記事内には、広告が含まれています。

鈴木浩之さんのハーブガーデン・ポケット、27歳で家業を継ぎ200~300種の植物が集まる園へ|ロイロム鉄道

人物

銚子電鉄沿線の「癒し空間」をつくった鈴木浩之さん

2026年9月26日放送の『BUZZ TV ロイロム鉄道〜私を待ってる人がいる〜』銚子電鉄・前編で注目したいのが、銚子市笠上町にあるハーブガーデン・ポケットです。

約5,500㎡の敷地に多彩な植物が育ち、カフェ、ドッグラン、ツリーハウス、体験教室までそろう場所。その運営会社・株式会社浜鈴総芸の代表取締役を務めるのが鈴木浩之さんです。

現在の公式案内では、庭園にはハーブを中心に200~300種の植物が植えられています。鈴木さんはもともと植物の仕事を目指していたわけではなく、飲食店を開くことに憧れていた人物でした。27歳で銚子へ戻り、「植木屋の家業」と「自分がやりたかった飲食」をハーブ園で結びつけたことが、現在につながっています。

この記事でわかること

  • 鈴木浩之さんの経歴と27歳で銚子へ戻った理由
  • ハーブガーデン・ポケットが1998年に誕生した背景
  • 200~300種の植物だけではない園内の魅力
  • 場所・営業時間・アクセス・入園料金

ハーブガーデン・ポケットは200~300種の植物が集まる庭園

公式動画:ハーブガーデンポケットPV

ハーブガーデン・ポケットは、株式会社浜鈴総芸が運営する海のそばのハーブ園です。

公式サイトでは、屋外の庭園にハーブを中心として200~300種の植物が植えられていると案内されています。園内にはハーブショップやグリーンショップ、カフェもあり、単に植物を鑑賞するだけの施設ではありません。

2019年に銚子市観光協会が鈴木さんを取材した際には、ハーブだけで100~150種類、観葉植物や多肉植物などを含めて200~250種類と紹介されていました。

その後も園は変化を続けており、銚子電鉄の観光案内では約300種類、現在の浜鈴総芸公式サイトでも200~300種とされています。長年かけて植物の種類と楽しみ方を広げてきた施設です。

鈴木浩之さんは27歳で銚子へ戻り家業を継いだ

鈴木浩之さんは銚子生まれ、銚子育ち。高校から地元を離れて奈良県へ進み、その後、天理大学国際文化学部タイ学科へ進学しています。

大学を卒業した後は運送業に就職しましたが、鈴木さんが以前から興味を持っていたのは飲食業でした。

子どもの頃から、自分が作った料理を人に食べてもらい「おいしい」と言ってもらうことが好きだったといい、奈良にいた頃にはカフェを巡りながら、自分も店を開きたいと考えていました。

一方、実家は貸し植木、造園、門松などを手掛ける植物の会社です。長男だった鈴木さんも家業を意識していましたが、自分がやりたい飲食とは接点がありませんでした。

ところが実家にハーブ園ができ、カフェを手伝うようになります。

ここで鈴木さんにとって、それまで別々だった「家業の植物」と「自分がやりたい飲食」が1つにつながりました。27歳で銚子に戻り、家業を継ぐ大きな転機となります。

ハーブ園が生まれたのは1998年、背景には観葉植物市場の変化があった

ハーブガーデン・ポケットがオープンしたのは1998年です。

当時の浜鈴総芸には観葉植物を生産するハウスが複数ありました。しかしバブル崩壊後、観葉植物の価格が下落し、生産を続けても厳しい状況になっていきました。

そこで先代の時代に新たに目を向けたのがハーブでした。

まだ現在ほどハーブが一般的ではなかった時代です。観葉植物中心だった場所をハーブ園へと変え、新しい事業として育てていきました。

鈴木さん自身も、最初からハーブに詳しかったわけではありません。

むしろ植物への関心が薄かったからこそ、初心者が何を知りたいのかが分かると考え、植物の説明資料やホームページなどを自ら制作。学びながら知識を身につけていきました。

現在では浜鈴総芸の代表取締役として、ハーブガーデンの運営だけでなく、造園、グリーンレンタル、生花、門松生産など幅広い植物事業を手掛けています。

ラベンダー畑をドッグランへ変えた発想力

現在のハーブガーデン・ポケットを特徴づけているのが、来園者の声を取り入れながら施設そのものを変えてきたことです。

代表例がドッグランです。

以前はテラス席が3席ほどでしたが、犬を連れた利用者が増えたことで需要を感じた鈴木さんは、ラベンダー畑をドッグランへ変更。テラス席も拡大しました。

園内にはさらに、

  • ツリーハウス
  • ハーブを使ったカフェ
  • ハーブショップ
  • グリーンショップ
  • ワークショップ
  • 錦鯉へのエサやり体験
  • ペットと歩ける庭園

などがあります。

大きなタブノキにつくられたツリーハウスも、鈴木さんとスタッフが手作りしたものです。

「植物を見る場所」だけではなく、子ども、家族、愛犬と一緒に過ごせる場所へ変えてきた点が、現在のハーブガーデン・ポケットの大きな特徴です。

カフェは鈴木浩之さんが抱いていた飲食店の夢につながった

鈴木さんが若い頃からやりたかった飲食の仕事は、ハーブ園のカフェという形で実現しました。

銚子市観光協会の取材時には、園で採れたバジルを使う香草ピッツァ、ハーブを取り入れたオムライス、ハーブティー、ラベンダーコーヒー、ローズコーヒーなどが紹介されています。

さらに2020年には地元の銚子ビールと共同で「銚子灯台コーラ」を開発。

犬吠埼の大地、海と空、朝焼けを色の変化で表現したクラフトコーラで、現在は公式通販でも販売されています。

植木屋を継ぐこととカフェを開くこと。

若い頃の鈴木さんには結びつかなかった2つが、ハーブガーデン・ポケットという場所で同時に形になっています。

実は門松も年間約2000対を生産

浜鈴総芸には、ハーブ園とはまったく違うもう1つの顔があります。

門松づくりです。

2019年の銚子市観光協会の取材では、毎年約2000対、個数にすると約4000個の門松を納めていると紹介されています。2024年の銚子市広報でも、浜鈴総芸が約2000対を出荷する門松生産者として取り上げられています。

ハーブ園だけを運営している会社ではなく、造園や植木、門松という家業の技術を土台にしながら、新しい観光スポットを育ててきた点も鈴木さんの歩みを知るうえで重要です。

ハーブガーデン・ポケットの場所・営業時間・アクセス

現在確認できる基本情報です。

  • 住所:千葉県銚子市笠上町7005
  • 電話:0479-25-3000
  • 入園料:無料
  • 営業時間:9:00~18:00、冬季は9:00~17:00
  • 定休日:木曜日
  • 12~2月:土日祝日のみ営業
  • 駐車場:約30台・無料
  • 最寄り駅:銚子電鉄「笠上黒生駅」
  • 笠上黒生駅から徒歩:約10分

施設ではラベンダー摘み、ハーブを使った体験、ツリーハウスなども楽しめます。体験内容や料金は変更されることがあるため、利用時は公式情報の確認がおすすめです。

まとめ

鈴木浩之さんは、もともと飲食業を志していた人物です。

27歳で銚子へ戻り、実家の造園業とハーブ園を継いだことから人生が大きく変わりました。

1998年に先代が始めたハーブガーデン・ポケットを受け継ぎ、ドッグラン、ツリーハウス、ワークショップ、カフェなどを加えながら、現在は200~300種の植物が育つ体験型のガーデンへ発展させています。

銚子電鉄の笠上黒生駅から歩いて約10分。鉄道旅の途中で植物、食事、体験をまとめて楽しめる、銚子ならではの立ち寄りスポットです。

参考リンク

おすすめ関連商品

銚子灯台コーラ&夜明けの炭酸水の素セット

オリジナルブレンド ローズコーヒー(薔薇珈琲)50g


気になる生活ナビをもっと見る

購読すると最新の投稿がメールで送信されます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました