ミカエル堂のジャリパン|宮崎のソウルフードが復活し全国通販も開始
宮崎県で長年愛されてきた「ジャリパン」。ふんわりとしたコッペパンに、砂糖のジャリジャリとした食感が残る特製バタークリームを挟んだ、老舗パン屋「ミカエル堂」の看板商品です。
1927年創業のミカエル堂は、2023年3月にいったん休業しました。しかし、宮崎出身の大津伸詠さんが事業を引き継ぎ、2024年11月にジャリパン専門店として復活。現在は宮崎市内の店舗や一部スーパーで購入できるほか、冷凍ジャリパンの全国通販も利用できます。
2026年10月21日放送予定のテレビ東京『FIND!GOOD!FOOD!―未来を変える食の冒険―』でも、ミカエル堂を受け継いだ大津伸詠さんの挑戦が紹介されます。
長年親しまれてきた味は、どのように守られたのでしょうか。ジャリパンの特徴や値段、販売店、通販方法から、老舗パン屋の復活を支えた事業承継の物語まで紹介します。
この記事でわかること
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ミカエル堂のジャリパンの特徴と種類・値段
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全国通販の購入方法と冷凍ジャリパンの食べ方
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宮崎市の店舗・スーパーなどの販売情報
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1927年創業の老舗を復活させた大津伸詠さんの歩み
ミカエル堂のジャリパンの値段と種類

宮崎県民に愛される思い出の味、「ミカエル堂」のじゃりパンが復活!オープンネーム事業承継「relay(リレイ)」にて第三者承継を実現。 | 株式会社ライトライトのプレスリリース
ミカエル堂のジャリパンは、甘さを抑えたふんわりとしたコッペパンに、上白糖を混ぜ込んだバタークリームを挟んだ菓子パンです。
一般的なクリームパンとの大きな違いは、クリームの中に残る砂糖の粒です。なめらかなバタークリームとジャリジャリした砂糖の食感を組み合わせています。
店頭販売用の代表的な商品と税込価格は次のとおりです。
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ジャリパン(プレーン):220円
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コーフィジャリ:260円
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チョコジャリ:260円
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クリーミーチーズジャリ:260円
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レーズンジャリ:260円
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抹茶ジャリ:240円
※価格は2026年10月に公式オンラインショップで確認できる店頭受取商品の表示価格です。
基本となるプレーンは、時間をかけて練り込んだバタークリームに上白糖を混ぜ合わせた商品です。パンの端までクリームが塗られていることも特徴です。
チョコジャリは、ジャリクリームにチョコスプレッドを合わせたもの。クリーミーチーズジャリには、ほんのり塩気のあるチーズ風味のクリームが使われています。
レーズンジャリには自家製のラム酒漬けレーズンを使用。コーフィジャリは、事業承継後の新しいミカエル堂が開発したコーヒー味で、先代の店主からも評価された商品です。
伝統的な味を守りながら、新しい種類を加えている点も現在のミカエル堂の魅力となっています。
ジャリパンの全国通販と冷凍商品の価格
ミカエル堂では、2026年7月27日から冷凍ジャリパンの全国配送に対応した販売を開始しました。
宮崎県外に住んでいても、公式オンラインショップから注文できます。
公式通販で取り扱う主な商品
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冷凍ジャリパン プレーン10本入(化粧箱):2,700円(税込)
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冷凍ジャリパン アソート10本入(化粧箱):2,894円(税込)
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プレーン10本入・2箱セット:5,400円(税込)
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アソート10本入・2箱セット:5,788円(税込)
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ジャリパン定期便10本入:2,500円(税込・月額)
送料は別途必要で、配送地域や注文内容によって異なります。
プレーン10本入は、定番のジャリパンを1本ずつ個包装し、化粧箱に詰めた商品です。
アソート10本入には、プレーン5本のほか、チョコ・ラムレーズン・クリーミーチーズ・コーフィ・抹茶が各1本ずつ入っています。
異なる味を食べ比べたい場合はアソート、昔ながらの定番の味を楽しみたい場合はプレーン10本入が選択肢になります。
また、毎月届く定期便は、プレーン5本とその他5本の組み合わせです。12か月で終了する仕組みで、初回特典としてプチマルシェバッグが付属します。
冷凍ジャリパンの食べ方と保存方法
公式ショップが案内する取り扱い方法は次のとおりです。
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配送方法:冷凍便
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保存温度:マイナス18℃以下
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賞味期限:冷凍で製造日から30日
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解凍方法:個包装のまま自然解凍
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解凍時間:約2〜3時間
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発送目安:注文後3営業日以内
冷凍商品は、焼きたてのパンを急速冷凍する方法で全国配送を実現しています。
購入する際は、送料と発送条件、在庫状況を公式ショップの注文画面で確認してください。
ミカエル堂の店舗の場所・営業時間・定休日
ミカエル堂の店舗は、宮崎市中央卸売市場の関連店舗棟にあります。
市場の周辺には「カンカン通り商店街」と呼ばれる商店街があり、現在のミカエル堂もその一角で営業しています。
店舗基本情報
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店名:ミカエル堂
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住所:宮崎県宮崎市新別府町雀田1185 宮崎市中央卸売市場 関連店舗棟
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営業時間:10:00〜15:00
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販売終了:商品がなくなり次第終了
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定休日:水曜日・日曜日・祝日
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電話番号:0985-71-4404
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駐車場:市場の一般開放駐車エリアを利用
2026年10月21日は水曜日のため、通常の定休日に当たります。
店舗は製造工場と販売スペースを兼ねており、ガラス越しにパンの製造作業を見られる造りになっています。
オンラインショップには「店頭受取専用」の商品も掲載されており、対象商品は事前注文・決済を行い、指定した日時に受け取る方式です。
店頭受取商品は全国配送用の商品とは異なるため、注文時に区別する必要があります。
ジャリパンを購入できる宮崎県内のスーパー
ミカエル堂のジャリパンは、直営店舗以外でも購入できます。
2025年7月には、食品卸のヤマエ久野を通じて、宮崎県内のスーパーで販売が再開されました。
取り扱いが案内された店舗は次のとおりです。
コープみやざき
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柳丸店
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大塚店
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かおる坂店
その他の販売店舗
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フーデリー各店
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旬感マーケット大塚店
スーパーでの販売は曜日限定の入荷となるため、訪問前に各店舗で取り扱い状況を確認することが大切です。
ミカエル堂は復活当初、直営店舗での販売を中心にしていましたが、2025年から卸販売を拡大。地元の生活圏で再びジャリパンを購入できる環境が整えられてきました。
ジャリパンの誕生と1927年創業のミカエル堂の歴史
ミカエル堂は1927年に宮崎市で創業した老舗パン屋です。
看板商品となるジャリパンは昭和40年代に生まれ、宮崎市民の身近な菓子パンとして親しまれてきました。
スーパーや学校の売店などでも販売されていたため、子どものころから食べていたという人も多い、地域に根差した商品です。
ジャリパンの特徴である砂糖の粒の食感は、特製バタークリームに上白糖を混ぜることで生まれます。
一般的な菓子パンでは砂糖が溶け込んでいることも多いのに対し、ジャリパンはその粒の食感をあえて残しています。
大切なのは、パンとクリームと砂糖の組み合わせです。甘さを抑えたコッペパンがクリームを支え、砂糖の粒が独特の食感を生み出します。
この特徴的な製法によって、ジャリパンは宮崎を代表するご当地パンの一つになりました。
2023年の休業|老舗パン屋が直面した問題
長年営業してきたミカエル堂ですが、2023年3月に休業しました。
大きな問題となったのは、製造設備の老朽化や原材料費の高騰でした。
3代目店主の都成五男さんは、設備を更新するための資金負担に加え、コロナ禍や自身の病気などにも直面していました。
親族や従業員への事業承継も難しく、従来の形で営業を続けることが困難になっていきました。
しかし、都成さんにはジャリパンを後世に残したいという思いがありました。
長年作り続けてきた食品は、レシピを紙に残せば同じ味を再現できるとは限りません。製造工程には職人が経験を通して身につけてきた技術や判断があります。
そのため、ミカエル堂の事業承継では、レシピだけでなく製造技術も次の世代に引き継ぐことが重要でした。
大津伸詠さんがジャリパンを引き継いだ理由
ミカエル堂の味を受け継いだのは、宮崎市出身の大津伸詠(おおつ・のぶえ)さんです。
大津さんは東京でデジタルマーケティング関連の会社を経営していました。
パン職人としての経験はなく、飲食店の経営経験もありませんでした。それでも、子どものころから親しんでいたジャリパンを残すため、異業種から事業承継に挑戦しました。
転機となったのは、故郷の宮崎へのUターンを考え始めたことです。
大津さんは、宮崎で地域に根差した仕事ができないかと考え、事業承継の案件を探していました。
そこで出会ったのが、事業承継マッチングサービス「relay(リレイ)」に掲載されていたミカエル堂の後継者募集でした。
募集には40人以上が応募していましたが、最終的に大津さんが事業を引き継ぐことになりました。
大津さんが承継したのは、ミカエル堂ののれん、レシピ、ジャリパンの販売権などです。
一方、従来の工場や設備、従業員をそのまま引き継ぐ形ではありませんでした。
つまり、昔のパン屋をそのまま再開するのではなく、受け継いだ味を新しい製造体制で作り直す必要があったのです。
先代の技術を受け継ぎ2024年11月に復活
大津さんが大切にしたのは、先代のジャリパンの味を受け継ぐことでした。
3代目店主の都成五男さんから製造技術の指導を受け、クリームの塗り方についても先代の妻から教わりました。
工場や設備を新しく整える必要があったため、クラウドファンディングによる資金調達にも取り組みました。
その資金を活用して導入した設備の一つが、パンを焼くためのデッキオーブンです。
そして2024年11月14日、ミカエル堂はジャリパン専門店として営業を再開しました。
再出発に当たり、従来の幅広いパン製造からジャリパンを中心とした専門店へ事業を転換しました。
商品を絞ることで、必要な製造設備や作業工程を整理し、限られた店舗スペースでも製造と販売ができる体制を構築したのです。
9坪ほどの小さな工場兼店舗では、手作業を重視した製造が続けられています。
長年親しまれた味を残すことと、新しい経営体制を作ること。その両方が、ミカエル堂再生の大きな課題でした。
復活から1年で累計15万本を突破した販売体制
再開したミカエル堂では、ジャリパンの販売が順調に伸びました。
2025年11月に発表された店舗オープン1周年の実績では、累計販売本数が15万本を突破しています。
発表された数字は次のとおりです。
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累計販売本数:153,592本
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店頭販売:94,460本
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卸販売・催事販売:59,132本
これは2025年の店舗1周年時点で発表された実績であり、2026年現在の累計本数を示すものではありません。
販売を伸ばすうえで重要だったのが、直営店舗以外への販路拡大です。
当初は店頭販売が中心でしたが、2025年には卸販売を本格化。スーパーなどを通じて、より多くの人がジャリパンを購入できるようになりました。
さらに製造面では、急速冷凍設備の導入が転機となりました。
大津さんは当初から冷凍したパンを流通させる構想を持っており、2025年3月に設備を導入しています。
その後、冷凍配送の体制が整い、2026年には公式オンラインショップで全国向けの冷凍ジャリパン販売が始まりました。
地元の店舗で焼いたパンを、その日のうちに地域で販売する従来の方式から、急速冷凍によって遠方にも届ける方式へ。
ジャリパンの製造技術を守りながら、販売方法を広げたことが現在のミカエル堂の大きな変化です。
地域の味を守る事業承継とミカエル堂の現在
ミカエル堂の再生は、老舗の味を残すための第三者事業承継の事例でもあります。
一般に、家族や従業員が事業を引き継ぐことが難しい場合でも、外部の人が新しい経営者として事業を受け継ぐ方法があります。
大津さんの場合、パン作りの経験はありませんでしたが、既存の会社を経営してきた経験がありました。
一方、都成さんはジャリパンのレシピや製造技術、長年築いてきた地域とのつながりを持っていました。
その二つを組み合わせることで、ミカエル堂は新たな形で営業を再開できました。
昔と同じ味を大切にしながら、コーヒー味などの新商品開発や卸販売、冷凍通販にも取り組んでいます。
商品だけでなく、作り手の技術や地域の記憶を次の世代へ引き継いでいくことも、この事業承継が持つ意味の一つです。
まとめ
ミカエル堂のジャリパンは、上白糖入りのバタークリームを挟んだ、宮崎で長く愛されてきた菓子パンです。
1927年創業の老舗は2023年に休業しましたが、宮崎出身の大津伸詠さんが事業を引き継ぎ、2024年11月に専門店として復活しました。
現在は宮崎市の直営店、一部スーパーのほか、公式オンラインショップから冷凍ジャリパンを全国に注文できます。
昔ながらの製法と味を受け継ぎながら、新しい販売方法を取り入れることで、地域のソウルフードは次の世代へとつながっています。
参考リンク
おすすめ関連商品:冷凍ジャリパン プレーン10本入(化粧箱)|ミカエル堂公式通販
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