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東京音楽大学MBT専攻とは?入試の実技試験・2027年度学費・授業内容と進路

音楽制作ソフトを表示したパソコンと電子キーボード、録音機器が並ぶ音楽とITのイメージ どえらい大学。

東京音楽大学MBT専攻は音楽とITを一緒に学べる専攻

東京音楽大学のMBT専攻は、正式名称を「ミュージックビジネス・テクノロジー専攻」といい、音楽制作と情報通信技術(ICT)を組み合わせて学べる専攻です。2024年4月に開設されました。

2026年11月7日放送のNHK Eテレ『どえらい大学。』でも取り上げられる予定です。演奏家を育てる従来の音大のイメージとは異なり、音楽とプログラミングの両方に関心がある人に向いた学びが特徴です。

MBT専攻では何を学ぶ?音楽制作とプログラミングを横断

音楽分野では、クラシックやポップス、民族音楽などに触れながら、音楽理論、楽曲制作、録音技術、DTM、ミュージック・プログラミングを段階的に学びます。学内のスタジオを使ったレコーディング実習や、ピアノ・作曲などを習熟度に合わせて学ぶ機会もあります。

ICT分野では、コンピュータの基礎からPythonやC言語によるプログラミング、AI、データ処理、データベース、ネットワーク、Web制作、ゲーム制作などを扱います。音楽を作るだけでなく、アプリやデジタルコンテンツとして発信する技術まで学べるのが特色です。

さらに音楽業界やIT、エンターテインメント業界の第一線で活動する人による講義も設けられています。卒業制作では、音楽作品のほかアプリ制作やネットワーク構築など、幅広い形で学びの成果を表現できます。

入試に音楽の実技試験はある?音楽未経験でも目指せる?

MBT専攻の入学試験には音楽の実技試験がありません。東京音楽大学は、高校までに専門的な音楽教育を受けていない人も歓迎すると案内しています。入学後に作曲などの基礎から学ぶこともできます。

ただし、実技試験がないことと、試験なしで入学できることは別です。学力試験や小論文・面接など、必要な選考内容は入試方式によって異なるため、出願時には2027年度の募集要項で志望方式の試験科目と日程を確かめてください。

2027年度の学費は初年度189万2,000円

2027年度入学生のMBT専攻の初年度学費は189万2,000円です。内訳は入学金10万円、年間授業料113万7,000円、年間施設等維持費65万5,000円となっています。

納入額は春学期が99万6,000円、秋学期が89万6,000円です。2026年度入学生の初年度学費194万2,000円と比べると、2027年度は5万円低くなっています。

この学費とは別に、入学時の後援会入会金1万円、後援会費年1万円などが必要です。希望して追加の実技科目を履修する場合には、別途費用がかかることがあります。学費の金額は入学年度や履修内容で変わるため、受験する年の案内を基準に考えましょう。

MacBookは支給される?卒業時に返却は必要?

MBT専攻では、学習用のMacBook等が学生一人につき1台支給されます。音楽制作ソフトやAdobe Creative Cloud、Microsoft 365などを使って、音響編集、プログラミング、Web制作に取り組める環境が用意されています。機種や付属ソフトは変更されることがあります。

大学の案内では、卒業時にパソコン本体を返却する必要はありません。ただし、インストールされている一部のソフトは卒業後に改めて契約が必要となる場合があります。

卒業後の進路は?音楽業界以外のIT企業も視野に

大学が想定する進路には、音楽制作会社、音楽関連企業、コンサートホール、文化施設、メディアのほか、プログラマー、システムエンジニア、Webデザイナー、ゲームクリエイター、サウンドクリエイターなどがあります。音楽を理解したデジタル人材として、多様な業界を目指せるカリキュラムです。

なお、2024年開設の専攻なので、ここに挙げた仕事は大学が示す想定進路であり、卒業生の就職実績を示すものではありません。ITパスポートや基本情報技術者試験などの資格取得も目標にできますが、取得が保証されるわけではありません。

音楽の教員免許については、MBT専攻では取得できないと大学が案内しています。教員を目指す場合は、ほかの専攻との違いにも注意が必要です。

まとめ

東京音楽大学のMBT専攻は、音楽への関心とITの知識を生かしたい人が、作曲・録音・プログラミング・ゲーム制作などを横断して学べる専攻です。音楽実技試験を必要としない入試、2027年度の学費、支給パソコンの扱いなど、進学先を選ぶうえで気になる点も具体的に確かめておきたいですね。


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