24年手を入れられなかった築山が、園児50人の遊び場「相葉山」に大変身
2026年9月17日放送のテレビ朝日系『相葉ヒロミのお困りですカー?』2時間SPでは、栃木県那須塩原市の「たかはやし保育園」を舞台に、約110畳の築山を再生する大規模な園庭改造が行われました。
長年使われてきた築山には、滑らなくなった人工芝、苔、キノコ、ツツジ、水はけの悪い土壌など複数の問題が発生。相葉雅紀さんとヒロミさんは造園職人や市役所職員らと協力し、8トンの砂を使った土壌改良から芝張り、花壇づくりまで実施しました。
完成した山は「相葉山」と名付けられ、1か月後には園児たちが再び遊べる場所として山開きを迎えています。
この記事でわかること
- たかはやし保育園の場所と基本情報
- 約110畳の築山「相葉山」が完成するまで
- 8トンの砂や天然芝を使った園庭再生の内容
- 相葉雅紀さん考案のミストシャワートンネルやタイヤ花壇
たかはやし保育園は那須塩原市箭坪にある公立保育園
今回の舞台となったのは、栃木県那須塩原市にある「たかはやし保育園」です。
那須塩原市が運営する公立保育園で、市の施設一覧にも正式に掲載されています。
- 施設名:たかはやし保育園
- 区分:公立保育園
- 所在地:栃木県那須塩原市箭坪353-14
- 保育年齢:8か月~
- 開園時間:午前7時30分~午後6時30分
- 土曜日:午前7時30分~午後6時30分
番組で紹介された園には50人の園児が在籍し、25人の保育士が働いていました。
そんな園の大きな悩みとなっていたのが、園庭に造られた約110畳の築山です。
約110畳の築山は24年間使われ続けていた
築山はもともと天然芝に覆われ、園児たちが体を動かして遊ぶ場所として使われていました。
ところが年月が経つにつれ状態が悪化します。
番組では、
- 滑りにくくなった古い人工芝
- 広がった苔
- 次々と生えるキノコ
- トゲのあるツツジ
- 水はけの悪い土
- 埋め込まれていた古いタイヤ
などが問題として紹介されました。
特に人工芝を撤去してみると、下からさらに人工芝が現れ、結果的に3重になっていたことも判明します。
長い年月の中で補修を重ねながら使われてきたことが分かる状態でした。
テレビ朝日の番組情報でも、この築山は「広さ約110畳」と紹介され、24年間張り替えていなかった芝を全面的に取り替える大規模な作業として告知されていました。
まずツツジと人工芝を撤去して山をゼロから整備
作業では最初に、古い人工芝やタイヤを撤去しました。
さらに築山には大量のツツジが植えられていましたが、枝にトゲがあり、園児たちが遊ぶ場所として安全面に課題がありました。
そこで協力したのが紅陵造園の山宮さんをはじめとする造園職人です。
ツツジは単純に切り倒すのではなく、根をできるだけ傷つけないよう広い範囲を掘って抜根。別の場所へ移植できるよう丁寧に作業が進められました。
人工芝とツツジを撤去すると、残ったのが苔やキノコが生えやすい湿った土壌でした。
築山そのものから作り直す必要があったのです。
8トンの砂を入れてジメジメした土壌を改善
大きなポイントになったのが水はけの改善です。
まず築山全体の土を耕し、表面に広がっていた苔を取り除きます。
そのうえで水はけを良くする山砂を投入しました。
番組表では、使用した砂の量は「8トン」と紹介されています。
約110畳もの築山を整備するため、作業には那須塩原市役所の職員も参加。大人数で砂を運び、築山全体へ広げていきました。
単に見た目をきれいにするのではなく、苔やキノコが発生していた原因のひとつである湿った地面そのものから手を入れたことになります。
年齢別に3本の人工芝スロープを設置
築山には園児たちが滑って遊べるスロープも造られました。
ただ1本の坂を造るのではなく、年齢に合わせて傾斜を変えています。
- 乳児向け:亀さんコース
- 年少・年中向け:リスさんコース
- 年長向け:うさぎさんコース
土を転圧機でしっかり固め、その上へ新しい人工芝を施工しました。
小さな子どもから年長児まで、それぞれの成長段階に合わせて遊べる築山へ変えた点も今回の改修の特徴です。
古い人工芝では滑らなくなっていましたが、新しい人工芝になったことで、これまで冬限定だったソリ遊びも1年を通して楽しめるようになりました。
築山全体には天然芝を「べた張り」
スロープ部分には人工芝を使いましたが、それ以外の築山には天然芝が採用されました。
天然芝は管理に手間がかかります。
それでも先生たちと相談した結果、園児たちが走ったり寝転んだりできる場所として天然芝を張ることになりました。
採用したのは芝を隙間なく敷き詰める「べた張り」です。
芝を張り終えたあとは、根付きやすくするため芝の上から薄く土をかぶせる「目土」も行われました。
完成直後から遊ばせるのではなく、芝がしっかり根付くまで築山へ入らず、毎日水やりをすることも園側へ伝えられています。
廃タイヤを捨てずに花壇へ再利用
築山から撤去した古いタイヤも、そのまま廃棄されたわけではありません。
相葉さんたちはタイヤを花壇として再利用しました。
植えられたのは、
- コキア
- ローズマリー
- マリーゴールド
などの植物です。
タイヤをスロープの脇へ設置することで、園児が遊ぶ場所との境界としても活用されています。
古い遊具の一部だったタイヤを、新しい築山の景観づくりへ再利用した形です。
相葉さんがホームセンターで購入した花壇用の柵も設置され、以前とは大きく雰囲気が変わりました。
相葉雅紀考案のミストシャワートンネルも完成
改修中、相葉さんが新たに考えたのが暑さ対策です。
ホームセンターで購入したガーデンアーチを築山の入口へ設置し、そこへミストシャワーを組み合わせました。
完成したのが「ミストシャワートンネル」です。
暑い時期でも園児たちが楽しみながら涼める仕掛けで、1か月後の山開きでも人気を集めていました。
天然芝を張り直しただけではなく、完成後に子どもたちがどう遊ぶのかまで考えて設備が加えられています。
8時間の作業で完成した「相葉山」
人工芝の撤去からツツジの抜根、土壌改良、天然芝、3本のスロープ、タイヤ花壇、ミストシャワートンネルまで作業を続け、開始から約8時間で築山が完成しました。
完成した山につけられた名前が「相葉山」です。
ただし、完成したその日から園児たちが遊び始めたわけではありません。
天然芝を定着させるため約1か月待ち、その後に山開きを実施。
園児たちは新しい芝生の上を走り、スロープで遊び、相葉さんが考案したミストシャワートンネルも楽しみました。
24年間使われてきた築山は、単に元の状態へ戻すのではなく、新しい遊び方まで盛り込まれた場所へ生まれ変わったのです。
協力した紅陵造園は1973年創業の造園会社
築山の再生には、紅陵造園の職人も加わりました。
紅陵造園株式会社は群馬県前橋市に本社を置く造園会社で、公式サイトによると1973年創業。造園工事、施設の年間管理、植木や花の生産・販売などを手掛けています。
ツツジの抜根など、植物を扱う専門的な作業では職人の技術が大きな力になりました。
古い植物をただ撤去するのではなく、移植できる状態で掘り出していった点からも、今回の改修が「全部壊して新しくする」だけの作業ではなかったことが分かります。
たかはやし保育園「相葉山」の実用情報
今回紹介された施設情報をまとめると次の通りです。
- 施設:たかはやし保育園
- 所在地:栃木県那須塩原市箭坪353-14
- 種別:那須塩原市立の公立保育園
- 築山:約110畳
- 使用した砂:約8トン
- 築山の名称:相葉山
- 芝:天然芝+スロープ部分に人工芝
- スロープ:亀さん・リスさん・うさぎさんの3コース
- 主な設備:タイヤ花壇、ガーデンアーチ、ミストシャワートンネル
まとめ
『相葉ヒロミのお困りですカー?』で再生されたのは、那須塩原市のたかはやし保育園にある約110畳の築山でした。
24年間使われてきた場所には、古い人工芝や苔、キノコ、ツツジ、水はけの悪い土壌など多くの問題がありましたが、8トンの砂を使った土壌改良から全面的に作り直されています。
天然芝の築山、年齢別の3本の人工芝スロープ、廃タイヤを再利用した花壇、さらに相葉雅紀さん考案のミストシャワートンネルまで加わり、新しい遊び場「相葉山」が完成しました。
作業から1か月後には芝も根付き、園児たちが築山を駆け回る姿が見られました。長年使われてきた園庭を、これからの子どもたちが再び思い切り遊べる場所へつなぎ直した改修となっています。
参考リンク
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