ブラックサンダーは市販のお菓子だけでどこまで再現できる?
2026年9月8日放送の日本テレビ系『X秒後の新世界』では、累計出荷本数19億本というブラックサンダーを、市販の材料だけで自宅再現する企画が登場します。
ブラックサンダーは一見すると「砕いたクッキーをチョコで固めたもの」に見えますが、有楽製菓の公式情報を詳しく見ると、あの独特な食感にはかなり細かな工夫があります。2026年8月31日には中身までリニューアルされており、番組放送のタイミングはちょうど新しいブラックサンダーが店頭に並び始めた直後です。
この記事でわかること
- ブラックサンダーのザクザク食感を作っている材料
- 市販材料で作れる家庭向け再現レシピ
- 2026年リニューアルで変わったポイント
- ブラックサンダーが一度生産終了してから復活した歴史
ブラックサンダーの基本は「ココアクッキー+プレーンビスケット+チョコ」
ブラックサンダーを再現するとき、最も大切なのは「チョコレート菓子」ではなく「食感の違う焼き菓子を組み合わせたチョコバー」と考えることです。
有楽製菓によると、ブラックサンダーは自社特製のほろ苦いココアクッキーと、軽い食感のプレーンビスケットを組み合わせ、それをチョコレートでコーティングしています。しかもチョコレートの量まで0.1g単位で調整し、クッキーを崩しすぎないよう成形しているそうです。
つまり、自宅再現でありがちな「クッキーを粉々にしてチョコと混ぜる」だけでは少し違います。
大きめに残したココアクッキーの硬い食感と、プレーンビスケットの軽いサクサク感を両方残すのがポイントです。
家庭で作るブラックサンダー風再現レシピ
有楽製菓が明らかにしている商品構成から家庭向けに組み立てるなら、かなりシンプルに作れます。これは番組で公開される配合そのものではなく、公式の商品情報をもとにした家庭用の再現方法です。
作りやすい約6本分なら、材料は次のくらいが目安です。
- ミルクチョコレート……150g
- 市販のココアクッキー……50g
- プレーンビスケット……40g
ココアクッキーは甘みだけでなく、少しほろ苦さのあるものが向いています。プレーンビスケットはマリータイプのような軽く砕けるものを使うと、2種類の食感を作りやすくなります。
まずクッキーとビスケットを袋に入れ、5mm~1cm程度の塊が残るくらいまで粗く割ります。ここで細かい粉にしてしまわないことが最大のポイントです。
チョコレート約100gを湯せんで溶かし、砕いた2種類の焼き菓子を加えます。全体にチョコが行き渡ったら、クッキングシートの上で小さな長方形に成形します。
冷蔵庫で軽く固めたあと、残しておいたチョコレート約50gを溶かし、表面を薄くコーティング。再び冷蔵庫で冷やせば完成です。
より本物らしい断面にしたいなら、クッキーをすべて同じ大きさにせず「大きな塊・小さな塊」を混在させるのがおすすめです。ブラックサンダー公式も、クッキーとビスケットを崩しすぎないことが重要だと説明しています。
2026年版ブラックサンダーは「2種類のココアクッキー」に進化
今回の番組を見るうえで面白いのが、ブラックサンダー自体が放送直前にリニューアルされていることです。
有楽製菓は2026年8月31日から新しいブラックサンダーを順次発売。2種類のココアクッキーの比率を見直し、以前よりザクザク感を強めました。カカオマスの風味も調整し、チョコとビスケットのバランスを再設計しています。参考小売価格は1本43円(税込)です。
公式ブランドサイトでは、従来より硬い「新ココアクッキー」を加え、食感の異なる2種類のココアクッキーとプレーンビスケットを組み合わせていることも紹介されています。
自宅再現でも、普通のココアビスケットだけでなく、硬めのココアクッキーを一部混ぜると現在の商品に近づきそうです。
実は発売翌年に一度消えていたブラックサンダー
今では国民的なお菓子ですが、最初から大ヒットしたわけではありません。
ブラックサンダーは1994年、愛知県豊橋市の工場で誕生しました。ところが翌1995年、販売不振によって一度生産終了になっています。
転機となったのが九州でした。
九州の一部店舗では人気があり、「また売ってほしい」という声が寄せられます。営業担当者が会社に掛け合い、残っていた材料を使って九州限定で再販売。そこから口コミが広がっていきました。
現在のブラックサンダーからは想像しにくいですが、一度消えた商品を一部地域の人気が救ったという歴史があります。
実用情報
2026年8月31日リニューアル版のブラックサンダーは、全国のコンビニ、スーパー、ドラッグストアなどで順次販売されています。参考小売価格は43円(税込)です。
本物と自作品を比較するなら、「甘さ」よりも「クッキーの大きさ」「硬さの違い」「チョコの厚さ」を比べると違いが分かりやすいです。
特に再現レシピではクッキーを細かくしすぎないこと。ザクザク感が弱い場合は、チョコを増やすより硬めのココアクッキーを増やしたほうが本物の方向へ近づきます。
まとめ
『X秒後の新世界』で再現に挑戦するブラックサンダーは、ココアクッキー、プレーンビスケット、チョコレートという比較的身近な材料で構成されています。
ただし本物らしさを左右するのは、材料の珍しさではありません。硬さの違う焼き菓子を組み合わせ、粗い粒を残し、チョコを厚くしすぎない。この「食感の設計」がブラックサンダーらしさの正体です。
発売翌年に一度生産終了した商品が復活し、30年以上続くブランドになった歴史まで知ると、今回の再現企画もさらに面白く見られそうです。
参考リンク
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