ラグビー一筋だった青年が俳優へ、高橋光臣の歩みをたどる
2026年9月11日放送の「知識の扉よ開け!ドア×ドア クエスト」に出演する高橋光臣さんは、現在「VIVANT」第2シーズンの張競士役でも注目されています。しかし、その経歴をさかのぼると、高校・大学時代はラグビー一筋。卒業後にある出来事をきっかけに人生を考え直し、それまで考えたこともなかった俳優の世界へ飛び込みました。ボウケンレッド、朝ドラ、日曜劇場、そして2026年の「VIVANT」へと続く歩みには、かなり大きな転機があります。
この記事でわかること
- 高橋光臣さんの年齢・出身地・現在の活動
- ラグビーに打ち込んだ学生時代と俳優転身のきっかけ
- ボウケンレッドから「梅ちゃん先生」「ノーサイド・ゲーム」までの経歴
- 2026年「VIVANT」張競士役で挑戦したこと
2026年は「VIVANT」張競士役で再び注目

出典:TBS NEWS DIG
高橋光臣さんは1982年3月10日生まれ、大阪府出身。2026年9月現在44歳で、スターダストプロモーションに所属しています。身長176cm、趣味はスイーツ作りと健康管理、特技は殺陣と乗馬です。
2026年に大きな話題となった仕事のひとつが、日曜劇場「VIVANT」第2シーズンへの出演です。
高橋さんが演じる張競士(チョウ・ケイシ)は、第16話から登場。TBSの人物紹介にも正式に高橋さんの名前が掲載されています。
高橋さん自身、第1シーズンを見ながら「参加したい」と思っていたそうで、第2シーズンへの出演オファー、さらに海外ロケへの参加が決まったことを非常に喜んだと語っています。
役柄で特に大きな挑戦だったのが中国語です。
高橋さんにとって、役として本格的に中国語を話すのは初めて。中国語監修の指導を受け、流暢に聞こえるよう練習を重ねました。さらに張競士という人物には「二重スパイ」という要素があり、高橋さん自身もその設定に強くひかれたと明かしています。
中学2年でラグビーと出会い、強豪・啓光学園へ
俳優になる前の高橋さんを語るうえで外せないのがラグビーです。
常翔学園の卒業生インタビューによると、ラグビーを始めたのは中学2年。地元の公立中学校にできたばかりのラグビー部へ誘われたことがきっかけでした。
高校はラグビー強豪校だった啓光学園高校、現在の常翔啓光学園高校へ進学。100人を超える部員が全国制覇を目指して競い合う厳しい環境に入りました。
そこで監督から掛けられた「悔しかったら一流になれ!」という言葉は、その後の高橋さんの生き方にも残ったといいます。
高校卒業後は東洋大学へ進学し、大学でもラグビー部に所属。東洋大学も、高橋さんが在学中に同大学ラグビー部で活動していた卒業生であることを公式に紹介しています。
現在もラグビーとの縁は切れていません。2025-26シーズンにはリコーブラックラムズ東京の応援アンバサダーに就任しており、リーグワン公式も高校・大学でのラグビー経験を紹介しています。
俳優を目指した転機は後輩との別れと映画「ラスト サムライ」
大学卒業後、高橋さんは当初、親の仕事を継ぐことも漠然と考えていたそうです。
ところが、高校時代と大学時代の後輩を相次いで亡くしたことで、「自分も明日死ぬかもしれない。本当にやりたいことは何か」と人生を考え直すようになります。
そんな時に見た映画が「ラスト サムライ」でした。
渡辺謙さんの演技に強い衝撃を受け、それまで俳優という職業を考えたこともなかったにもかかわらず、芸能事務所へ応募。ラグビー一筋だった学生時代から、まったく違う世界へ方向転換しました。
この部分は、高橋さんの経歴でも特に大きな転機です。
子どもの頃から俳優を目指して養成所に通っていたタイプではなく、大学卒業のタイミングで「人生は短い」と感じたことから道を変えています。
2006年「轟轟戦隊ボウケンジャー」で主演
俳優転身後の大きな仕事となったのが、2006年放送の「轟轟戦隊ボウケンジャー」です。
高橋さんは主人公・明石暁/ボウケンレッド役を演じました。所属事務所の公式経歴でも、2006年のテレビシリーズと映画「轟轟戦隊ボウケンジャー THE MOVIE 最強のプレシャス」で主演したことが確認できます。
その後も出演を重ね、2012年にはNHK連続テレビ小説「梅ちゃん先生」の松岡敏夫役で幅広い層に知られるようになりました。常翔学園の卒業生インタビューでも、30歳で出演した「梅ちゃん先生」が注目を集める大きな作品だったと振り返られています。
時代劇への出演も増え、「大岡越前」シリーズなどで俳優としての幅を広げていきました。
ラグビー経験が俳優人生と再びつながった「ノーサイド・ゲーム」
学生時代に青春を注いだラグビーと俳優の仕事が大きく重なったのが、2019年の日曜劇場「ノーサイド・ゲーム」です。
高橋さんが演じた岸和田徹は、トキワ自動車ラグビーチーム「アストロズ」の主将。ポジションはセンターで、自分の活躍よりチームの勝利を優先するキャプテンとして描かれました。
実際の高橋さん自身も高校・大学でラグビーを経験しています。
撮影では元日本代表クラスのラグビー経験者を含むメンバーをまとめる立場となり、高校時代の監督から教わった「普段の生活態度がすべてプレーに出る」という言葉を思い出したそうです。撮影現場でも周囲へ積極的に声を掛け、チーム作りを意識していたと語っています。
高橋さんの経歴の中でも、「学生時代の経験が何年もたって俳優の仕事にそのまま生きた」代表的な作品です。
「DCU」を経て「VIVANT」で阿部寛と再共演
2022年にはTBS日曜劇場「DCU」で西野斗真役を担当しました。
西野はDCUの副隊長。TBSも当時、高橋さんを「ノーサイド・ゲーム」でラグビーチームのキャプテン役を演じた俳優として紹介しています。
そして2026年の「VIVANT」で、阿部寛さんと再共演しました。
高橋さんは「VIVANT」の撮影について、阿部さんと再び共演できたことに大きな安心感があったと語っています。また、中国語のセリフや海外ロケなど、それまでとは違う新しい課題にも取り組みました。
20年以上俳優を続けてきた後でも、新しい言語や海外撮影に挑戦しているところも、高橋さんのキャリアの面白さです。
2026年から2027年も出演作が続く
2026年9月現在、高橋さんの出演は「VIVANT」だけではありません。
BS時代劇「大岡越前9」では伊生正武役、2026年公開の映画「キングダム 魂の決戦」では干央役を担当。さらに2027年NHK大河ドラマ「逆賊の幕臣」では駒井朝温役で出演予定です。
そして9月22日には「轟轟戦隊ボウケンジャー」20周年イベントへの出演も予定されています。
2006年のボウケンレッドから20年。過去の代表作が節目を迎える一方で、「VIVANT」や大河ドラマといった新しい作品にも出演している状況です。
実用情報:高橋光臣を知るなら押さえておきたい代表作
初期の高橋さんを知るなら「轟轟戦隊ボウケンジャー」。
俳優として広く知られる転機を見るならNHK「梅ちゃん先生」。
本人のラグビー経験が最も直接的に生かされた作品なら「ノーサイド・ゲーム」。
そして2026年現在の高橋さんを見るなら「VIVANT」第2シーズンが分かりやすいでしょう。
特に2026年は「轟轟戦隊ボウケンジャー」放送20周年に合わせ、東映ビデオから「轟轟戦隊ボウケンジャー DVD COLLECTION VOL.1」が9月9日に発売されています。
「ドア×ドアクエスト」で初めて高橋さんを知った人が俳優としての歩みを振り返るには、ちょうど節目の時期でもあります。
まとめ
高橋光臣さんは、子どもの頃から芸能界を目指していた俳優ではありません。
中学2年からラグビーに打ち込み、啓光学園高校、東洋大学でも競技を継続。大学卒業を前に身近な人との別れを経験し、映画「ラスト サムライ」に刺激を受けて俳優の道へ進みました。
2006年のボウケンレッド、2012年の「梅ちゃん先生」、2019年の「ノーサイド・ゲーム」などを経て、2026年は「VIVANT」で二重スパイ・張競士を演じています。
その一方で、家庭ではお菓子作りを続け、「ドア×ドアクエスト」ではガトーショコラ作りに挑戦。ラグビー、アクション、時代劇、スイーツと、一見つながらない経験をそれぞれ仕事へ生かしている俳優です。
参考リンク
高橋光臣|スターダストプロモーション
高橋光臣さん 活躍する卒業生|常翔学園
高橋光臣「VIVANT」インタビュー|TBS NEWS DIG
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