希望のまち北九州の場所と開業日、誰もが利用できる施設の特徴
希望のまちは、福岡県北九州市小倉北区神岳に建設された複合型福祉施設です。かつて特定危険指定暴力団・工藤会の本部事務所があった土地を、人々が集い、困ったときに助け合える場所へと生まれ変わらせる取り組みです。
2026年10月26日放送のNHK総合『午後LIVE ニュースーン』では、施設づくりを進める認定NPO法人「抱樸(ほうぼく)」の理事長・奥田知志さんへの密着が予定されています。
希望のまちの場所と2026年10月31日の開業予定

希望のまちプロジェクト特設ページ | 認定NPO法人 抱樸(ほうぼく)
希望のまちは、北九州市小倉北区の住宅地に位置する3階建ての施設です。
所在地とアクセスは次のとおりです。
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施設名:希望のまち
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所在地:福岡県北九州市小倉北区神岳1丁目1-12
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最寄りバス停:西鉄バス「明和町」から徒歩約2分
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北九州モノレール「香春口三萩野駅」から徒歩約18分
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JR小倉駅から車で約10分
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2026年10月31日:1階部分プレオープン
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2026年12月1日:全館グランドオープン予定
建物は2026年8月31日に完成しました。
10月31日には、午前10時から午後2時まで地域向けの内覧会が開催されます。1階部分は自由に見学でき、2階・3階についてはスタッフが案内する施設内覧ツアーへの参加が必要です。
内覧会は予約不要で、遠方からの参加も歓迎されています。
午後3時からは、北九州市長の武内和久さん、村上財団創設者の村上世彰さん、奥田知志さんが参加する記念講演会も予定されています。参加費は無料です。
なお、10月31日のイベントには専用駐車場がありません。車で訪れる場合は近隣のコインパーキングを利用する必要があります。
施設には何がある?レストラン・交流スペース・救護施設
希望のまちの特徴は、地域住民が利用できる交流施設と、生活に困難を抱える人のための福祉施設が一体になっていることです。
1階は、年齢や福祉サービスの利用状況にかかわらず、人々が集まるための場所として整備されています。
主な機能には、次のようなものがあります。
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地域住民が集まれる広間
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レストランや交流のためのスペース
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音楽スタジオ
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子どもや家族の居場所
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生活上の困りごとを受け止める相談機能
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地域活動やボランティアの拠点
10月31日のプレオープンでは、「一生もんshop緑々(あおあお)」の新店舗が開店します。
また、「レストランen by spicecafe」では、特別メニューの有料試食が予定されています。
通常営業の時間やメニュー、利用条件については、最新の施設案内で確認する必要があります。
一方、2階と3階には、生活上のさまざまな事情によって支援が必要な人を受け入れる救護施設が設けられます。約50人が暮らせる個室が、中庭を囲むように配置されています。
救護施設は、単なる宿泊施設ではありません。生活保護法に基づく福祉施設で、入所は原則として福祉事務所を通じた手続きによって決まります。
入所を希望する場合は、まず居住地域を担当する福祉事務所に相談することが基本です。
なぜ工藤会本部跡地に福祉施設を建設したのか
希望のまちが注目される大きな理由の一つが、建設された土地の歴史です。
この場所には、かつて工藤会の本部事務所がありました。
施設づくりを進めた抱樸は、2020年4月に土地の購入契約を結び、寄付を募りながら取得費用の返済を進めました。
2022年3月には、土地購入資金1億3,000万円の支払いを終え、正式に土地を取得しています。
その後も建設資材の高騰や工事の入札不調などに直面しましたが、全国からの寄付や支援を受け、2025年1月に着工しました。
建築設計には、建築家の手塚貴晴さんと手塚由比さんが率いる手塚建築研究所が関わっています。
そして2026年8月、構想から長い年月をかけて建物が完成しました。
かつて人々に不安を与えていた場所を、今度は地域の人たちが安心して集まり、困ったときに助けを求められる場所へ変える。
希望のまちは、土地の使い方だけでなく、地域と人との関係をつくり直そうとする取り組みでもあります。
奥田知志さんと抱樸が目指す「誰も孤立しないまち」
希望のまちプロジェクトを中心となって進めてきたのが、認定NPO法人抱樸の理事長、奥田知志(おくだ・ともし)さんです。
奥田さんは1963年生まれ。東八幡キリスト教会の牧師として活動する一方、長年にわたってホームレス状態にある人々や生活困窮者の支援に取り組んできました。
1990年に北九州市へ赴任してからも支援活動を続け、抱樸ではこれまでに3,800人以上のホームレス状態にあった人々の自立を支えてきました。
奥田さんたちが重視しているのは、住まいや仕事を確保することだけではありません。
住居を得ても、話し相手がいない、困ったときに頼れる人がいないといった社会的孤立が残る場合があります。
抱樸では、経済的な困窮と社会的な孤立の両方に向き合う支援を続けています。
希望のまちでは、その経験を生かし、支援する側と支援される側を固定しない地域づくりを目指します。
例えば、救護施設で暮らす人も地域活動に参加し、地域住民も困りごとがあれば相談できる。子どもから高齢者まで、さまざまな人が同じ場所で交流できる仕組みです。
施設では、地域との交流や相談支援だけでなく、子どもの学習支援、災害時の避難場所としての役割なども構想されています。
見学や相談、寄付で希望のまちに関わる方法
希望のまちは、福祉サービスを受ける人だけの施設ではありません。
地域住民が気軽に立ち寄り、交流やイベントに参加できる場所を目指しています。
2026年10月31日の内覧会以降も、イベントや施設見学に関する情報が順次案内される予定です。
施設での相談内容や利用可能なサービスは目的によって異なるため、事前に運営団体へ確認すると安心です。
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運営・問い合わせ先:認定NPO法人抱樸
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電話:093-653-0779
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問い合わせ受付:平日9時~17時
また、抱樸では施設の整備や運営を支える寄付も受け付けています。
継続的に活動を支える「ほうぼくサポーター」は月額1,000円から参加できます。単発の寄付やボランティアなど、関わり方もさまざまです。
施設の利用案内やイベント情報は、抱樸の希望のまちプロジェクト公式ページで確認できます。
まとめ
希望のまちは、北九州市の工藤会本部事務所跡地に誕生した複合型福祉施設です。2026年10月31日に1階がプレオープンし、12月1日に全面開業する予定です。奥田知志さんと抱樸が進めるこの取り組みは、生活困窮者の支援と地域交流を結びつけ、誰も孤立しない地域社会の実現を目指しています。
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