旅します。最初に向かうのが、2026年にユネスコ世界ジオパークとなったMine秋吉台。番組ではトゥクトゥクで草原を走り、冠山からの景色や秋芳洞を巡ります。秋吉台といえば白い石灰岩が並ぶ草原が有名ですが、世界的に評価された理由を調べると、地下に広がる洞窟、古代の海の記録、鉱山の歴史、人々が守ってきた草原までが1つの物語としてつながっていました。

この記事でわかること

  • Mine秋吉台が2026年にユネスコ世界ジオパークとなった経緯
  • 秋吉台の白い石灰岩と秋芳洞ができた背景
  • 「白・黒・赤」で読み解くMine秋吉台の特徴
  • 秋芳洞の2026年最新料金・営業時間・アクセス

Mine秋吉台は2026年にユネスコ世界ジオパークへ

Mine秋吉台ジオパーク

出典:Mine秋吉台ジオパーク公式

Mine秋吉台ジオパークは、2026年4月23日に正式にユネスコ世界ジオパークへ認定されました。美祢市も同日に認定を発表し、市役所で行われた「誕生に立ち会う会」には100人を超える市民が集まったとしています。

UNESCOの登録名称は「Miné-Akiyoshidai Karst Plateau UNESCO Global Geopark」。登録面積は4万7,264ヘクタールで、美祢市の大地をかなり広い範囲で対象としています。

ここで大切なのは、「秋吉台という観光地だけ」が認定されたわけではないことです。

ユネスコ世界ジオパークは、価値の高い地質だけを保存する制度ではありません。その土地の自然、文化、産業、教育、地域の暮らしまで含め、大地を持続可能な形で未来につないでいく活動が評価されます。

だから番組でも、絶景だけでなく「大地の恵みを守る人々」に焦点が当てられているわけです。

秋吉台の石灰岩には約8000万年分の海の記録が残る

秋吉台を歩くと、草原の中から白い石が無数に顔を出しています。

この石が石灰岩です。

UNESCOは秋吉石灰岩について、海洋生態系の約8000万年にわたる記録を保存していることを大きな価値の1つとして紹介しています。

もともと南の暖かい海で形成された石灰岩が、プレート運動によって移動し、長い時間をかけて現在の山口県に姿を現しました。

その石灰岩が雨水や地下水によって少しずつ溶かされてできるのが「カルスト地形」です。

地上では石灰岩柱や、すり鉢状にくぼんだドリーネが見られ、地下では洞窟が発達します。

つまり秋吉台の草原と秋芳洞は別々の観光地ではありません。

同じ石灰岩の大地から生まれた「地上と地下のセット」なのです。

秋芳洞は11km以上続く巨大な地下世界

番組で野間口徹さんが訪れる秋芳洞は、Mine秋吉台を象徴する場所です。

公式ジオパークによると、確認されている長さは11km以上。国内第2位の長さを持ち、洞内の空間規模も日本最大級とされています。

しかも秋吉台の地下では、現在確認されているだけでも453か所の洞窟があります。

雨として秋吉台に降った水が石灰岩の割れ目から地下へ染み込み、長い年月をかけて岩を溶かします。その水が流れ続けることで洞窟が広がり、天井から落ちる水によって鍾乳石なども育っていきました。

番組概要にある「地底の宮殿」という表現も、大げさには感じません。

地上で見た白い岩が、地下では巨大な空間を作っている。両方を続けて見ることで秋吉台の面白さが一気につながります。

Mine秋吉台を読み解くキーワードは「白・黒・赤」

Mine秋吉台ジオパーク公式サイトでは、この地域を「白・黒・赤」という3色で表現しています。

白は秋吉台の石灰岩。

黒はかつて無煙炭を産出した大嶺炭田。

赤は銅を産出した長登銅山です。

特に長登銅山の銅は、奈良・東大寺の大仏に使われたことが科学的に確認されています。

「きれいなカルスト台地」というだけではなく、石灰岩、石炭、銅が人々の暮らしや産業、日本史まで動かしてきた土地だったことが分かります。

これが、単なる景勝地ではなく「ジオパーク」として見る面白さです。

草原も自然のままではなく人の手で守られている

秋吉台の景観でもう1つ重要なのが草原です。

UNESCOは、現在の草原について、何世紀にもわたって続けられてきた伝統的な火入れによって形成・維持されてきた景観だと紹介しています。

秋吉台では毎年「山焼き」が行われます。

木が増えて森へ変わっていくのを抑えることで、広大な草原が維持されてきました。

つまり、私たちが「大自然」と感じて眺めている風景にも、人の暮らしが深く関わっています。

『遠くへ行きたい』のテーマである「大地の恵みを守る人々」という視点とも、ここでつながってきます。

秋芳洞の2026年料金と営業時間

2026年度から秋芳洞では変動料金制が導入されています。

通常期は高校生以上1,600円、中学生1,300円、小学生850円です。

GWや7月・8月の繁忙期は高校生以上1,900円。12月から2月の閑散期は大人1,350円、中学生1,050円、小学生700円となります。9月は繁忙期区分ですが通常料金が適用されます。

2026年4月以降の営業時間は通常期9:00~16:30、7月1日~9月30日は9:00~17:30。年中無休です。

JR新山口駅からはバスで約40分。「秋芳洞」バス停から入口までは徒歩約10分です。

車なら小郡萩道路・秋吉台ICから約5分、中国自動車道・美祢ICから約20分となっています。

まとめ

『遠くへ行きたい』で野間口徹さんが巡る秋吉台は、2026年に世界的な評価を受けたばかりの場所です。

草原に立つ白い石灰岩、地下11km以上に続く秋芳洞、かつての炭鉱や銅山。そして現在まで草原を守り続けてきた地域の人々。

景色だけを見るのではなく、「この大地がどうできて、人の暮らしとどうつながってきたのか」を知ると、秋吉台の見え方はかなり変わります。

2026年のユネスコ世界ジオパーク認定は、まさにその長い物語が世界から評価された出来事でした。

参考リンク


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