肉と同量のすりごまを使う、いつもの鶏そぼろとは違う作り方
NHK「あさイチ」2026年9月7日放送の「シン“ごますり法”でおいしさアップ」で紹介されたのが「すりごまそぼろ」です。最大の特徴は、鶏ひき肉と白すりごまを30gずつ、同量使うこと。肉をたっぷり使う一般的な鶏そぼろとは発想が違い、ごまの香り、コク、粒感を生かして食べ応えを作ります。火をつける前に材料を全部混ぜるという簡単な作り方もポイントです。ごはんに炒り卵や枝豆と一緒にのせれば、番組で紹介された「すりごまそぼろ丼」として楽しめます。
この記事でわかること
- あさイチ「すりごまそぼろ」の正確な材料
- 鶏ひき肉30gでも満足感を出せる理由
- 火をつける前に全部混ぜる理由
- 丼以外にも使えるアレンジ方法
鶏肉とすりごまが「30gずつ」の珍しいそぼろ
今回のレシピでまず驚くのが肉の量です。
2人分の材料は、
- 鶏ひき肉……30g
- 白すりごま……30g
- 砂糖……小さじ2
- しょうゆ……小さじ2
- 水……30ml
と、とてもシンプル。
そして鶏ひき肉と白すりごまが1:1です。
普通の鶏そぼろでは肉が主役で、ごまは最後に少し振る程度という使い方が多いものです。
ところが、この料理ではごまが脇役ではありません。
鶏肉と同じ30gを使うため、そぼろを構成する材料そのものとして働きます。
番組予告で「鶏肉半量でも絶品」と紹介されていた理由が、放送後の材料を見るとかなり分かりやすくなりました。
作り方は「全部入れてから火をつける」
作り方も非常に簡単です。
鍋に、
鶏ひき肉
白すりごま
砂糖
しょうゆ
水
をすべて入れます。
ここではまだ火をつけません。
先に全体をしっかり混ぜ、それから弱めの中火にかけます。
3~4分ほど混ぜながら加熱し、鍋底に水分がほとんど見えなくなれば完成です。
つまり、
「肉を炒める」
↓
「調味料を入れる」
↓
「最後にごまを加える」
という一般的な作り方とは違います。
冷たい状態から材料全部を一緒にスタートさせるのが、このそぼろの重要なポイントです。
なぜ火をつける前にごまと肉を混ぜるのか
放送内容を整理したレシピでは、先に混ぜておくことで、肉から出るうまみをごまが受け止め、調味料と一体になりやすくなると説明されています。
ここは、今回のレシピの面白いところです。
白すりごまは細かな粒になっているため、水分や調味料と混ざりやすくなっています。
そこへ肉汁やしょうゆ、砂糖が加わることで、単に「肉の上からごまをかけた料理」ではなく、肉とごまが混ざったひとつのそぼろになります。
しかも、最初から水30mlが入っています。
水分のある状態でゆっくり肉をほぐしながら加熱するため、いきなり熱いフライパンへ肉を入れて焼き固めるのとは仕上がりも変わります。
そぼろを細かくほぐしながら、ごまと味を全体へ行き渡らせやすい作り方です。
ごま30gが「肉を減らした感じ」を補ってくれる
鶏ひき肉が30gしかないと聞くと、「かなり少ないのでは?」と思います。
そこで存在感を発揮するのが30gのすりごまです。
ごまには特有の香ばしさがあり、さらに油分を含んでいるため、料理へコクを加えやすい食材です。かどや製油も、ごまから作る油について香りやコクを特徴として紹介しています。
さらに、すりごまは口の中に細かな粒が残ります。
そのため、
肉の粒
+
ごまの粒
+
甘辛い調味料
が一緒になり、一口の情報量が増えます。
肉を単に減らしただけでは物足りなくなりそうなところへ、別の食感と香りを足しているわけです。
「肉の代用品」というより、ごまをもうひとつの主材料として使っていると考えると分かりやすいレシピです。
味付けは砂糖としょうゆだけ
調味料もかなり潔い構成です。
砂糖小さじ2と、しょうゆ小さじ2。
みりん、酒、しょうが、ごま油などは使いません。
普通の鶏そぼろでは、しょうがやみりんを加えるレシピも多いですが、今回はごまそのものの風味を生かすため、味付けがシンプルになっています。
甘辛いしょうゆ味なので白いごはんとの相性もよく、卵や枝豆を合わせても味がぶつかりにくい組み合わせです。
材料数が少ないぶん、
「ごまをしっかりする」
という今回の「あさイチ」のテーマともつながります。
丼にするときは炒り卵と枝豆をプラス
完成したすりごまそぼろをごはんにのせ、炒り卵と枝豆を添えると「すりごまそぼろ丼」になります。
茶色いそぼろだけでも食べられますが、
黄色い炒り卵
緑色の枝豆
白いごはん
が加わると、一気に丼らしい見た目になります。
卵を加えることで味もまろやかになりますし、枝豆の食感もアクセントになります。
お弁当に使うなら、汁気をしっかり飛ばしてから冷ますのが扱いやすいでしょう。
すりごまそぼろは丼以外にも使える
このそぼろは、ごはん専用ではありません。
放送内容を整理したレシピでは、
- 冷ややっこ
- サンドイッチ
へのアレンジも紹介されています。
特に冷ややっこは相性がよさそうです。
豆腐だけではあっさりしすぎると感じるときも、甘辛い肉そぼろをごまと一緒にのせれば、食べ応えのある一品になります。
サンドイッチなら、レタスや卵と合わせても使えます。
材料5つで作れるので、多めに作るというより「必要な分を短時間で作る」使い方もしやすいレシピです。
「ごまを最後にかける料理」とは別物
家庭では、ごまというと完成した料理へ最後に振ることが多いですよね。
今回のすりごまそぼろは、そこから一歩進んでいます。
30gというまとまった量を最初から肉や調味料と混ぜ込みます。
そのため、ごまはトッピングではなく、
料理の量を作る材料
香りを作る材料
コクを作る材料
という3つの役目を担っています。
「あさイチ」でごますり法と一緒に紹介された料理として、とても分かりやすい実践例です。
実用情報:2人分の作り方をもう一度
作るときは次の順番です。
- 鍋に鶏ひき肉30gを入れる
- 白すりごま30gを加える
- 砂糖小さじ2、しょうゆ小さじ2を加える
- 水30mlを加える
- 火をつける前によく混ぜる
- 弱めの中火にかける
- 3~4分、混ぜながら加熱する
- 鍋底の水分が見えなくなったら火を止める
- ごはんへ盛る
- 好みで炒り卵と枝豆を添える
調理時間そのものは短く、材料を切る作業もほとんどありません。
注意したいのは、鶏ひき肉を使うため中心まで十分に火を通すことです。
鍋底の水分がなくなることだけでなく、肉の色が完全に変わり、生の部分が残っていないことを確認してください。
ごまが多いので「肉半量=カロリー半分」ではない
ここは少し注意したいところです。
鶏肉の使用量は少ないものの、ごまも脂質を多く含む食品です。
そのため、「肉を減らしているから料理全体のカロリーも半分」と単純には考えられません。
今回のレシピの魅力は、極端な低カロリー料理というより、
肉だけに頼らず、ごまのおいしさで満足感を作る
ところにあります。
「肉を減らす=我慢する」ではなく、別のおいしさを追加する発想なのが面白いですね。
まとめ
2026年9月7日の「あさイチ」で紹介された「すりごまそぼろ」は、鶏ひき肉30gに対して白すりごまも30g使う、肉とごまが1:1のそぼろです。
砂糖小さじ2、しょうゆ小さじ2、水30mlを加え、すべての材料を火をつける前に混ぜるのが大きなポイント。
弱めの中火で3~4分加熱するだけなので、作り方もかなり簡単です。
肉を減らした分をごまで単純に「かさ増し」するのではなく、すりごまの香り、コク、粒感まで料理のおいしさとして利用しています。
ごはんに炒り卵と枝豆を添えて丼にするほか、冷ややっこやサンドイッチにも使えるので、「すりごまを買ってもごまあえくらいしか使わない」という人にも試しやすいレシピです。
参考リンク
気になる生活ナビをもっと見る
購読すると最新の投稿がメールで送信されます。


コメント