警視庁警察官の採用試験に身長・体重の数値制限はない
警視庁の警察官採用試験では、身長・体重の数値による受験制限が廃止されています。「男性は何cm以上」「女性は何cm以上」といった最低身長の条件はありません。一方で、視力は両眼とも裸眼0.6以上、または両眼とも矯正1.0以上という基準があり、体力検査と健康状態の確認も行われます。
2026年11月2日放送予定のTBS『岡田准一とロバート秋山の今さらシロー!』では、濱田岳さんとともに警視庁警察学校の訓練や採用の変化が紹介されます。
警察官になりたい人が最初に確認したい、身長・視力・体力の条件を整理します。
身長が低くても受験できる?身長・体重の基準は廃止
警視庁の警察官採用では、かつて設けられていた身長・体重の数値基準が撤廃されています。男性・女性ともに、決まった身長に達していないことだけを理由に受験資格を失う制度ではありません。
ただし「身体検査で身長や体重をまったく測らない」という意味ではありません。採用試験の第2次試験では、身長測定・体重測定も行われます。数値による最低条件の有無と、健康状態などを確認する検査は区別しましょう。
視力は裸眼0.6以上か、メガネなどで矯正1.0以上
警視庁が定める視力条件は、裸眼視力が左右それぞれ0.6以上、または矯正視力が左右それぞれ1.0以上です。「左右を合わせて1.0」という条件ではありません。
裸眼で基準に届かなくても、メガネやコンタクトレンズで矯正した視力が両眼それぞれ1.0以上あれば、視力に関する数値条件を満たします。裸眼視力に不安がある人は、申し込み前に眼科などで左右別の矯正視力を確認しておくと安心です。
色覚・聴力については一律の数値ではなく、警察官の職務遂行に支障がないことが条件です。視力の基準を満たしていても、ほかの身体検査や試験に合格する必要があります。
体力検査は腕立て伏せ・バーピーなど4種目
警視庁の警察官採用試験では、筆記試験に続く第2次試験で、面接、身体検査、体力検査、適性検査を実施します。体力検査として公表されている種目は次の4種目です。
- 腕立て伏せ
- バーピーテスト
- 上体起こし
- 反復横跳び
体力検査は警察官として仕事を行うために必要な体力があるかを確認するものです。公表されている採用案内には、受験者全員に共通する「腕立て伏せを何回できれば必ず合格」などの一律の合格回数は示されていません。具体的な実施方法は受験する試験の案内で確認してください。種目も変更される場合があります。
体力だけではない|病気や運動機能の確認もある
採用時の身体検査では、視力に加えて、聴力、色覚、運動機能、医師の診察、レントゲン、血液検査、尿検査などを確認します。警察官としての職務執行に支障のある疾患や運動機能上の問題がないことが条件です。
身長制限がないことは、健康状態による条件が一切ないという意味ではありません。治療中の病気や手術歴などが気になる場合は、自己判断で受験を諦めず、警視庁採用センターに確認しましょう。受験条件の判断は、採用試験の正式な基準によります。
2027年度の前倒し試験は11月2日から申し込み受付
2027年度(令和9年度)の第1回・前倒し警察官採用試験は、2026年11月2日午前9時から11月27日午後5時まで、インターネットで申し込みを受け付けます。第1次試験日は2027年1月10日(日)です。
対象はⅠ類(大学卒業程度)で、大学3年生相当の年齢から受験できます。第1次試験ではSPI3の基礎能力検査(70題・1時間10分)と論文試験、資格経歴等の評定、適性検査を実施します。第2次試験では面接、身体検査、体力検査などがあります。
2027年度の試験要項と受付期間は警視庁の採用試験案内で確認できます。今後の年度も同じ日程とは限らないため、受験する年度の募集要項を必ず確認してください。
警察学校に入った後はどんな生活になる?
採用試験に合格すると警視庁警察学校に入校し、全寮制で警察官に必要な知識や技術を身に付けます。入校から給料が支給される仕組みや大卒・高卒程度の初任給は、警視庁警察学校の給料と費用で詳しく紹介しています。
起床・消灯の時刻や武道・逮捕術の訓練については、警視庁警察学校の1日のスケジュールも参考になります。採用試験の体力検査と、入校後の訓練は別のものです。
まとめ
警視庁の警察官採用試験では、身長と体重の数値制限が廃止されています。一方、視力は裸眼で左右それぞれ0.6以上、または矯正で左右それぞれ1.0以上が必要です。体力検査は腕立て伏せ、バーピー、上体起こし、反復横跳びの4種目。身長だけで判断せず、受験年度の正式な条件を確認しましょう。
気になる生活ナビをもっと見る
購読すると最新の投稿がメールで送信されます。

