愛媛いもたきは里芋と鶏肉を煮込む秋の郷土料理
愛媛の「いもたき」は、里芋と鶏肉、こんにゃく、野菜などをだしで煮込む、しょうゆ風味の郷土料理です。甘辛く煮た具材を汁ごと味わうのが特徴で、秋には家族や仲間で鍋を囲む風習もあります。
2026年11月7日(土)放送予定のフジテレビ『ミキティダイニング』では、愛媛県出身の友近さんを迎え、故郷の味「いもたき」を楽しむ内容が予告されています。ここでは、家庭で再現できる愛媛県の4人分レシピと、いもたきの特徴を紹介します。以下の配合は地域の家庭向けレシピで、番組で作る料理の分量と同一とは限りません。
※放送を詳しい内容が分かり次第追記します。
いもたきの材料・分量(4人分)
里芋には、愛媛県の品種「伊予美人」を使うと、なめらかでホクホクとした食感を楽しめます。入手できなければ、一般的な里芋でも作れます。
- 里芋(伊予美人)…6個(250g)
- こんにゃく…1丁
- 鶏もも肉…170g
- にんじん…150g
- ごぼう…50g
- 松山あげ…1/3枚
- だし汁…1000ml
- 砂糖…大さじ2
- みりん…大さじ2
- 濃口しょうゆ…大さじ3
- 塩…小さじ1と1/4
- 青ねぎ(小口切り)…2本
- 七味とうがらし…少々
松山あげは油揚げの一種です。煮汁を含むと柔らかくなり、里芋や鶏肉のうまみとよくなじみます。手に入らない場合は、一般的な油揚げで代用できます。
いもたきの作り方
- 里芋の皮をむき、一口大に切ります。こんにゃくと鶏もも肉も食べやすい大きさに切ります。
- にんじんとごぼうは乱切りに、松山あげは短冊切りにします。青ねぎは小口切りにしておきます。
- 鍋にだし汁と、切った里芋・こんにゃく・鶏肉・野菜・松山あげを入れて火にかけます。
- 煮立ったらアクを取り、砂糖を加えて弱火で約10分煮込みます。
- みりん、濃口しょうゆ、塩を加え、里芋が柔らかくなるまでさらに煮込みます。
- 器に具材と煮汁を盛り、青ねぎを散らします。好みで七味とうがらしを振れば完成です。
煮汁は里芋や鶏肉のうまみが広がるので、具だけではなく汁も一緒に味わいます。里芋を柔らかく煮ることが、いもたきらしい口当たりにつながります。
里芋の下ごしらえと、おいしく作るコツ
里芋は皮をむいたあと大きさをそろえておくと、火の通りが均一になります。長く煮すぎると煮崩れるため、竹串などを刺して柔らかさを確認するのが安心です。鶏肉から出たアクは、煮立ったところで丁寧に取り除きます。
里芋の皮むきが面倒な場合は、電子レンジを使った里芋の皮むきと下処理も参考になります。下処理の加熱時間に応じて、その後の煮込み時間を調整してください。
いもたきは大洲市発祥とされる愛媛の秋の風物詩
いもたきの発祥の地とされるのは、愛媛県大洲市です。350年以上前の行事「お籠り」で、里芋を持ち寄って鍋を囲んだことが始まりと伝えられています。今でも秋には県内各地でいもたきが親しまれ、地域によって具材や味つけも少しずつ異なります。
例えば、里芋と鶏肉に厚揚げ、しいたけを合わせたり、白玉団子を入れたりする作り方もあります。愛媛県の家庭料理としての幅広さが、いもたきの魅力です。
まとめ
愛媛のいもたきは、里芋と鶏肉、こんにゃくや野菜を甘辛いだしで煮込む、秋にぴったりの郷土料理です。伊予美人と松山あげを使えば、愛媛らしい食感とうまみを楽しめます。里芋を柔らかく仕上げ、煮汁まで一緒に味わうのがおすすめです。地域によって具材や味つけが異なるため、家庭の好みに合わせて楽しめます。
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