恩田敦司の「きくらげ姫」と秘境で生きる人々の人生激変物語
2026年10月22日(木)18時25分からテレビ東京で放送された『ナゼそこ? 元自衛隊トップガン&元人気女性アナ…華麗なる人生180度激変SP』では、驚くような人生の転機を経験した人々が紹介されました。
元F15戦闘機パイロットの恩田敦司さんが育てる白いきくらげ「きくらげ姫」、熊本の激安鶏料理店「鹿原」、用水路動画で借金7000万円を返済した農家の草野拓志さん、名古屋の83歳女性店主・川邊和子さん、屋久島で30年間山暮らしを続けるどうりんさん。
安定した仕事を手放した理由や、困難があっても働き続ける思いなど、それぞれの人生に隠された物語が明かされました。
元F15パイロット恩田敦司さんが年収1000万円を捨てた理由
宮崎県で白いきくらげを栽培する恩田敦司さんは、航空自衛隊で21年間勤務した元戦闘機パイロットです。
岐阜県出身で、航空学生制度を利用して航空自衛隊に入隊。2005年には宮崎県の新田原基地でF15戦闘機の操縦資格を取得しました。
映画『トップガン』に憧れてパイロットを目指した恩田さん。防衛大学校の受験には失敗したものの、別の道から夢を実現させました。
24歳で妻のさやかさんと結婚し、3人の娘にも恵まれました。
ところが40歳のころ、先輩が乗っていた航空機が墜落する出来事を経験。危険と隣り合わせの仕事を続けることに迷いが生じます。
そして2025年7月、長年勤めた航空自衛隊を退職しました。
年収は約1000万円から約100万円に激減。3人の娘の教育費が必要な時期でもあり、妻のさやかさんも働きに出ることになりました。
それでも恩田さんが新しい仕事として選んだのは、白いきくらげの栽培でした。
白い宝石「きくらげ姫」とは?宮崎の農家が育てる希少食材
恩田さんが宮崎市佐土原町で栽培しているのは、白いきくらげ「きくらげ姫」です。
一般的な黒いアラゲキクラゲの白色変異から生まれた食材で、白い見た目と肉厚でコリコリした食感が特徴です。
中華料理のデザートなどに使われるシロキクラゲ(銀耳)とは異なる種類になります。
恩田さんは「きくらげ堂みやざき」を営み、白いきくらげの生産・加工・販売に取り組んでいます。運営する法人は合同会社ONchaN堂です。
農業転身のもう一つのきっかけには、娘たちの存在がありました。
思春期の娘たちの肌荒れを心配し、食生活を見直すなかで白いきくらげに出会ったのです。テレビの特集を見て興味を持ち、生産農家を訪ねて実際に味わったことが、新しい仕事につながりました。
恩田さんは食生活を見直すうちに娘たちの肌荒れが落ち着いたと感じていましたが、白いきくらげ自体に治療効果があると確認されたわけではありません。
テレビ宮崎の取材では、2026年5月時点で宮崎県内16のスーパーやレストランに取り扱いが広がっていることも紹介されています。
番組では、宮崎の日本料理店「日向海」や東京の「銀座やまの辺 江戸中華」など、一流料理人とのつながりも取り上げられました。
生のきくらげ姫は、十分に加熱したうえでサラダや和え物に使うほか、スープや炒め物にも利用できます。
宮崎市のふるさと納税返礼品には、生タイプと乾燥タイプが用意されています。
熊本の秘境食堂「鹿原」1羽から15gの幻の鶏ホルモン
熊本県山鹿市鹿北町にある「とり専門店 鹿原(ろくげん)」は、福岡県との県境に近い山間部にある鶏料理店です。
店主の小川さんは、もともと材木関係の仕事をしていました。
幼少期は食べ物にも苦労し、年に2回食べられる鶏料理が何よりの楽しみだったといいます。
その経験から、おいしい鶏料理を安く提供し、多くの人に喜んでもらいたいと考えるようになりました。
妻の文子さんと鶏料理店を巡って研究を重ね、独学で技術を身につけた小川さん。62歳のときに「鹿原」を開きました。
文子さんはその後、心筋梗塞で亡くなっています。
番組で特に注目されたのが、1羽からわずか15gしか取れない希少部位を使った「鶏ホルモンの味噌焼き」です。
1日5食限定の料理で、入手できる量が極めて少ないことから、特別な一品として紹介されました。
そのほかにも、地鶏のタレ焼き、地鶏の塩焼き、皮のタレ焼き、鶏ガラだんご汁などが登場。番組では1000円以下で楽しめる鶏料理の安さも話題になりました。
熊本朝日放送の2026年3月の取材によると、鹿原では朝引き地鶏を使い、炭火で焼き上げた料理を提供しています。小川さん自身が育てた米も、お店のこだわりです。
鹿原の店舗情報
所在地は熊本県山鹿市鹿北町椎持3246-1。電話番号は0968-32-2481です。
2026年3月時点の案内では、営業時間は午前11時から午後3時までで、木曜日が定休日。食材がなくなり次第閉店となります。
営業時間や価格は掲載時期によって違いがあるため、訪問前に確認するのがおすすめです。
草野拓志さんが用水路動画4億回再生で借金7000万円を完済
島根県で米作りに取り組む草野拓志さんは、SNSで「くさひろ」として活動する農業インフルエンサーです。
番組では、用水路を流れる動画が累計4億回以上再生され、約7000万円の借金を返済した驚きの経緯が紹介されました。
草野さんは耕作放棄地を再生させるため、農業会社を設立しました。
ところが、農地の復旧には多額の資金が必要でした。自分のお金を投入して事業を続けたものの、コロナ禍で米の価格が下落し、ネット販売も思うように伸びません。
最終的に約7000万円もの負債を抱えることになります。
経営が行き詰まったとき、社員から川を流れる動画を撮影してみてはどうかと提案されました。
半ばやけくそになって撮影した動画が、予想外の大反響を呼びます。
SNSの総フォロワー数は44万人にまで増え、累計再生回数は4億回以上に達しました。
そして、動画を見た人々がお米を購入するようになり、在庫が完売。番組では借金7000万円を完済したことが紹介されました。
売り上げは耕作放棄地の復旧にもつながりました。
草野さんは農業についての情報発信も続けており、2026年3月には新潟県上越市で、SNSを活用して経営危機を乗り越えた経験を語っています。
名古屋「炭焼とんちゃん 和」83歳の川邊和子さんが18時間働く理由
愛知県名古屋市守山区にある「炭焼とんちゃん 和(かず)」では、83歳の川邊和子さんが一人で店を切り盛りしています。
その労働時間は、なんと1日約18時間。
背骨を疲労骨折し、さらに体内にできた結石を取り除く手術を受けながらも、お店を続けていました。
番組が密着した1日は、午前6時から始まりました。
朝から仕込みに取りかかり、午前8時には買い出しへ。午前10時ごろに店に戻り、午後4時の開店に向けて準備を進めます。
開店直前にようやく昼食を取り、営業が始まると次々に訪れる客を迎えました。
午後9時に営業を終えても仕事は終わりません。
片付けや掃除は深夜0時まで続き、眠りにつくのは午前1時を過ぎます。
そんな和子さんの人気メニューが、「とんちゃん焼き」です。
赤味噌だれをまとった豚ホルモンを炭火で焼く料理で、常連客から長く愛されてきました。
2024年にはテレビ愛知でも取材され、昔ながらの味と一人でお店を守る女将の姿が紹介されています。
番組では、ご飯をおいしく炊くために寒天を入れる工夫も明かされました。
和子さんの壮絶な生い立ち
和子さんは愛知県春日井市で生まれました。
8歳のころ、母親が医療ミスによって寝たきりとなり、幼いころから買い物や家事を担うようになります。
16歳のときに母親が亡くなり、27歳のときには父親も事故で他界しました。
25歳で結婚しましたが、家庭の生活は苦しく、料理の経験を生かして家族を養うために飲食店を開業しました。
客から服や食材の差し入れを受けることもあり、長年築いてきた人とのつながりが店を支えています。
炭焼とんちゃん 和の店舗情報
所在地は愛知県名古屋市守山区中志段味西原2774-1。電話番号は052-736-3860です。
営業時間については火曜から土曜が夕方、日曜が昼営業と案内されていますが、店主の体調や都合によって変更される可能性があります。来店前の確認が必要です。
屋久島のどうりんさんが30年間山奥で暮らす理由
鹿児島県の世界自然遺産・屋久島では、77歳のどうりんさんが山奥で一人暮らしを続けていました。
どうりんさんは岡山県出身です。
高校を卒業したあと、坐禅に興味を持ち、北陸地方で僧侶になりました。
その後、旅行で訪れた屋久島の自然に魅了され、島で暮らすことを決意します。
土地を購入して自ら山を開拓し、住まいを建て、坐禅道場「芙蓉寺(ふようじ)」を開きました。
以来、約30年にわたって山の中で生活しています。
番組では、街での生活を息苦しく感じていたという思いも語られました。
どうりんさんにとって自然の中での暮らしは、単なる田舎暮らしではなく、自分らしい生き方を追求するための選択だったのです。
食事には自ら育てた野菜などを活用しており、スタッフにはアシタバ、ナス、キャベツを使った甘辛味噌炒めを振る舞いました。
番組の最後には、スタッフも道場で坐禅を体験しています。
芙蓉寺はどこにある?
芙蓉寺は、屋久島北部の一湊地区にあります。
所在地は鹿児島県熊毛郡屋久島町一湊2418-115です。
寺院・修行施設の案内サイトでも、参禅修行ができる道場として紹介されています。
一般的な観光施設とは異なり、山間部の修行道場です。坐禅体験などを希望する場合は、事前に受け入れ状況を確認する必要があります。
元人気女性アナウンサーの転身と番組予告について
今回のスペシャルの番組予告では、年収3500万円を稼いだ元人気女性アナウンサーの転身も告知されていました。
ネット上での深刻な誹謗中傷が人生を変えるきっかけになったという内容です。
ただし、今回確認できた放送記録には、この女性の氏名や転身先についての具体的な取材内容が含まれていません。
そのため、人物の特定や新しい職業については断定を控えます。
スタジオで語られた出演者の意外なエピソード
スタジオには名倉潤さん、片桐仁さん、谷まりあさん、富田望生さんが登場しました。
富田さんは、反抗期に入る際に家族へ事前に宣言したというユニークなエピソードを披露。
片桐さんは粘土で作った猫のスマートフォンケースを紹介し、以前制作したイグアナ型のバナナケースをテレビ番組で壊されてしまった出来事を語りました。
谷さんは海外ロケ中の催眠術にまつわる失敗談、名倉さんは上岡龍太郎さんとの催眠術番組での思い出を明かしています。
また富田さんは、役作りに関係して5年間で約20kg減量したものの、その後半年で体重が戻ったことにも触れました。
まとめ
2026年10月22日放送の『ナゼそこ?』では、元戦闘機パイロットの恩田敦司さん、借金7000万円を完済した草野拓志さん、熊本の鹿原、名古屋の川邊和子さん、屋久島のどうりんさんを紹介。家族への思い、仕事への情熱、自分らしい暮らしへのこだわりなど、それぞれが人生を変えた理由に迫りました。
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